年会費2,200円でゴールドカードオーナーに ポイントもどんどんまる楽天ゴールドカード
ポイント1楽天ゴールドカードの特徴

年会費無料で楽天ポイントがザクザク貯まると評判の楽天カード。その上位版であるカードが今回ご紹介する楽天ゴールドカードだ。
楽天ゴールドカードにはさらにその上位版である楽天プレミアムカードも存在する。こちらは年会費が11,000円(税込)と1万円以上するのに対し、楽天ゴールドカードはわずか2,200円(税込)だ。入会にあたっての条件も「20歳以上で安定した収入があること」なので、成人であれば楽天ゴールドカードを持つことは決して難しくない。
通常の楽天カードとの最大の違いはポイント料率だ。楽天カードでは楽天市場でのお買い物で最大3倍の楽天ポイントが貯まるところ、楽天ゴールドカードでは最大5倍の楽天ポイントが貯まる。
ポイントだけではなく、ETCカードが無料で作れたり、国内空港ラウンジや一部海外空港ラウンジが無料で利用できたりなど、クレジットカードを作る目的によっては楽天市場ユーザーではなくても使いやすいカードとなっている。
この記事では通常の楽天カードや他社ゴールドカードと比較しながら、楽天ゴールドカードの魅力を徹底解説する。
ポイント2楽天ゴールドカードの利点
5倍の楽天ポイントがもらえる
楽天カードの最大の魅力は楽天ポイントの還元にある。楽天市場で通常の楽天カードを使ってお買い物をすると、最大3倍のポイントが還元されることは冒頭で触れた。
楽天ゴールドカードであれば、さらにポイントが最大で5倍だ。楽天カードを使うと100円(税込)につき1ポイント貯まるが、楽天ゴールドカードだと5ポイント貯まる。
楽天ゴールドカードでもらえるポイントの詳細と、ちょっとした注意点をまとめていこう。
楽天ゴールドカードでもらえるポイントにはそれぞれ種類がある

通常の楽天カードと楽天ゴールドカードの最大の違いは、楽天市場内でお買い物をしたときに得られるポイント数だ。楽天ゴールドカードでお買い物をすると最大5倍のポイントとなる。
ポイントの仕組みとしては下記の通りになる
ポイントが5倍になるケース | |
---|---|
通常の買い物でポイント | 1倍 |
楽天カード利用時による通常ポイント | +1倍 |
楽天カード利用時による特典ポイント | +1倍 |
楽天ゴールドカード利用による特典ポイント | +2倍 |
合計 | 5倍 |
上記の表を見て気づいた人も多いと思うが、実は楽天カードを使って楽天市場内でお買い物をした場合、もらえるポイントの種類はいくつかある。それが表で挙げている「通常ポイント」と「特典ポイント」である。楽天ゴールドカードを利用すると、それぞれ2種類の通常ポイントと特典ポイントがもらえる。楽天市場でよくお買い物をする人はポイントが貯まりやすい。しかも貯まったポイントはお買い物にも使えるため、とてもお得だ。
しかし、この通常ポイントと特典ポイントには大きな違いがある。次で説明しよう。
「通常ポイント」と「特典ポイント」は有効期限が異なる

楽天ゴールドカードを使って楽天市場内でお買い物をした場合、通常ポイントと特典ポイントがそれぞれもらえるが、この2つは有効期限が異なるので注意が必要だ。
まずは通常ポイントの有効期限について説明しよう。通常ポイントは、獲得月を含めた1年間が有効期限となっている。この1年の間に再度、通常ポイントを獲得すると、獲得した月からさらにまた1年間有効期限が延長される仕組みとなっている。つまり、通常ポイントは貯金のように積み重なり、ポイントを獲得するごとに有効期限がどんどん伸びていく。楽天ポイントを定期的に獲得すればするほど有効期限を気にせず利用できる。
一方、特典ポイント(期間限定ポイント)は、ポイントが付与された翌月末23:59までが有効期限となっている。しかも、この特典ポイントは追加獲得しても有効期限が延びない。
楽天ゴールドカードを使って楽天市場内でお買い物をした場合、最大5倍のポイントが貯まるが、このうちの3倍の分が期間限定ポイントとなる。これには注意が必要だ。
例えば楽天ゴールドカードで毎月1万円の買い物をしたとする。1ヶ月で獲得できるポイントは500ポイントだ。そのうちの300ポイントが期間限定ポイントとなる。つまり獲得したポイントの半分以上が翌月末に失効してしまうのだ。そのため、早めに消化しないと非常にもったいない。楽天市場内ではもちろん、楽天ポイントが使って決済できるお店で積極的にポイントを使っていこう。
