キャッシュレス決済周りの専門用語集です。わからない用語があればここでお調べください。
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頭文字があいうえおの専門用語です。
アービトレーション
アービトレーションをそのまま日本語に訳すと仲裁のこと。
クレジットカード業界におけるアービトレーションはチャージバックの際、カード発行会社と加盟店契約会社のどちらが金銭の責任を持つのかをVisaやMastercardといった国際ブランドが仲裁することを指します(チャージバックの解説はこちら)。
アウトソーシング
外部企業に業務を委託すること。
英語ではoutsourcingと書き、直訳すると外部の資源利用となります。
自社の業務の一部を戦略的に外部の専門業者に委託することで、コストダウンにつながる、あるいは自社のコアビジネスに集中できるようになります。
アウトソーシングは1980年代初頭にアメリカで誕生:
アウトソーシングは1980年代初頭のアメリカで用いられるようになった経営手法で、日本でも1990年代から広まり始めました。
これまでも下請けや、周辺業務を外注として他業者に任せることは行われていましたが、ここでいうアウトソーシングはより専門的な業務を外注することを言います。
たとえば人事や経理などの管理業務をはじめ、製造や営業販売などの専門的な業務を自社よりも高い付加価値が享受できる外部の専門機関へ委託するのです。
iPhoneで有名なアップルは製造していない:
有名な企業では、iPhoneやMACなどのIT機器でおなじみの「Apple(アップル)」は一見製造業と思われがちですが、実は一切製造をしていません。
アップルは商品開発、ブランディング、営業販売の業務に集中しており、実際に作るのはアウトソーシング先の工場なのです(鴻海精密工業)。
このような工場を持っていないメーカーのことをファブレス企業やファブレスメーカーと呼びます。
アウトソーシングは世界を巻き込んで広がりを見せる:
世界有数の企業であるアップルがそうであるように、企業のアウトソーシング活用は当然になりつつあります。
情報通信システムの発達に伴い、IT関係のアウトソーシングは国をまたぐアウトソーシングも珍しくありません。
情報システムの構築・運用・保守などは、高度な専門性が不可欠なためアウトソーシングの対象になりやすいのですが、アウトソーシング先は中国、インド、ベトナム、タイなどにあるのです。
また、アメリカの企業のコールセンターに電話をかけると、人件費が安く英語を話せるインドのアウトソーシング先の会社につながることも一般的になってきました。
一方で、アウトソーシングには、情報流出のリスクや、社内にノウハウが蓄積されないといったデメリットもあります。
クレジットカード発行&管理もアウトソーシングの時代:
クレジットカードの発行&管理も、中小規模のクレジットカード会社を中心に、アウトソーシングする動きが広がっています。
やはり規模のビジネスであるクレジットカードを発行するためには軽く100億円を超えるようなシステム投資が必要。
そのため、そういった業務をすでにシステムを保有している企業に任せることで、気軽にクレジットカードを発行できるようにしているのですね。
大手カード会社もそういった手数料収入を目当てに、積極的に業務受注をしている傾向にあります。
悪質加盟店
キャッシュレス決済業者と提携している小売店や飲食店等のうち、悪質なもの。
信販会社やクレジットカード会社と提携し、キャッシュレス決済が使えるお店のことを加盟店と呼びます。
この加盟店の中には消費者とのトラブルを起こしがちな店舗や、架空の売上伝票をたててしまう店舗など、不当に代金を請求する店舗がまれに存在。
こうした悪質な業者を総称して悪質加盟店と呼んでいます。
特に近年ではインターネットの普及により、ネット上にも悪質加盟店が増加傾向。キャッシュレス決済利用の際は十分に注意してください。
加盟店ルールを守らない加盟店も多い:
利用者が実害を被る以外にも、ルールを守らない悪質加盟店も見られます。
たとえばクレジットカード加盟店にてカード利用があった際には、加盟店手数料を支払うことになっています。
この加盟店手数料は本来、クレジットカード加盟店が負担することになっていますが、「クレジットカードご利用の際には代金の5%を手数料としていただきます」などと利用者側に手数料負担を求めるお店も見られます。
このようなやり方は国内だとクレジットカード加盟店規約に違反。利用者は負担する必要がありません。
