これはもう説明しなくてもみなさんおわかりかと思うが、座席クラスとは飛行機内における座席の等級のこと。
一般的にエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスとあり、エコノミークラスが一番値段の安い席、ファーストクラスが一番値段の高い席となっており、それに付随するサービスも異なる。
座席クラスまとめ表
最近ではさまざまな飛行機の座席クラスがあるので、わかりやすいように座席クラスを表にまとめてみた。残念ながら一般所得層の方の場合には、ビジネスクラス以上のものに乗るのはなかなか難しいだろう。
座席クラス | 値段 | 座席クラスの解説 |
---|---|---|
ファーストクラス | 超高い | 言わずもがな、最高級の座席クラスのこと。国際線などでは1回の搭乗で100万円以上の費用がかかることもある。なお、国内線ではそもそもファーストクラスの設定がない飛行機も多い。 |
ビジネスクラス | 高い | 中間に位置する座席クラス。ビジネスクラスという名前がついているが、別にビジネスマンでなくても利用は可能。エコノミークラスよりも比較的ゆったりめの席が用意される。 |
高級エコノミークラス | やや安い | 最近設定が増えている座席クラス。ビジネスクラスほどの料金は出せないけど、エコノミークラスよりはゆったりと飛行機に乗りたい! という方に人気。前の座席との距離が若干空いていたり、少しだけ椅子が大きかったりする。 |
エコノミークラス | 安い | 一般座席。一番安い料金で飛行機に乗れる反面、エコノミークラス症候群に代表されるように狭い、キツイ……といった席になっている。LCC(格安航空)などではさらに狭く、椅子がびっしりと敷き詰められている。快適よりも安さ重視の方に。 |
座席クラスの呼び方はいろいろ
座席クラスの呼び方は航空各社によってさまざま。個人的には統一してほしいところではあるが、独自の名前をつけることで航空会社の色をだそうとの狙いがあるのだろう。
航空会社 | 座席クラスの名前 |
---|---|
日本航空(JAL) | クラスJ |
全日空(ANA) | プレミアムクラス(旧スーパーシートプレミアム) |
国内線の場合には座席のアップグレードも安い
日系航空会社の場合、これらの座席クラスは基本的に一番ベースとなるエコノミークラスよりも座席の質は格段に良くなる。それにもかかわらず国内線では数千円程度の追加料金で利用できるため、お金に余裕がある方は使ってみてほしい(一度使うともうエコノミークラスには戻れなくなるから不思議である)。
また、座席クラスがたとえ一緒だとしても、飛行機の種類(ボーイングだったりエアバスだったり)によっては座席自体が大きく異なる場合も。ちょっと古い飛行機にあたってしまった場合には、あまり快適な乗り心地ではない……なんてことも普通にある。やはり年々、技術革新していっているのだなと実感させられることだろう。