クレジットカードが入った財布がスリの被害に遭った。カバンごと盗まれた…そんな場合には、どのような行動をとるべきだろうか?今回は、そのような時の対処法についてまとめてみたいと思う。
もしもクレジットカードスリに遭ったら…:
落とした場合と、盗まれた場合では話がちがう:
一般的に財布を落としてしまった場合には、それを拾うのも一般人。現金はポケットに入れてしまう人もいるかもしれないが、よほど勇気がある人ではない限り、他人のクレジットカードを使って買い物やキャッシングをしてしまおうとは思わないだろう。
その道のプロは足が付かない方法を知っている:
しかし、財布をまるごとスられてしまったり、バッグを置き引きされてしまったりしたケースでは、盗む側もその道の専門家。盗んだクレジットカードの利用に関してためらうことはないため、盗まれた30分後にはどこかで使われていた…なんていうケースも多いようだ。
時間が経てばカードが利用停止になる可能性が高いことなどもよく知っているので、短時間のうちにコンビニで金券を購入して、カードはすぐに捨ててしまうなど、足の付かない使い方がされる。
万が一、財布をスられたり盗まれたりしてしまった場合には、時間をおかず一刻でも早くクレジットカード会社に連絡をして、そのクレジットカードの利用を止めることが大切だ。後で連絡しよう…などと思っていると、その間に、プロの仕事はすべては終わってしまうかもしれない。、
クレジットカードを落した場合とスsられた場合の比較:
比較項目 | 財布を落とした場合 | 財布を盗まれた場合 |
---|---|---|
対象者 | 一般人が拾う場合が多い | スリなどの専門家 |
カード悪用の可能性 | 交番などに届けてくれる場合のほうが多いはず。 クレジットカードを悪用される心配は限りなく低い (万が一使われても発覚されやすい)。 |
クレジットカードの悪用方法に熟知している。スられてから30分後にクレジットカードを利用されるなどの被害もよく聞く(時間がたてばカードを止められることを知っている)。 |
財布が戻ってくる可能性 | 財布自体が戻ってくる可能性はそれなりに高い | 財布ごと戻ってこない確率が高い。 |
クレジットカードの停止 | 落としたことに気づいたら、出来る限り早くクレジットカードを止めたい。 | 盗まれたことに気づいたら、出来る限り早くクレジットカードを止めたい。 |
盗難保険があるので、それでもクレジットカードは安全:
ただし、安心してほしいのは、クレジットカードには盗難保険が付いているということ。丸ごと財布をすられたり、バッグごと盗まれてしまったとしても、不正使用による損失は保険がしっかりと補ってくれる。利用限度額が高いカードの場合でも、金額の上限などの制限はなく100%補償される。あなたの負担額は0円でなので安心して欲しい。
クレジットカードを盗まれたからといってパニックになるのではなく、まずはクレジットカード会社に盗まれたという事実を報告。利用停止などの対応してもらえば心配することはない。クレジットカード会社の担当者は慣れているので、てきぱきと対応してくれるはず。連絡した際に、警察への届け出や盗難保険の申請方法などについて教えてくれるはずなので、その指示通りに対応しよう。
いつでもすぐに連絡できるように、クレジットカード会社の連絡先は、携帯電話やスマートフォンなどに登録しておくようにするといいだろう。