小額決済禁止も厳密には加盟店規約違反:
その他にも、「○○円未満の場合はキャッシュレス決済利用はお断り」というものも、厳密には加盟店規約違反。
このようなお店もときどき見かけますが、長期間是正されないようであれば決済を担当しているキャッシュレス決済業者まで連絡を入れましょう。
アクセスカード
アクセスカードとは、鍵の代わりとして使える認証用カードのこと。
キャッシュレス業界だと銀行ATMを利用するためのキャッシュカードや、CD(現金自動支払機)が使えるローンカードをアクセスカードと呼ぶことがありますが、あまり一般的ではありません。
アクワイアラー
アクワイアラーとは、加盟店契約会社のこと。
一般的にクレジットカード会社の事業は、カード発行業務である「イシュアリング」と加盟店契約業務である「アクワイアリング」と呼びます。
アクワイアラーはクレジットカード加盟店を開拓する資格を持った会社のこと。
これによりクレジットカードの利用範囲を広げたり、会員獲得の幅を広げることができるようになります。
国際ブランド、イシュア、アクワイアラーの役割とは:
クレジットカード業界には、上記のイシュアーに加え、アクワイアリングを行うアクワイアラー、そして国際ブランド、カード加盟店の関係があります。
国際ブランドとはVisa、MasterCard、JCBなどのことで、世界中で利用できる決済の仕組みを作っています。
イシュアーは国際ブランドの決済のライセンスを取得し、実際にクレジットカードを発行。ポイントサービスや会員特典などを提供するのも、このイシュアーの役割となります。
アクワイアラーは、クレジットカードの使えるお店であるカード加盟店を開拓する役割を担当。そしてアクワイアラーは新規開拓した加盟店から、他社のカード利用手数料のうちの一部を受け取ることができます。
そのため、加盟店を増やすほど、利用手数料収入が増加します。
アクワイアリングバンクとは?:
日本の場合、クレジットカード会社がイシュアーとアクワイアラーを兼ねるのが一般的。
一方、アメリカでは銀行がアクワイアラーとなる場合が多いため、アクワイアラーのことをアクワイアリングバンクと呼ぶ場合もあります。
アクワイアリング
アクワイアリングとは、クレジットカード会社における加盟店契約業務のこと。
詳しくはアクワイアラーの項目を参照。
アソシエイトメンバー
ビザ・インターナショナルのメンバーの中で、プリンシパルメンバーのサポートを受けることによってカード発行や加盟店契約業務を行えるメンバーのこと。
英語ではAssociate Memberと書かれます。アソシエイトとは「仲間」「共同事業者」と言う意味で使われています。
最近では、アフィリエイト広告などを掲載する会員のことをアフィリエイトメンバーやアソシエイトメンバーと呼ぶケースが増加中。
ほかにも企業が業務パートナーを募集する際にもアソシエイトメンバーと言う言葉を使われることがあります。
クレジットカードにおけるアソシエイトメンバー
クレジットカード業界におけるアソシエイトメンバーは、国際ブランドであるビザ・インターナショナルのメンバーの一つです。
国際ブランドであるビザは、各国でVisaカードを発行できるライセンスを与えた会社のことを「プリンシパルメンバー」と呼んでいます。
さらにプリンシパルメンバーは、自身がライセンスを発行してカード発行の許可をすることも出来、そのメンバーがアソシエイトメンバー。
アソシエイトメンバーはビザ・インターナショナル本体ではなくプリンシパルメンバーにサポートを受けながらカード事業を行うのですね。
わかりやすくいえばプリンシパルメンバーは正会員、アソシエイトメンバーは準会員といった分類となります。
フランチャイズにより国際ブランドを普及
このような仕組みによりビザ・インターナショナルはカード会員の獲得や加盟店契約を行う事、カードの発行をしたりすることを許可しています。
このようにしてVisaのロゴが付いたクレジットカードを多く発行でき、結果として広く普及しているのです。
アソシエーションルール
データの中から、頻繁に同時発生する事象同士の相関関係のこと。
アソシエーションルール(Association Rule)とは相関ルールと訳し、大量のデータの中から見つけられる価値のある相関関係のことです。
相関関係とはある事象が発生すると別の事象が関連して発生するといった、関係性が強い組み合わせのことです。
アソシエーションルールはどこで使われいているのか?