なお、通常ポイントと期間限定ポイントは、期間限定ポイントから優先して使われるようになっている。ネットでの決済はもちろん、店頭でもわざわざ「期間限定ポイントを使ってください」と店員さんに声をかけなくても、期間限定ポイントを保有していれば、ポイントでの支払いは自動的に期間限定ポイントから優先して使われるようになっている。この点は良心的と言えるだろう。
ちょっとした設定で最大7倍にまでアップさせる方法
楽天ゴールドカードを使って楽天市場でお買い物をすると最大5倍のポイントが貯まることをご紹介したが、これを最大7倍にまで伸ばす簡単な方法がある。それが下記の方法だ。
- 楽天カードの利用代金を楽天銀行から引き落とす(+1倍)
- 楽天市場アプリから買い物(+0.5倍)
- 楽天ブックスで月1回1,000円以上の買い物をする(+0.5倍)
これで獲得できるポイントが7倍にまで伸びる。
他にもSPU(スーパーポイントアッププログラム)では、条件達成で+0.5~1倍ポイント獲得率がそれぞれ増える。
他のゴールドカードに比べて年会費が安い
楽天ゴールドカードは、他社のゴールドカードと比較すると年会費がかなり安い。ここでは人気のゴールドカードと比較してみよう(スマホの場合は横スクロールで確認ができます)。
楽天ゴールドカード | MUFGカード ゴールド | 三井住友カードゴールド | JCBゴールド | dカードゴールド | エムアイカードゴールド | |
年会費 | 2,200円(税込) | 1年目無料 2年目以降2,095円(税込) |
初年度年会費無料(オンライン入会) 2年目以降11,000円(税込) |
1年目無料 2年目以降11,000円(税込) |
1年目10,000円(税抜) 2年目以降10,000円(税抜) |
5,500円(税込) |
対象年齢 | 20歳以上 | 18歳以上 ※ただし未成年者は親権者の同意が必要 |
満30歳以上で、 本人に安定継続収入のある方 |
20歳以上で、本人に安定継続収入のある方(学生不可) | 満20歳以上(学生不可)で安定した継続収入があること | 満18歳以上で安定した収入のある方、 その配偶者の方、学生の方(高校生は除く) |
利用限度額 | 最高200万円 | 10~200万円 | 50~200万円 | 公式サイトにて確認 | 個別に利用設定 | - |
ポイントプログラム | 楽天ポイント | グローバルポイント | Vポイント | OkiDokiポイント | dポイント | エムアイポイント |
家族カード | 1名様につき550円(税込) | 1人目無料 2人目以降1名につき月400円 (初年度年会費無料) |
1人目初年度無料 2人目以降1,100円(税込) |
1名様無料 2人目より1名様につき1,100円(税込) ※本会員の年会費が無料の場合、 家族会員も無料 |
1枚目無料 2枚目以降1,000円(税抜) |
1枚当たり1,100円(税込) ※1枚まで |
付帯機能 | 楽天Edy 楽天ポイントカード |
ApplePay | iD ApplePay GooglePay WAON PiTaPa |
QUICPay | iD | ― |
その他の情報 | 国内空港ラウンジが年間2回無料 (一部の海外空港ラウンジも利用可)。 |
三菱UFJ銀行のATM/コンビニ利用手数料無料。 国際線では国内主要6空港と ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)が 無料で利用可能。 |
20代向けのゴールドカードに 三井住友カードプライムゴールドがある。 |
JCBのステータスカード (ザ・クラスやゴールド・ザ・プレミアなど)が狙える。 国内主要ラウンジおよびハワイ、 ホノルルの国際空港内の空港ラウンジが無料。 |
3年間の最大10万円ケータイ補償 (同一機種・同一カラー) 空港ラウンジ利用可能。 |
羽田空港TIATラウンジ、 海外では韓国の仁川国際空港、 ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港が利用可能。 |
実は、ゴールドカードの中で年会費が一番安いのは楽天ゴールドカードではない。一番安いのは、MUFGカードゴールドだ。MUFGカードゴールドの年会費は、1年目は無料、2年目以降2,095円となっている。
