付加価値サービス: カードに魅力を付加するためにカード利用者に対して提供されるサービスのこと。
付加価値サービスとは、本来そのものが有している価値に加えて、さらなる価値を提供するサービスのことです。クレジットカードにおいては、レンタカー保険・旅行損害保険・加盟店情報提供サービスなど、様々なサービスがあげられます。
クレジットカードの付加価値サービス
クレジットカードというと、決済手段としての利用と、その際のポイントサービスに目が行きがちです。しかし、クレジットカードは単純に買い物をするためのサービスにとどまりません。カード会社各社は、カードそれぞれに付加価値サービスを提供していますが、これらは「付帯サービス」とも呼ばれます。
代表的なクレジットカードの付加価値サービスは旅行傷害保険です。これは、クレジットカードを持っているだけで、海外旅行や国内旅行に行った際に病気やケガ、最悪の場合死亡といったもしものことが起こった際に保険が利用できるというものです。中には、旅行中にクレジットカードを使わなければ保険が利用できない「利用付帯」という条件があるカードもありますが、現在ではほとんどのカードに実装されている付加価値サービスとなっています。
ランクが高いカードほど付加価値サービスが充実
旅行傷害保険以外にも、クレジットカードにはさまざまな付加価値サービスがあります。小売店舗と提携しているカードの場合は、買い物優遇サービスがあったり、ガソリンスタンドのカードでは無料でロードサービスが付帯していたりと各社とも特色を出した付加価値サービスを用意しています。
この付加価値サービスは、ゴールドカードなどカードのランクが上がるほど充実していく傾向があります。ゴールドカードでは通常のカードに比べ旅行傷害保険の保障額が大きかったり、空港ラウンジ無料利用や、手荷物宅配サービス、レストランやホテルの予約や、専門コールセンターなどが付帯していることが多くあります。
クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率だけでなく、このような付加価値サービスの内容で比較検討してみることもお勧めです。