相関ルールはスーパーマーケットのバスケット分析などで使われるのが一般的。
バスケット分析とはスーパーマーケットで買い物をする際に買い物かごの中にどのような商品が一緒に入っているかを見極めるものです。
たとえばPOSデータを分析し、「紙おむつとビールが同時に売れる」といったアソシエーションルールを見つけたという有名な例があります。
理由としては赤ちゃんのいる家庭のお父さんが紙おむつを買ったついでに、ビールも買って帰るという行動が多かったそうです。
このようにデータベースに蓄積された大量のデータから関連性や群集をなすパターンや、類似性などを帰納法を用いて分析する技術をアソシエーション分析と呼びます。
アソシエーションルールを見つけて売上アップを狙う:
アソシエーションルールは、小売業では相関関係にある商品同士を同じ場所に置いたり、オンラインショップでは、相関関係にある商品の片一方を購入した方にもう一方の商品をオススメとして表示するなどのといった活用がされています。
ただしアソシエーションルールは相関があるという事実を示すだけで、その因果律を実証するものではありません。
また、アソシエーション分析では、ありふれたルールや当たり前の事などが大量に導き出されるため、データの通りにすればビジネスがうまくいく訳でもないのが難しいところです。
アドオン方式
利息計算方式の一種のこと。
キャッシングの際にかかる利息の計算方法には、「アドオン方式」と「実質年利(実質年率)」があります。
アドオン方式とは、元金に対して貸出期間と所定の年利率を掛けて利息額を算出し、その後、元金と利息の総額を割賦回数で割って毎回の返済額を決めるやり方のこと。
たとえば100万円の借り入れでアドオン率を10%、返済回数を10回とします。
アドオン方式の場合、元金に対して所定の年率をかけるため支払い金利の総額は100万円×10%=10万円となります。
返済回数が10回なので11万円を10回、総額110万円の支払いとなる計算です。
実質年利では借入残高にもとづいて利息を算出:
一方、実質年利で計算する場合には借入残高に基づいて利息計算を行います。
同様に100万円の借り入れで実質年率を10%、返済回数を10回とすると、初月は100万円の元金に金利がかかるので100万円×10%÷12ヶ月=約8,333円が利息となります。
しかし、翌月は90万円の元金になるため、金利は 90万円×10%÷12ヶ月=7,500円。
そのまま計返済までにかかる支払い利息を計算していくと総額45,833円となります。
反面、先程のアドオン方式の支払い金利では毎月の返済によって元金が減っているにもかかわらず、元金が減っていないものとして返済をし続けることになるので利息負担が減りません(実際に金利負担は減っているが、計算上では減っていないように見える)。
結果、実質年利に直すとなんと21.8%の負担となってしまうのです。
このようにアドオン方式は計算が簡単ですが、表示上の金利よりも負担が重くなりがち。それゆえ、現在は貸金業法によってアドオン方式での金利表示が禁止されています。
アドバイスリミット
いわゆるクレジットカードの利用可能残高のこと。
クレジットカードは個別に利用限度額が設定されており、加盟店でカードを利用する際にはその枠内に収まっているかどうかがチェックされます。
その際の基準となるのがアドバイスリミット。
アドバイスリミットはクレジットカードを利用すれば常に変動する金額なので、その支払がアドバイスリミット内に収まっているかどうかが確認されるのです。
- アドバイスリミットを超える支払い:支払い否認
- アドバイスリミット以下の支払い:不正チェックした上で支払い承認
利用限度額50万円のクレジットカードを3万円使っているならアドバイスリミットは47万円、利用限度額100万円のクレジットカードを55万円使っているならアドバイスリミットは45万円となります。
アドホッククエリ
思いつきによる、データベースへの問い合わせのこと。
データベースから情報を引き出す際には、どのような情報が欲しいのかを決める必要があります。
欲しい情報をデータベースから抽出したり操作したりといった処理を行うための命令・問い合わせがクエリ。
一方でアドホックとは、「特別の」「暫定的な」といった意味のラテン語の成句で、恒常的でないことや反復的でないような形容詞として使われます(引用元)。
アドホック 【ad hoc】
アドホックとは、特定の目的のための、その場限りの、取ってつけたような、などの意味を持つラテン語表現。英語など多くの言語で同様の意味の外来語表現として取り込まれている。
つまりアドホッククエリとは定期的に生成されるものではなく、その時に欲しい情報の組み合わせをデータベースから抽出したり操作すること。
必要に応じて実行されるクエリと捉えていただければ問題ありません。
キャッシュレス業界におけるアドホッククエリとは?