楽天ゴールドカードの年会費は、1年目も2年目以降も2,200円だ。MUFGカードゴールドの方が、1年目の年会費は2,200円、2年目以降の年会費は105円、安いということだ。
他のゴールドカードでは年会費が1万円を超えるものが多い。年会費の安さを見ると、楽天ゴールドカードとMUFGカードゴールドが2強といえる。
楽天ゴールドカードよりもMUFGカードゴールドのほうが年会費が安いということは、MUFGカードゴールドのほうがいいのか? というと、一概にはいえない。楽天ゴールドカードには特筆すべき点があるのだ。

まずは楽天ポイントの利便性だ。楽天ポイントは楽天市場内に限らず、さまざまなところで利用できる。一部を挙げるとマクドナルド、ミスタードーナッツ、くら寿司など。MUFGカードゴールドの利用で貯まるグローバルポイントは店頭では利用できない。グローパルポイントはポイント移行で楽天ポイントやPontaポイントに替えてから店頭で使うことができるが、移行までに日数がかかってしまうため不便だ。
さらにもう一つ、使える空港ラウンジについても楽天ゴールドカードに軍配が上がる。MUFGカードゴールドと比較して、国内の空港ラウンジは一部を除いて使えるラウンジがほぼ同じだが、海外空港ラウンジでは楽天ゴールドカードのみ韓国の仁川国際空港ラウンジが利用できる。楽天ゴールドカードで利用できるラウンジについてはまた後ほど詳しく解説するが、MUFGカードゴールドと比較してこのような違いがあることを覚えておくと、カードを作る際の比較検討の材料になるだろう。
貯まった楽天ポイントはネットや店頭で使える
楽天グループのサービスで楽天ポイントを使う
貯まった楽天ポイントは、楽天グループ内で利用することができる。代表的なところを挙げてみよう。
- 楽天トラベル
- 楽天モバイル
- 楽天証券
楽天トラベルでは旅行するときの宿泊先や航空券の支払いに楽天ポイントが使える。楽天モバイルでは月々の利用料金をポイントで支払うことも可能だ(※スマホ本体の料金は対象外)。
楽天証券では上記の2つと違って、利用できるポイントは「通常ポイントのみ」。投資信託の積立で利用できる。株の購入はできない。また、期間限定ポイントと、他社ポイントから交換した楽天ポイントは、楽天証券では利用できないので注意が必要だ。
またこれら3つのサービスを利用する際、楽天ゴールドカードを持っていることによる優遇はとくになく、楽天カードを使っても楽天ゴールドカードを使っても貯まるポイントは同じとなる。
ネットショッピングで楽天ポイントを使う
楽天市場以外のいくつかのECサイトでも、楽天ポイントを使うことができる。
- バイマ
- ドミノピザ
- ピザハット
- オイシックス
- ワタシプラス(資生堂)
- めちゃコミック
- コジマネット
- アイリスプラザ
などで利用可能。楽天ポイントが使えるECサイトは下記のリンク先で確認しよう。
なお、楽天市場以外のネットショップでポイントを使うだけではなく、ポイントを「貯める」こともできる。その方法が楽天リーベイツだ。楽天リーベイツを経由してお買い物をすればそれだけで利用額に応じてポイントを貯めることができる。ベルメゾンやApple、ユニクロなど人気ショップも多いので、通販を利用して買い物する際はチェックしておこう。
店頭でポイントを使う
楽天ポイントは身近にあるお店でも利用することができる。あまりにも身近で、「えっ!ここでも使えるの?」とびっくりするかもしれない。一部のショップを例に挙げてみよう。
- マクドナルド
- ファミリーマート
- ミスタードーナツ
- すき家
- ビックカメラ
- ココカラファイン
などだ。楽天ポイントが使えるお店は公式サイトにくわしく載っているので以下のリンクをチェックしておこう。
他社ポイントを楽天ポイントに交換する
楽天ポイントはお買い物などで貯めるだけではなく、他社ポイントプログラムやマイルから楽天ポイントに交換することができる。こちらもどのようなポイントプログラムから交換ができるのか一部を抜粋してみよう。
- ANA
- オリコ
- マツモトキヨシ
- ダイドースマイルスタンド
など。
どのようなポイントプログラムから楽天ポイントに交換できるかは、以下のリンク先で確認ができる。
逆に楽天ポイントから交換できるのはANAのマイルのみとなっている。楽天ポイント2ポイントでANAマイル1マイルに交換ができる。それ以外の他社ポイントプログラムには交換することはできない。
