クレジットカードの申込時には居住形態(持ち家か賃貸かなど)と居住年数(どのくらいそこに長く住んでいるのか?)を聞かれることになる。これらの記入にあたっての注意点をまとめておこう。
クレジットカード申込時の住まいに関する記入:
クレジットカード会社にとっての居住形態の意味:
クレジットカード会社にとって一番怖いのは、なんといってもカードの未払い残高を踏み倒されてしまうこと。最悪の事態は、クレジットカード会員が突然いなくなって連絡が付かなくなるということだ。
引っ越しのしやすさが一つの目安:
この点で、例えば自分の持ち家にすんでいるようなケースでは、信用力が非常に高い。また同様に家族名義の持ち家にすんでいるような場合でも、滅多なことがない限りそこから引っ越さないと思われるので、信用力は高いと言えるだろう。反面、賃貸マンションや貸し家などの賃貸物件に住んでいる場合には、信用力が低い傾向にある簡単に引っ越しをしてどこかに移動出来てしまうため。
このような観点から、クレジットカード会社は住居種別によって信用力のスコアリングをしている。
審査時には居住年数も大事な要素:
では、賃貸物件であれば信用力が低いのか?というと、実はそうでもない。オンボロアパートでも、そこに長く住んでいるような場合には、「その場に定住している」と考えられるため、信用力が高いと判断されることもある。
引っ越しをしたばかりなどというタイミングでクレジットカードを申し込むと信用力に取ってマイナスになってしまう可能性もある。万全な状態でクレジットカードが欲しい場合には、引っ 越し前か、引っ越し後、せめて1年以上経過してから申し込むようにして欲しい。もちろん、その他の属性で信用力が高い人の場合には、引っ越し直後でもクレ ジットカードの申込は可能なので、自信がある方は気にせずトライしてみよう。