キャッシュレス決済提供会社では入会時に提出した年齢や性別といった個人情報や、カードが利用される度に支払い金額や支払い方法といった情報がデータベースに記録&蓄積されていきます。
このデータを活用し、特定イベントに適合する会員リストを抽出したり、年齢層ごとのカード利用方法を研究する手かがりとして使われるのがアドホッククエリ。
- 高級ワインを売り出したいから、ワイン好きな人の情報を抽出したい
- 京都で特別拝観イベントを実施するので興味がある人にDMを送りたい
- 50代のQRコード決済利用に変化が出てきたので分析したい
このように臨機応変にアドホッククエリを行い詳細な分析をしていくことが、目まぐるしく変化する市場環境に対応するためには不可欠になっているといえます。
後払い方式
後払い方式とはキャッシュレス決済を用いて買い物する時などに、商品を先に受取り、代金を後で支払う方式のこと。
クレジットカード取引は、後払い方式の代表例。
後払い方式は、先に商品やサービスを受け取るのですが、代金を支払う際には一括払いか、分割払いかなどの支払い方法は問いません。
クレジットカードで買い物をした際には利用者が代金を支払うのは、次回以降に請求書を受け取ってから口座引き落としされたときになります(商品やサービスの購入よりも後になるということ)。
後払い方式だからこそカード会社に信頼されることが大事:
クレジットカードの場合は、お店に対してはクレジットカード発行会社が代金を肩代わりして支払いを済ませています。
カード会員は代金を立て替えてくれたクレジットカード会社に対して支払いをするのですが、クレジットカード会社側としては後払い方式だからこそ「しっかりと使った金額の支払いをしてくれる人だ」という信用が不可欠。
そのため、クレジットカードを発行する際には「審査」を行い、その人の「信用度」を確かめています。
人によって利用限度額が異なったり、そもそもクレジットカードが発行されない人がいるのはそのためですね。
一方で信用度が非常に高い人はブラックカードなどの利用限度額のないようなクレジットカードを作ることができるのです。
信用があるからこそ後払い方式を利用できる:
もちろん後払い方式は、クレジットカードだけの決済方法ではありません。
消費者がお店と個別に交渉することもできますし、住宅ローンのように銀行にお金を借りるものもあります。
これらは全て「しっかりと支払いをしてくれる人だ」という信用がなくては成立しません。
日々の買い物でいちいちお店と信用できるかどうかを確認していたのでは手間がかかりすぎますので、クレジットカードのように第三者が信用を保証し代金を肩代わりしてくれるサービスは非常に便利だと言えますね。
アフィニティカード
クレジットカード会社と企業などが協力して発行する提携カードの一形態のこと。
クレジットカードの発行管理を行っている会社と提携して企業や団体などが発行しているクレジットカードが提携カード。提携カードは表向き上、企業や団体が発行しているように見えますが、発行管理等はクレジットカード会社が行っています。
提携カードは一般的に百貨店や家電量販店などの小売業と提携して発行するのですが、それに対し、営利を目的としない非営利団体・組織と提携して発行するカードのことを「アフィニティカード」と呼びます。
アフィニティカードとはどのようなカードなのか?
