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日本国内の主なキャッシング業者一覧

Shinjuku Photowalk / 新宿 #5

日本国内の主なキャッシング業者一覧です。

無担保無保証で貸付をおこなう業者を中心にまとめています(このページ内に広告リンクはありません)。

アコム株式会社

アコム株式会社の概要:

アコム株式会社は「アコム」を運営しているキャッシング業者です。

その歴史は古く、1936年に呉服店として創業したのがはじまり。その後、1947年に質屋をはじめたことが貸金業ビジネスへと繋がり、現在に至ります。

三菱UFJフィナンシャル・グループが36.88%の株式を持つ持分法適用会社。

もとより資本提携の関係性がありましたが、過払い金請求によってアコムの財務が悪化した2008年に、三菱UFJフィナンシャル・グループが公開買付したことで持株比率が高まりました。

アコム株式会社の各種データ:

会社名 アコム株式会社(Wikipedia
略称 アコム
社名の由来 Affection(愛情)、Confidence(信頼)、Moderation(節度)の頭文字を取って命名。
所在地 東京都港区東新橋1丁目9番1号 東京汐留ビルディング 15階、16階(2022年12月に移転)
設立年月日 創業:1936年4月2日
設立:1978年10月23日
創業者 木下政雄
主要株主
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ 36.88%
  • 丸糸殖産 17.13%
  • マルイト 7.86%

アイフル株式会社

アイフル株式会社の概要:

アイフル株式会社は「アイフル」を運営しているキャッシング業者です。

現在では非常に珍しい独立系の消費者金融。

傘下にライフカード発行を行うライフカード株式会社、不動産担保ローンやファクタリングを行うアイフルビジネスファイナンス株式会社などを持ちます。

アイフル株式会社の各種データ:

会社名 アイフル株式会社(Wikipedia
略称 アイフル
社名の由来 アイフル曰く、Affection(愛情や優しさ)、Improvement(努力や進歩)、Faithfulness(忠実や信頼)、Unity(結束)、Liveliness(活気良い)のイニシャルを繋げたもの。
所在地 京都府京都市下京区高砂町381-1
設立年月日 創業:1967年4月
主要株主
  • 株式会社AMG 19.6%
  • 福田光秀 12.84%
  • 株式会社丸高 5.07%

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の概要:

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は「プロミス」のブランド名でカードローン事業を展開している業者です。

その名の通り、株式会社三井住友フィナンシャルグループの子会社。2011年に株式公開買い付けが行われ、100%完全子会社となりました。

子会社のSMBCモビットは三井住友カードへ:

尚、現時点でSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の100%子会社である株式会社SMBCモビットは、2023年7月を目処に三井住友カードと合併予定。

SMBCモビットは三井住友カードに合併予定

SMBCモビットは三井住友カードに合併予定

どちらも三井住友フィナンシャルグループ内の企業であることには変わりがありませんが、合併によってプロミスとSMBCモビットの戦略に変化が出てくるものと思われます。

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の各種データ:

会社名 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(Wikipedia
所在地 東京都中央区銀座四丁目12番15号
設立年月日 1962年3月20日
創業者 神内 良一(関西金融株式会社))
主要株主 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 100%

新生フィナンシャル株式会社

新生フィナンシャル株式会社の概要:

新生フィナンシャル株式会社は、「レイクALSA(レイク・アルサ)」のサービス提供&管理している企業です。

元GEコンシューマー・ファイナンス株式会社で、現在は株式会社SBI新生銀行の100%子会社。

親会社がSBIグループ傘下となったことで、新生フィナンシャル株式会社もSBIグループの企業となりました。そのうち、社名も変わる可能性ありです。

新生フィナンシャル株式会社の各種データ:

会社名 新生フィナンシャル株式会社(Wikipedia
所在地 東京都千代田区外神田三丁目12番8号 住友不動産秋葉原ビル
設立年月日 創業:1994年10月
主要株主 株式会社SBI新生銀行 100%

株式会社J.Score

株式会社J.Scoreの概要:

