今回は『クレジットカードが盗難されてしまった、どうしよう!』とか、『利用していた通販サイトからクレジットカード情報が漏洩してしまった!』といった場合の対処法をわかりやすく解説。
これを読んでもらえればクレジットカードってなんて安全な支払手段なんだ…ってことが、おわかりいただけるものと思いますよ。
盗難時の補償のわかりやすく解説:
早速、紛失・盗難時の補償についてわかりやすく解説していきます。
クレジットカードには盗難保険が付いている:
まず、国内で発行されているクレジットカードにはほぼ100%、盗難保険または盗難保障制度と呼ばれるものが付いています。
クレジットカード盗難保険とはカードを落としたり、盗まれたりなどして運悪く第三者に不正に利用された場合に、その損失を全額補償してくれるありがたい保険のこと。
- カードを落とした:保険の対象
- スリに盗まれた:保険の対象
- 自宅に空き巣が入った:保険の対象
- どこいったか不明:保険の対象
名称こそ「盗難保険」ですが、紛失と盗難の両方をカバーしてくれるのでご安心ください。
中小問わず盗難保障制度は備わっている:
そんな盗難保険は、たとえ会費0円の年会費無料クレジットカードであろうともしっかり付帯。
どんなに無名なクレジットカードでも、どんなに小規模なカード会社でも基本は備わっていると思って間違いありません。
例をあげると三井住友カードやMUFGカード等の大手はもちろん、楽天カード、イオンカード、ライフカード、エポスカード、PayPayカード、dカード、JALカード、ANAカード、UCSカードなどなどにもしっかり完備。
とにかくあなたの手元にあるのがクレジットカードだとしたら、盗難保険が付いていると思って大丈夫でしょう。
盗難保険は損失を補ってくれる:
次に、盗難保険では被害額のどのくらいまで補償してもらえるのか…というと、これは原則として「全額」です。
つまり、仮にあなたのクレジットカードが100万円ほど不正利用されたとしても、盗難保険が付いたクレジットカードなら被害額は0円で済むってこと。
さらに500万円、1,000万円と不正利用されても盗難保険がある限り、あなたが負担する金額は0円のままなのです。
被害額 | 自己負担 |
---|---|
1万円 | 0円 |
10万円 | |
100万円 | |
1,000万円 | |
1億円 |
仮に1億円を不正利用されたって、なんら怖いことはありません。
ネット通販での不正被害にも対応:
クレジットカードの盗難保険は、クレジットカードを落としてしまったり、盗まれてしまった時のみ適用される保険ではありません。
近年増加傾向にあるネット通販での不正利用にもしっかり対応。
あなたのクレジットカードがAmazonや楽天市場で不正に使われてしまった場合はもちろんのこと、ジャパネットたかたやショップチャンネル等のテレビ通販で使われた場合も対象となるのでご安心ください。
- ネット通販で不正利用:補償の対象
- テレビ通販で不正利用:補償の対象
- カタログ通販で不正利用:補償の対象
そのほか、FAX通販、チラシ通販、機内販売なども盗難保険の対象となります。
通販サイトからの個人情報漏洩も怖くない:
これはつまり、通販サイトからあなたのクレジットカード番号や有効期限が漏えいしてしまっても心配無用ってこと。
なにせ不正利用されたところで盗難保険がその損失をしっかりカバーしてくれますからね。
毎月、利用明細書をしっかり確認さえしていれば、個人情報の漏えいなど怖いものはないのです。
主要カード会社の盗難保障制度まとめ:
まだまだ心配な方のために、主要クレジットカードの盗難保障を公式サイトから引用してみました。
これだけ多くの事例を紹介すれば、「どのクレジットカードにも盗難保障がある」ことがわかってもらえることでしょう。
楽天カードの盗難保険:
年会費無料クレジットカードとして人気の高い楽天カードにも、盗難保険はしっかり完備(引用元)。
カード盗難保険について
楽天カードには盗難保険が付帯されております。
万が一、カードが不正使用された場合は、紛失・盗難をお届けいただいた60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を弊社が負担いたします。
60日前までさかのぼって保険を適用してもらえるため、不正利用されても安心なことがわかります。
三井住友カードの会員保障制度:
海外で使えるカードとして人気の三井住友カードにも、下記のような記述あり(引用元)。
カードの不正利用に対する保障制度について
不正利用に対しては、弊社は、三井住友カード会員規約第14条(会員保障制度)に基づき、特別なケースを除き、Vpassなどでカードの利用停止のお手続きをした日の60日前から、損害を補償いたします。