ここで言う「非営利団体」や「営利目的ではない活動を行っている団体」とは、たとえば大学の同窓会、そしてサッカーチームや野球チームなどのスポーツチームがあります。
アフィニティカードの特徴として、クレジットカード利用で発生した利益の一部が提携先の組織・団体に寄付される点です。
そのため、アフィニティカードを利用することで、カード会員は間接的に提携先の組織や団体を支援することにつながるのです。
アフィニティカードの多くには提携先のマークやロゴ、エンブレムが入り、リスクの負担は提携元のクレジットカード会社が持ちます。
友好関係や親和性でクレジットカードを選ぶ:
アフィニティ(affnity)とは友好関係や親和性などの意味を持っている言葉で、「どのクレジットカードがお得か?」という視点ではなく、共感できるかどうかがクレジットカードの選択基準になりがちです。
ちなみにアフィニティカードよりもマーケティング戦略の意味合い提携カードのことをコ・ブランドカードと呼ぶ場合もあります。
アフィニティパートナー
クレジットカード会社と提携して、アフィニティカードを発行する団体のこと。
営利を目的としない非営利団体・組織と提携して発行するクレジットカードがアフィニティカード。このアフィニティカードを発行することになった非営利団体や組織をアフィニティパートナーと呼びます。
詳しくはアフィニティカードの項目を参照。
アフィリエイト
インターネットでの成功報酬型の広告のこと。
アフィリエイトもしくはアフィリエイトプログラムとはインターネット広告の一種で、WEBサイトやメールマガジンに設置された広告によって閲覧者が広告主の商品やサービス等を購入したりすると、リンク元サイトやメールマガジン主催者に報酬が支払われる仕組みです。
特定の情報を掲載しているWEBサイトやメールマガジンなどに集まってる閲覧者は、関連した商品やサービス等に対して関心が高いため、広告主は潜在的に関心を持つ層に情報を発信できるメリットがあります。
閲覧者は有益な情報を得られるメリット、広告主は自社製品の販促、WEBサイト等の主催者はコンテンツの充実につながるとともに成約すれば報酬が貰えるという、まさに三者ともにメリットのある仕組みです。
アフィリエイトでは関連する広告を掲載する:
具体的には、個人的に運営している書評サイトに評論した書籍の販売を行なっているサイトページの広告を掲載したり、キャッシュレス決済情報提供しているWEBサイトにクレジットカードカード発行会社の広告を掲載するなどがあります。
本が実際に売れたりカードの入会契約が成立した時点で広告料を支払う仕組みになっているため、広告主側のコストパフォーマンスが高いことがその特徴。
広告主がアフィリエイトプログラムを導入するにあたっては、Amazonのように自身でそのシステムを構築している場合と、アフリエイトプログラムの仕組み自体を専門に提供している業者であるアフリエイトサービスプロバイダー(ASP)のシステムを導入する方法があります。
広告を掲載したい人も、このどちらかから自身が運営するWEBサイトやメールマガジンにマッチした広告企業を探して広告を掲載。収益化を目指すこととなります。
Mastercardの準会員を指す場合も:
尚、マスターカード・インターナショナルでは、プリンシパルメンバーのサポートを受けることによってカードの発行や加盟店契約業務を行えるメンバーのことをアフィリエイトメンバーと呼んでいます。
こちらもaffiliateの「人や団体を会員(仲間・支部)にする、傘下に置く」という意味による名称ですね。
アプリケーション
一般的にはソフトウェアのひとつ。金融分野において用いられる際には、申し込みのこと。
一般的にアプリケーションと言うと、「アプリ」「app」と略されるソフトウェアのことを指します。
具体例としてはワープロソフトや画像編集ソフト、音楽ソフトなど、作業の目的に応じて使うソフトウェアが挙げられます。
近年はスマートフォンやタブレット端末が普及しており、「アプリ」と言う言葉は日常生活の中でもよく聞くようになってきました。この際に利用しているアプリもソフトウェアのことを指します。
システムソフトウェアとの違い
アプリケーションと対比される言葉にシステムソフトウェアがあります。
WindowsやMacOSX、Androidなどに代表されるオペレーションシステム(OS)が、システムソフトウェアの代表格。
これらシステムソフトウェアは、コンピューターの稼働や制御自体に必要となるソフトウェアです。
一方でアプリケーションは利用者が作業を行うために任意でインストールする、作業用のソフトウェアという点で異なります。
アプリケーションは、元となるOSごとに開発され、OSがなければ作動しません。
アルゴリズム
コンピューター処理の理論的なステップのこと。
アルゴリズム(Algorithm)とは、直訳すると「算法(さんぽう)」という意味です。何かの問題を解くための考え方を表したもののことをアルゴリズムと言い、コンピューターのプログラムの世界での基本設計となっています。
そもそもコンピューターにアルゴリズムを支持するための電子文書のことをプログラミングと言うため、アルゴリズムの良し悪しで、コンピューターの処理スピードが違ったり、分析結果の精度が決まります。
そのためコンピューターの処理速度の指標となっています。
日常生活の中でもアルゴリズムは存在:
このように聞くと難しく感じてしまいますが、日常生活の中で私たちもアルゴリズムによって行動しています。
たとえば信号のある交差点を渡るとき、まず「信号を見る」、そして「青だったら渡る」、または「赤だったら青になるまで待つ」という行動をしますよね。
これは交差点を渡るかどうかと言う問題を解くためのアルゴリズムなのです。「青は進め」「赤は止まれ」というアルゴリズムを皆さんで共有しているのです。
一方で、「部屋を掃除してください」と言われたときには、人によってやり方はさまざま。
掃除機を使う人もいれば箒(ほうき)を使う人もいるでしょうし、掃除機をかけながら物をしまったりする人もいれば、全ての物をしまってから掃除機をかける人もいます。
これは人によって掃除の手順と言うアルゴリズムが異なっているため。
そして、掃除が早い人、遅い人の差は、掃除の手順と言うアルゴリズムによって変わってくるのです。
コンピューターの処理速度が早い、遅いというのはこの掃除の例の様と同様に、プログラムが表現しているアルゴリズムによって大きく変わってくるのですね。
フローチャートとは?