株式会社J.Score(ジェイスコア)は、みずほ銀行がソフトバンクと合弁で設立した貸金業者。

みずほ銀行の持つ顧客データ&ローン審査ノウハウとソフトバンクの人工知能技術を用いて、従来では融資が難しかった低与信層にも貸出をしています。

株式会社J.Scoreの今後:

2022年12月13日付で、株式会社J.ScoreとLINE Credit株式会社の事業統合が発表されました(引用元)。

株式会社J.Score(以下、J.Score)とLINE Credit株式会社(以下、LINE Credit)は、J.Scoreのコンシューマーレンディング事業を、LINE Creditに吸収分割方式により事業統合※することに合意しましたので、お知らせします。

(中略)

LINE Creditを承継会社とする吸収分割方式とし、事業統合完了後に各種手続きを経てJ.Scoreは清算される予定です。

ソフトバンクとみずほ銀行の提携関係はLINE Creditに事業統合されたあとも続くようですが、人工知能を利用した新しい試みは、これで一旦、終了となりそうです。

株式会社J.Scoreの各種データ:

会社名 株式会社J.Score(Wikipedia
所在地 東京都港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー29階
設立年月日 2016年11月1日
主要株主
  • 株式会社みずほ銀行 50%
  • ソフトバンク株式会社 50%

オリックス・クレジット株式会社

オリックス・クレジット株式会社の概要:

オリックス・クレジット株式会社はオリックスVIPローンカードやORIX CLUB ビジネスローンで有名な消費者金融です。

会社名にクレジットが含まれているもののクレジットカード発行業務は行わず、個人&事業者向けのカードローンが主の会社。

同業他社とは異なり、店舗を設置しないダイレクトマーケティング型の営業形態がその特徴となります。

尚、過去には三井住友銀行と合弁で事業を行っていましたが、現在はオリックス株式会社の100%子会社。資本関係はもうありません。

オリックス・クレジット株式会社の各種データ:

会社名 オリックス・クレジット株式会社(Wikipedia
略称 OCC
所在地 東京都立川市曙町二丁目22番20号 立川センタービル
設立年月日 1979年6月21日
主要株主 オリックス株式会社 100%

株式会社セゾンファンデックス

株式会社セゾンファンデックスの概要:

株式会社セゾンファンデックスはクレディセゾングループの貸金業者。創業時の名称は株式会社西武抵当証券。

個人や法人向け融資事業、不動産金融事業、リースバック事業、信用保証事業など、クレディセゾンの知名度を活かした事業展開をしています。

株式会社セゾンファンデックスの各種データ:

会社名 株式会社セゾンファンデックス(Wikipedia
所在地 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60
設立年月日 1984年2月1日
主要株主 株式会社クレディセゾン 100%

株式会社サンステージ

株式会社サンステージの概要:

株式会社サンステージは、大手通信販売企業「ベルーナ」を親会社に持つ消費者金融です。

女性利用者の多い通信販売企業の強みを活かし、専業主婦を含む女性への貸付が得意。2022年4月末時点の数値だと、利用者の72%が女性とのことです。

株式会社サンステージの各種データ:

会社名 株式会社サンステージ(Wikipedia
所在地 埼玉県上尾市仲町1-7-28
設立年月日 2002年5月
主要株主 株式会社ベルーナ 100%

気軽にお金を借りる方法が増えてきた最近:

世界的に注目を集めつつあるBNPL(Buy Now, Pay Laterの略で後払いサービスのこと)って、考え方次第だとキャッシングとまったく同じなんですよね。

下記はその流れ。

  1. お金はないけど通販サイトで買い物したい
  2. BNPLサービスを利用してお金を調達
  3. 商品が先に届く&支払いは後回し

ご覧のようにBNPL業者からお金を借りて支払っているようなものなので、返済ができないと借入がどんどん膨らんでいくこととなります。

実際、イギリスなどではBNPL業者による貸付が問題になってるほどです。

ほかにもバンドルカードをはじめとしたプリペイドカードの後払いチャージOKな仕組みも、業者からお金を借りているのとまったく一緒。ボタンひとつで5,000円、1万円のチャージが完了してしまいます。

こんな感じで最近では「気軽にお金を借りる方法」が増殖中。

実態はただの借金と同じなので、後払い系のサービスを利用の際はくれぐれもご注意ください。

よくある質問とその答え:

Q&Aの画像

キャッシング業者に関わるよくある質問とその答えをQ&A形式でまとめました。

Q.キャッシング業者って減ってない?

