株式会社テラネットとは、2000年に全国信用情報センター連合会(全情連)に加盟することが出来ないクレジットカード会社や銀行系消費者金融などのために作られた個人信用情報機関のこと。テラネットに加盟すれば全情連の個人信用情報のうち、借入件数のみを照会することが出来るようになっていた。
その後、2009年4月1日に全国信用情報センター連合会より信用情報事業の譲渡を受け、さらに日本信用情報機構へと名称を変更して今にいたっている。
テラネットの歴史と現在:
株式会社テラネット、誕生からの歴史:
1998年に設立されたテラネットは、その後以下のような変遷をたどっている。
年 | 事業の動き |
---|---|
1998年: |
全情連やその他の個人信用情報機関などの出資を受けてテラネット誕生 |
2000年: |
個人信用情報機関としてテラネットが活動開始 |
2007年: |
株式会社日本情報センター、株式会社アイネットの二社を合併 |
2009年: |
全情連の事業を継承。その後、株式会社日本信用情報機構(JICC)となり今に至る |
現在は「日本信用情報機構」となって存続:
上記の通り、テラネットは2009年前半に全情連加盟33社の事業を継承、その後、2009年後半には株式会社シーシービーも吸収合併して、株式会社日本信用情報機構(略称JICC)になった(株式会社日本信用情報機構についてはこちらを参照)。現在も、、「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」と並ぶ3つの個人信用情報機関のひとつとして運営されている。