アルゴリズムを表現したものとして代表的なものに「フォローチャート(流れ図)」があります。
一般的にコンピューター処理は一定の手順で定期的に行われる事が多いのですが、フローチャートとはこの処理手順のことを指す言葉。
アルゴリズムはその良し悪しで処理スピードが違ったり分析結果の精度が決まる処理速度の指標となります。
イシュアー
クレジットカードの発行を行う会社のこと。
一般的にクレジットカード会社の事業には、カード発行業務である「イシュアリング」と加盟店契約業務である「アクワイアリング」があります。
イシュアーは英語「issuer」をカナ表記したもの。
発行者や発行人などの意味を持っていおり、クレジットカード業界では前者の発行業務を担当する会社のことをイシュアーと呼びます。
イシュアーは発行するだけじゃない:
イシュアーは単にカードを発行するだけではなく、カード会員の新規獲得、また会員を優良顧客に育成する事などの役割も担っています。
さらに会員に対して適切にカード利用を促したり、クレディビリティを高めるよう教育する事も重要な役割。
発行しておしまいではありません。
代表的なイシュアはたくさん:
日本におけるイシュアーの代表格は、三井住友カード株式会社、三菱UFJニコス株式会社、楽天カード株式会社など。
そのほか、国内の主要イシュアーは下記記事にまとめてあるので参考にどうぞ。
一部を除き、日本国内ではクレジットカード会社がイシュアーとアクワイアラーを兼ねるのが一般的となります。
イシュアリング
イシュアリングとはクレジットカードの発行業務のこと。
詳しくはイシュアーの項目を参照。
印鑑証明
登録されている印鑑(実印)で捺印されていることを官公署が証明すること。
印鑑により個人や法人を証明する制度で、印鑑証明・印鑑証明書はその登録する印鑑が本物であるということを証明するためにあるものです。
身近なところだと不動産や自動車の売買、公正証書を作成したりするときに必要となります。
印鑑証明書の発行には印鑑登録が必要:
印鑑証明書を発行してもらうには、事前に印鑑登録することが必要です。
自分が届ける印鑑が「自分だけの印鑑」であることを市町村役所に登録するため、通常は自分だけの印鑑をハンコ屋で作ってもらいます。
印鑑登録の手続きは各市町村によって異なる場合がありますので受付窓口にて確認をしてください。印鑑登録をしたことを証明するものとして、カード型や手帳型の印鑑登録証が発行されます。
印鑑登録の手続きは本人はもちろん、本人自書の委任状と登録する印章を持って行けば代理人による登録が可能です。
登録可能な印鑑について:
登録できない印鑑として、既に他人の登録されているものや、「氏名」「氏名または名」「氏と名の一部の組み合わせ」以外の物、氏名以外に職業その他の事項を表しているものなどがあります。
また、変形・破損しやすい印章、外枠が4分の1以上欠けているものなども登録できません。
印鑑登録は一人につき1個の印鑑しか登録できません。変更したい場合はしかるべき手続が必要になります。
そうして登録した印鑑が実印。個人同様に法人やその他法人も、登記の際に登記所で印鑑登録を行います。
インプリンター
インプリンターとは印字機のこと。
クレジットカード業界ではカード番号や有効期限を正確に転写するための小型機器を指しますが、近年ではCAT端末が普及したためにお目にかかる機会はほとんどありません(画像の転載元)。
あるとすれば停電発生時や端末故障などのトラブルが発生した時くらいでしょう。昔はクレジットカードを利用するたび、インプリンターでガッチャンされたものです。
か行:
頭文字がかきくけこの専門用語です。
買掛金:
買掛金(かいかけきん)とは、まだ支払いをしていない代金の金額のこと。
商品、原材料などを購入して物品は手に入れてはいるが、代金を支払っていない状態の際に使われる会計用語です。
企業が行う商取引のうち掛取引と呼ばれる商売買を入した際に、将来の決められた期日に支払いを行うことを、お互いの合意の下で行う取引で発生。
