カード手数料:分割払いやリボルビング払いを利用した際に支払う金利手数料のこと。
クレジットカードの支払い方法には、一回払い、二回払い、ボーナス一括払い、分割払い、リボルビング払いなどさまざまな支払い方法があり、クレジットカードでショッピングをした場合には各自でどの支払いを利用するか選ぶことができます。
この際、分割払い、リボルビング払いを選択した際にカード手数料がかかるのが一般的です。
カード手数料は年利ほどは高くない
分割払い、リボルビング払いにかかるカード手数料は、金利手数料といった呼び方をされることもあります。これらは一年間でこれくらいの金利がかかりますよ、という意味の「実質年率○%」と表現されます。
しかしこの年率はあくまで1年間、お金を借りたままにした時にかかる金利手数料のこと。例えば10万円を12回払い、年率20%で返済した場合、1年かけて返済するのだから10万円×20%で2万円の手数料がかかるのかといえばそうではありません。
実際には毎月少しずつ返済していくために、12回払い終了時にかかるカード手数料は11,156円で済みます(約11.2%)。
一回払いの場合はカード手数料はかからない?
一般的に、一回払いやボーナス一括払いの場合、私たちカード利用者にはカード手数料は請求されません。実際にこれらは「後払い契約」のため、カード会社が手数料をとっても問題ありません。しかし、利用者の利便性を考え、現在はカード手数料を徴収していません。
その一方で、カード会社はカード決済がある度に利用金額の一部(5%程度)を、加盟店から決済手数料として徴収し、運営費をまかなっています。カード会社はカード保有者であるみなさんからお金を集めなくても、きちんと収益を得る方法をとっているのですね。