国内・海外の一部空港ラウンジが年間2回無料で使える

楽天ゴールドカードを所有していれば、日本国内の空港ラウンジと一部の海外の空港ラウンジが1年で2回まで無料で利用できる。期間は毎年9月1日~8月31日を1年間としている。空港によってサービス内容は若干異なるが、例えば羽田空港の第2旅客ターミナルPOWER LOUNGE CENTRALには、フリードリンク(ソフトドリンクのみ)、フリーWi-Fi、新聞・雑誌が置いてある。有料ではあるが、シャワールームを利用できたり(30分1,000円)、洗面台や寝っ転がることができる多目的スペース「P-SPACE」も利用できる(1時間880円)。
ラウンジが利用可能な国内の空港は、こちらの公式ホームページで確認してほしい。
海外では韓国の仁川国際空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが利用できる(2020年8月現在)。ちなみに現在、仁川国際空港のラウンジを無料で利用できる国内発行のクレジットカードは以下の5種類のみとなっている。
- ANAダイナースクラブカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- エムアイカード(ゴールド、ゴールドプラス)
- オリコカード(ザプラチナム、ザゴールドプライム、ザワールド、ザゴールド、ゴールドアップティ、オリコビジネスカードGold、EXGold for Biz)
楽天ゴールドカードは、この4種類の中でダントツに年会費が安い。厳密にいえば、上記に挙げたオリコカードの法人ビジネスカードは楽天ゴールドカードよりも年会費が安くなるが、あくまでも法人向けカードだ。つまり、個人向けのクレジットカードの中で最も年会費が安いのは楽天ゴールドカードだ。
なお、この空港ラウンジが無料となる特典は、カード保有者のみ適用される。同伴者は無料ではないので注意だ。家族カードを保有している家族カード会員であれば本会員と同じくラウンジが無料となる。利用の際は忘れずに楽天ゴールドカードを提示しよう。
ちなみに、楽天ゴールドカードの上位版である楽天プレミアムカードであればプライオリティ・パスがついてくる。プライオリティ・パスは世界148か国、1,300か所以上の空港ラウンジが利用できるため、楽天ゴールドカードよりもはるかに多くのラウンジが利用できる。海外渡航の機会が多い人は楽天プレミアムカードを検討してもいいだろう。
海外旅行傷害保険が最大2,000万円の補償
楽天ゴールドカード所有者は付帯サービスとして、海外旅行傷害保険を利用できる。これは、海外旅行の際に怪我や事故によって治療が必要になった際に利用できる保険のことで、最高2,000万円が補償される。
海外に行く機会の多い人にとっては安心で便利な保険だ。ただし付帯利用になるので、楽天ゴールドカードで渡航費用を支払っていることが前提になる。
楽天ゴールドカードの海外旅行傷害保険の補償 | |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000 万円 |
傷害治療費用 | 200 万円 |
疾病治療費用 | 200 万円 |
賠償責任(免責なし) | 2,000 万円 |
携行品損害 | 20万円(免責金額 3,000円) |
救援者費用 | 200 万円 |
保険が適用されるためには、国内で交通費や海外旅行代金にカードを利用することが必要だ。この点は注意しよう。詳細は公式ホームページでよく確認してほしい。
ちなみに、楽天ゴールドカードよりも年会費が安いMUFGカードゴールドにも海外旅行傷害保険がついているが、年間利用額が20万円以下だと上限2,000万円から100万円に下がってしまう。楽天ゴールドカードにはそのような縛りがないので、海外旅行を頻繁にする人は楽天ゴールドカードを持っているほうが安心だ。
ETCカード年会費無料
クレジットカードの付帯サービスとしてETCカードを発行できるケースが多いが、楽天ゴールドカードでもETCカードの発行が可能だ。しかも年会費は永年無料となっている。
下位グレードの楽天カードでもETCカードの発行は可能だが、条件次第では年会費がかかってしまう。年会費無料は楽天ゴールドカードを持っているからこそ享受できるメリットだ。ETCカードの利用でも楽天ポイントが貯められるため、高速道路を利用する機会の多い人にとってもお得なカードといえる。