反対に商品を販売したのに支払われていない代金のことを売掛金と呼びます。
買掛金は流動負債:
買掛金は、企業会計上では貸借対照表の貸方項目の負債の部に計上される流動負債。これは仕入債務に含まれ、代金を支払った際に仕入債務は消滅します。
買掛金と近い言葉で「未払金」というもの存在。
こちらは仕入れ以外の物の代金や使用料を後日支払うものを言いますが、日常会話の中では明確に区別されないことも多い印象です。
未払いのクレジットカード代金も買掛金:
クレジットカードでの買い物は現金を持たず買い物をし、その支払いを後で行うことになるため、この買掛金や未払金と同じ掛取引です。
つまりクレジットカードでの買い物は個人の会計上でも負債の仲間、つまり借金ってこと。それゆえ、後日しっかりと支払いできるよう返済計画を考えながら、クレジットカードを使うようにしましょう。
買い回り:
キャッシュレス業界における買い回りとは、換金性の高い商品を換金目的で購入する不正利用のこと。
主に不正入手したクレジットカードを使って金目のものを買い漁る際に用いられることが多いのですが、近年ではこれにQRコード決済が加わった印象ですね。
対象商品は換金性の高い商品、たとえば新幹線切符、航空券、貴金属、パソコン、カメラ、時計、ゲーム機、タバコあたり。
文字通り、換金性の高い商品を買うために様々なお店を回るので、買い回りと呼ばれているのです。
買い回り品とは別もの:
ちなみに「買い回り」と言うと、一般的にはマーケティング用語の「買い回り品」を想像する方が多いと思いますが、そちらの買い回りは高級品など、商品やサービスを比較&検討して購入するような商品のことを指す言葉。
- キャッシュレス業界の買い回り:
不正入手したカード等を使ってお店を買い回ること(盗難カードで換金性の高い商品を買う不正行為のこと)。 - マーケティング用語の買い回り品:
様々なお店を見て回って値段を比較して購入が決まる高額商品のこと。テレビ、洗濯機、エアコンなどを指す。
キャッシュレス業界のそれとは異なるのでご注意ください。
さ行:
頭文字がさしすせその専門用語です。
た行:
頭文字がたちつてとの専門用語です。
チャージバック
クレジット決済における「代金の強制差し戻し」を意味する言葉がチャージバック。
クレジットカード会社は加盟店が申請した取引内容が不当と判断できた場合、既に支払った代金を加盟店に請求をすることができます。
具体的な流れとしてカード会員にクレジットカード明細が送付され、不正請求である旨の訴えが申告された時などですね。こういった場合に支払い済みの利用代金を、カード会員の口座に戻すよう加盟店に請求します。
- 正常取引:加盟店はそのまま代金を受け取る
- 不正取引:加盟店は代金を返金する必要がある
この一連の流れがチャージバックです。
カード会員には優しい仕組みだけど:
クレジットカード会員にとってチャージバックは不正利用から身を守ってくれる安心な仕組みですが、小売店やレストランといった小売店にとっては大きな損害になりえる行為。
すでに商品を販売済みだとしてもクレジットカード会社に代金を返却しなくてはならない&販売した商品が戻ることもないため、不正にクレジットカードを利用されないための対策が必要だといえます。
- カード会員:不正利用されても補償がある
- 加盟店:不正利用されるとまるまる損をする
最新のクレジットカード決済端末を導入する、4桁の暗証番号取引を必須とする、3Dセキュアを導入するなど、不正利用されにくい対策をご検討ください。
な行:
頭文字がなにぬねのの専門用語です。
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頭文字がはひふへほの専門用語です。
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最終更新日:2023年2月22日