『日本国内のキャッシング業者ってもっとたくさんあったような気がするんだけど。たとえば武富士、三洋信販、ダイレクトワン、CFJ、マルフクとか…』と思われた方は詳しい方ですね。

消費者金融が全盛だった過去、日本には大小含めて3万程度の貸金業者が存在していましたが、2007年に施行された貸金業の適正化によってそのほとんどが廃業&倒産。

  • 2007年まで:参入に必要な純資産額 個人300万円、法人500万円
  • 2007年以降:段階的に個人&法人問わず、純資産額5,000万円以上へ変更

加えて貸出金利の引き下げ&過払い金返還請求が殺到したことにより、知名度のあった消費者金融もその多くが廃業や統合へと追い込まれてしまいました。

現在では無担保の貸付を行う業者が500程度しか残っていないと言われています。

テレビCMの放送も減少傾向:

そんな状況もあってか、消費者金融のテレビCMも減少中。

昔はテレビをつければ大手から中小消費者金融まで、幅広い業者によってインパクトのあるCMが放送されていたものですが、現在ではアイフルやアコムといった超大手業者が放送している程度。

  • 過去:消費者金融のCMで溢れていた
  • 現在:消費者金融のCMは少なめ

わかりやすくいえばCMを放送するお金もない、もしくはCMを放送しても儲からない時代になったってことです(貸出金利低下によって儲けが少なくなった)。

あわせて消費者金融業界では過度な借り入れを煽らないよう、朝7時~9時と夕方17時~22時のCM放送を自粛。

これらの理由により、消費者金融のテレビCMを見かける機会はだいぶ減りました。

Q.終了したサービス名を教えて:

すでにサービスを停止したか、統廃合されてなくなってしまったキャッシングサービスは下記表の通り。

サービス名 運営企業 解説
武富士 株式会社武富士、A&Pフィナンシャル、TFK株式会社など かつて消費者金融業界のトップに君臨した企業。大量のテレビCMやポケットティッシュの配布などで利用者を集めたが、2010年に会社更生法を申請。その後、A&PフィナンシャルやTFK株式会社などの手を渡り歩いたが再生は難しく、あえなくサービス終了となった。
キャッシュワン、DCキャッシュワン 株式会社東京三菱キャッシュワン、株式会社DCキャッシュワン 東京三菱銀行、アコム、三菱信託銀行、ディーシーカード、ジャックスが共同で設立した銀行系消費者金融会社。2002年にアコムの子会社になったことにより、商号をキャッシュワン→DCキャッシュワンへ変更となった。その後、三菱UFJフィナンシャルグループがアコムと資本業務提携したことで再編が行われ、2009年5月にアコムへ吸収合併された。
アットローン アットローン株式会社、さくらローンパートナー株式会社 2000年当初はテレビCMが多数放送され、利用者も多かった旧さくら銀行系のサービス。ただ2004年に三井住友フィナンシャルグループとプロミスが業務提携をしたことにより存在意義が薄まったこと、そして貸金業法の改正によってプロミスとの差別化が乏しくなったことで2010年にサービス終了となった。
マルフク 株式会社マルフク 固定電話番号などの電話加入権売買・電話担保金融業者を専業としていた企業。赤と白のホーロー看板が全国各地の民家に貼られていたが、電話加入権の担保価値が低下したことによりサービス終了となった。法人格のみ現在でも存続中とのこと。
ポケットバンク 三洋信販株式会社 主に西日本で知名度が高かった無担保無保証の消費者金融(個品割賦事業も行っていたので信販会社でもある)。2007年に当時のプロミスが買収したことでサービス終了済み。傘下だったポケットカード株式会社は伊藤忠商事、ファミリーマート、三井住友銀行に株主が代わり、現在も存続中となる。
ディック ディックファイナンス株式会社、CFJ合同会社など 国際的な金融グループである「シティグループ」傘下のCFJ(CitiFinancial JAPAN)による消費者金融ブランド。ディックのほかにもアイクやレインボーキャッシング ユニマットライフのブランドで貸付を行っていたがディックブランドへ統合。2006年よりテレビCMなどの強化を行ったが、消費者金融業界の変化やシティグループの財政悪化により2008年にサービス終了となった。
アイク アイク株式会社、日本アソシエイツ・ファイナンシャル・サービスなど フォード・モーターの金融子会社であるアソシエーツ・ファースト・キャピタル (Associates First Capital Corp; AFCC) のそのまた子会社の日本法人がサービスを開始。2000年にアソシエーツ・ファースト・キャピタルがシティグループへ売却されたことにより、日本でもCFJ合同会社に合併&吸収され、2006年に「ディック」へサービス統合となった。
ネットカード、GMOネットカード ネットカード株式会社、GMOネットカード株式会社 ネットカードはインターネット経由で申込&借入できることで知名度が高かったサービス。GMOインターネット傘下となった際は積極的に貸出をしていたが、あえなく2009年に新規貸出を停止。法人格の消滅は2019年。
ぷらっと、まかしと機 リッチ株式会社、株式会社ぷらっと、株式会社クオークローンなど 「まかしと機」のサービス名で自動貸出機を設置。その後、プロミス傘下になったことで商号を変更し、ぷらっとの名称でキャッシングサービスを提供していたが、2020年に法人格が消滅した。消滅時の商号は株式会社クラヴィス。

