クレジットカード審査の際に、勤務先やそこでの勤務年数の項目は一体どのように扱われるのか?これについてわかっている内容をまとめてみよう
クレジットカード審査における勤務先:
勤務先はかなり重要:
クレジットカードの申込みの際に記載する年収はあくまでも自己申告のため、それほど重要ではない。それよりも、勤務先の方が重要な意味を持つ。勤務先と勤続年数によってどのくらいの収入があるのかは、ほぼ推測出来るためだ。
自己申告の年収よりも重視される傾向:
つまり自己申告の年収はそれほど重要ではないが、勤務先と勤続年数は、カード会社としても申込者の収入を推し量る重要な項目 として重視しているというわけだ。
勤務先の安定度が評価される:
また年収の大小だけでなく、勤務先の安定度などもクレジットカード審査時には評価される。例えば、典型的なのは公務員。カード会社は「毎月安定収入が見込め、解雇の可能性が極端に低い」と判断し、その人を高く評価するだろう。同様に 東証一部上場企業などに勤務している場合にも、会社が急に倒産したりする可能性が低いため、安定収入を維持できると判断される。
反面、名前も知られていないような中小零細企業に所属している場合や自営業などの場合には、その会社や事業がいつ潰れてしまってもおかしくないため、申込者の信用は低いと判断される。実際には、これらの中にも十分信用できる人は多いかもしれないが、ひとりひとりと面談して審査を行うわけではなく、データから判断する以上、こればかりはどうしようもないだろう。社会的に高い信用力を付けたいのであれば、やはり有名企業に勤務するか公務員にな るのが一番なようだ。
派遣社員の場合にはどちらの勤務先を書くべき?
派遣社員として大企業に派遣されている…という方も、今の時代では多いはず。こういった場合、一体どちらの勤務先をクレジットカード申込時には記載すべきなのだろうか?
正しくは、派遣会社の方。契約を結び給料を支払っているのは派遣会社だからだ。クレジットカードの審査に有利になるであろうと、大企業の名前を記載したくなるかもしれないが、ここは正直に派遣会社の名前を書くようにして欲しい。
実際には、そういったことを知らずに申込書を記入してしまう…という方もいるかもしれないが、大企業の名前を書くことは…みなさんにおまかせしたいと思う。