国内&海外を問わず、不正利用を補償してもらえます。
三菱UFJニコスの盗難補償:
MUFGカード、NICOSカード、DCカード等を発行する三菱UFJニコスにも盗難補償制度あり(引用元)。
国内はもちろん、海外での盗難・紛失によるショッピングの不正利用分を、お届け日から60日前にさかのぼり補てんいたしますのでご安心ください。
盗難&紛失のどちらでも、不正利用分を補填してくれます。
クレディセゾンの紛失盗難補償:
セゾンカードやUCカードの発行&管理を行っているクレディセゾンにも補償制度が存在(引用元)。
Q.不正利用の補償はありますか。
A.状況をお調べし、当社にご連絡いただいた日を含めて61日前までさかのぼった利用分の中で、明らかに他者による不正利用があった場合は補償いたします。
ご覧のように他者による不正利用を補償してくれる…と明記されています。
イオンカードの盗難補償:
イオンモール等でお得なイオンカードにも、盗難時の補償が存在(引用元)。
万一不正使用された場合、イオン銀行がカード紛失の届け出を受理した日を含めて61日前にさかのぼり、その後に発生した損害額について全額補填いたします。
こちらには「全額補填」との文字が明記されているのは安心できますね。これなら不正利用に対する恐怖心も和らぐってものです。
オリコの紛失・盗難保障について
信販系大手のオリエントコーポレーション(通称:オリコカード)にも紛失・盗難補償が付いています。引用元はこちら。
紛失・盗難保障について
万一、紛失・盗難に遭われてカードの不正使用を被った場合、お届けいただいた60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された損害をオリコが負担します。
オリコ側が負担する旨が記載されているので、これなら不正利用されても安心なのではないでしょうか?
UCSカードの盗難保障制度:
アピタやドン・キホーテ等のクレジットカードを発行しているUCSカードにも、盗難保障制度がしっかり完備(引用元)。
カード盗難保障制度について
UCSでは、すべての会員様に対し、「カード盗難保障」にご加入いただいております。
万が一、不正に利用された場合には、当社に速やかにご連絡をお願いいたします。
所定の手続きをいただいたうえで、お届け日より60日にさかのぼり、不正に使用された損害金を補填いたします。
「すべての会員に対し」と書かれているように、どのUCSカードにもこの保障が備わっていると思って間違いありません。
エポスカードの盗難補償:
マルイ系のクレジットカードである「EPOS CARD(エポスカード)」にも、紛失&盗難時の補償あり(引用元)。
盗難・紛失時の全額補償
エポスカードの盗難・紛失時、カードの利用停止手続きと再発行が同時にできます。
エポスアプリ・エポスNetで盗難・紛失手続きをした日を含め、61日前にさかのぼり、損害が全額補償されます。
こちらも「損害が全額補償」と明記されてるのは頼もしい限りです。
ライフカードの会員保障制度:
信販系クレジットカードとして人気の高いライフカードにも、盗難時の保障が存在(引用元)。
カード会員保障制度
万一、カードが紛失・盗難に遭われ不正使用されても、ライフカードのカード会員保障制度で安心。
ライフカードにお届けいただいた日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された損害をライフカードが負担いたします。
しっかり「不正使用された損害をライフカードが負担」と書かれていることをご確認ください。
ビューカードの盗難補償:
JR東日本系のクレジットカード「ビューカード」にも盗難補償あり(引用元)。
万一、第三者による不正利用があった場合には、お客さまから紛失・盗難のご連絡をいただいた日の前日から起算して、60日前にさかのぼりその日以降に不正利用された分について、当社が負担します。
Suicaチャージ等でビューカードを使ってる方も、これなら安心&安全です。
三井住友トラストクラブの会員保障制度:
ダイナースクラブカードやTRUST CLUBカードを発行する三井住友トラストクラブにも盗難保障が完備(引用元)。
会員保障制度
「会員保障制度」で安心。特別なケースを除き、紛失・盗難の届け出日の60日前以降に不正使用された代金は、当社がその損害を補償いたします。
紛失でも盗難でもその保障が制度として確立されています。
エムアイカードの盗難保障:
三越伊勢丹のクレジットカード「エムアイカード」にも盗難時の補償がしっかり備わっています(引用元)。
万一不正に使用された際も、お届けいただいた場合は、「お届け日を含めて61日前まで」の損害額を当社会員規約にもとづいて補償いたします。
百貨店のカードだから保障がない…なんてことはありません。
最終更新日:2023年3月8日