なかでも武富士の経営破綻は大きなニュースとなりましたね。一時は銀行を飲み込むほどの勢いがあったのに…です。

消えていったサービスは数知れず:

このほかにも地方都市を中心に活動していた街金業者や、小売店傘下のキャッシングサービス等はほぼ消滅。

  • 地方都市に根ざした街金業者:ほぼ消滅
  • 小売店系の貸金業者:ほぼ消滅
  • 日掛け金融:消滅
  • 090金融:消滅

その多くが貸金業法や出資法の改正によって経営が成り立たなくなった上での廃業とみられるので、今後も復活することはなさそうです。

Q.今から○○を使おうと思うけど安全なの?

○○キャッシングって安全なの?貸金業の△△は使っても大丈夫?などの心配をしている方は多いのですが、聞いたことがない無名な業者からお金を借りるくらいならテレビCMを放送している大手消費者金業を使うのが安心&安全。

これは当ページ内でも紹介した通り、大手消費者金融の多くが銀行系だから。

悪いことをすると銀行の看板に泥を塗ってしまうことになるので、暴力的な取り立てや違法な金利での貸付をやろうと思ってもできないのです。

  • 銀行系の消費者金融:
    悪いことをすると親会社である銀行や持株会社に迷惑をかけてしまうため、違法行為ができない
  • それ以外の消費者金融:
    悪いことをしても自分たちの問題で済むため、違法ギリギリな行為をしてくる可能性がある

変なことをされたら即、銀行や金融庁に報告してしまってください。それで問題となる行為は止まることでしょう。

無名な消費者金融はすこし怖い:

さらに無名な消費者金融や街金業者ともなると、企業イメージや口コミの悪化などお構いなし。

  • 大手消費者金融:銀行系&利用者も多い
  • 無名の消費者金融:評判を気にしないので怖い

違法金利での貸出だけでなく、暴力的な取り立てすら厭わないところもあるのでご注意ください。無許可な違法業者である可能性だって充分にありえます。

無名の業者のほうが金利が低い…は要注意:

こう書くと『大手消費者金融よりも、チラシが入っていた〇〇ってキャッシング業者のほうが金利が圧倒的に低いんだよ』と主張される方もいるんですが、こちらも注意が必要。

なぜならキャッシング業者があなたに貸すためのお金は、キャッシング業者がどこからか借りているお金だから。

比較項目 借入先 解説
銀行系の大手消費者金融 系列銀行、社債、CPなど 銀行系の大手消費者金融は系列銀行からお金を確保できるため、低金利で潤沢な資金の確保が可能。また、社債やCPの金利も低く抑えられる。
独立系の大手消費者金融 銀行、社債、CPなど テレビCMを放送するような大手消費者金融は、銀行とのつながりが強いため低金利での資金確保がしやすい。社債やCPの金利も低めに抑えられている。
中規模な消費者金融 銀行、CPなど 中規模な消費者金融はいつ破綻してしまうかわからないので、銀行の貸出金利は高め。信用力が乏しいため社債やCP発行は金利が高くなりやすい。
街金 銀行、金主など 小規模な消費者金融にお金を貸す銀行は少ないため、金主と呼ばれるパトロン経由で資金を確保していることが多い。社債やCP発行はまず無理。

つまり銀行を親会社にもつ大手消費者金融よりも無名業者が好条件でお金を確保できるはずはないので、いわゆる「おとり広告」である可能性が高いといえます。

  • 間違い:
    大手消費者金融よりも低金利で借りることができる(好条件で借りられるなら無名業者でも活用すべき)
  • 正解:
    チラシ上の表記では低金利だが、実際に借りようとすると金利が高い(銀行系の消費者金融よりも好条件で貸出金の用意はできない)

まんまと騙され、申込してしまうと痛い目にあうだけ。触らぬが吉です。

Q.キャッシング業者よりも現金化業者のほうがお得なの?

キャッシング業者を利用するよりも、クレジットカードのショッピング枠を現金化してくれる業者のほうが手数料が安くてお得…と思ってる方もいるんですが、こちらも大きな間違い。

そもそもの話としてショッピング枠の現金化はカード会社の規約違反となる行為。誘惑に駆られたとしても絶対に利用しないようにしてください(三菱UFJニコスより引用)。

クレジットカードのショッピング枠の現金化は禁止しております。

「クレジットカードのショッピング枠を現金化」とうたった広告を、新聞、雑誌、看板、インターネット等で見かけますが、これらの決済にクレジットカードが利用されていることがあります。

このような取引は換金目的であり、当社では会員規約で禁止しております。

また、このような利用をすると、思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれる危険がありますので、決して利用しないでください。

カード発行会社側にバレてしまえばクレジットカードの強制没収につながるだけでなく、未払い残高の一括返済を求められることとなります。

手数料はおとり広告でしかない:

『いやいや、そうはいっても手数料が安いんだから現金化業者のほうがいいでしょ!』なんて考える切羽詰まった方もいるかも…ですが、あれらの手数料表記はあなたを誘い込むためのニンジンみたいなもの。

実際にその手数料でショッピング枠を現金化してくれるわけではないのでくれぐれもご注意ください。

どの業者も最終的に30~40%程度の手数料がかかります。

逮捕された業者の事例を見れば一目瞭然:

論より証拠、2022年に逮捕された下記業者では、ショッピング枠の現金化に40%前後の手数料を取っていた模様(引用元はこちら)。

警視庁は同社が2018年3月~21年12月、同様の手口で全国の約5900人に計約23億5000万円を貸し付け、計約9億5000万円の利息を違法に得たとみて調べている。

発表によると、7人は20年3月~21年2月、都内の30歳代男性ら男女5人に約254万円を貸し付け、法定金利の26~80倍となる計約126万円の利息を受け取った疑い。

だったら年18~20%程度の金利でお金を貸してくれる、消費者金融や銀行カードローンのほうが良心的というものですよね。

  • 合法的な消費者金融:
    年間で18~20%の金利手数料。早めに返済すれば借入額に対して3~4%程度の負担で済む。
  • 違法な現金化業者:
    利用したその瞬間に30~40%の手数料がかかる。利用後も金利手数料が発生する。

仮にそれすらも利用できなくなったら、違法業者に手をだす前にこちらの記事をお読みください。借金苦から脱出するための方法&考え方をわかりやすくまとめています。

最終更新日:2023年11月3日

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