ポイント3楽天ゴールドカードの注意点
アメリカン・エキスプレスは選べない

楽天ゴールドカードで選べる国際ブランドはVisa、マスターカード、JCBの3種類だ。通常の楽天カードや、上位版の楽天プレミアムカードではその3つに加えてさらにアメリカン・エキスプレスが選べるようになっている。
そのため、アメリカン・エキスプレスのカードを持ちたい人は楽天ゴールドカードの選択肢は外れることになる。
特典ポイントの有効期限が短い
先にも説明した通り、楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物した際には4種類のポイントがもらえる。そのうちの2種類の特典ポイントは、通常ポイントに比べて有効期限が短く、翌月末までとなっている。有効期限が切れれば、切れた分のポイントは消えてしまう。
そのようなムダを防ぐために、楽天ゴールドカードを持った人には、日常生活の中に楽天ポイントでの支払いを組み込むことをおすすめする。
楽天のサービスを利用しない人には不向き
楽天ゴールドカードは楽天のサービスを利用するとポイントが貯まりやすい。楽天市場でのお買い物で最大5倍のポイントがもらえたり、さらに楽天モバイルや楽天証券の投信積立などを利用しているとSPU(スーパーポイントアッププログラム)の達成条件が増え、楽天市場でのお買い物をするときのポイントがじゃんじゃん貯まるようになる。
一方で楽天市場を使わない人は、このポイントアップは適用されないため、楽天ゴールドカードを持つメリットがとても薄くなる。楽天市場で買い物をしない場合は、ポイントの獲得率は通常の楽天カードと変わらない。海外旅行保険や、ゴールドカードホルダーとしてのステータスに特別こだわりがないのであれば、通常カードを選ぶ方が得策だ。
ゴールドカードの券面デザイン

細かいことだが、楽天ゴールドカードの色についても触れておこう。楽天ゴールドカードの色は、もちろんゴールドだ。だが、楽天プレミアムカードがゴールドカードらしいイエローゴールドの発色なのに比べて、楽天ゴールドカードのほうはやや赤みがかった「ピンクゴールド」のような発色に見える。
筆者の主観としては、楽天プレミアムカードと並べて比べた場合、楽天ゴールドカードのほうは年会費の安さもあいまって、若干安っぽさを拭えない印象がある。
もちろんゴールドカードとしての機能には関係のない話なので、気にならない人にはなにも問題はない。
ポイント4楽天ゴールドカードのその他情報
楽天ゴールドカードでは付帯機能として楽天Edyの機能がつけられる。楽天Edyとは、あらかじめEdyにチャージをして使うプリペイド(前払い)式の電子マネーだ。Edyへのチャージは楽天ゴールドカードを設定することができ、万が一お会計の際に残高が足りなくなってもオートチャージ機能が利用できる。
最近ではスマホのQRコードで決済できる楽天ペイも出ている。楽天ペイも楽天Edyと同じく事前にチャージして使うプリペイド式の決済方法だ。
楽天Edy、楽天ペイと、どちらも楽天ゴールドカードからチャージした金額に応じて楽天ポイントが貯まる。楽天Edyや楽天ペイで決済をすればそこでも楽天ポイントが貯まる。つまり、「チャージ」と「店頭での支払」の両方でポイントがもらえるため、電子マネーを併せて使うとさらにお得だ。
ポイント5楽天ゴールドカードまとめ

楽天ゴールドカードは、楽天カードで用意されている2種類のゴールドカードのうち、年会費が安い廉価版のゴールドカードだ。
上位版ゴールドカードの楽天プレミアムカードが年会費11,000円(税込)なのに対し、楽天ゴールドカードは2,200円(税込)のリーズナブルな年会費で所有できる。
手軽にゴールドカードユーザーになりたいのであれば、楽天ゴールドカードがおすすめだ。20歳以上の有職者であれば審査は通りやすい。
年会費無料の楽天カードとの大きな違いは、楽天市場でクレジット払いの買い物をした場合のポイント還元。楽天カードが2倍なのに対して、楽天ゴールドカードは5倍になる。それ以外での買い物はどちらも1倍のポイント付与なので差はない。
もうひとつ楽天ゴールドカードを持つことのメリットを付け加えるなら、ゴールドカードというステータスを得られることだろう。
海外旅行の傷害保険もついており、海外に行く機会の多い方にとっても重宝するだろう。ただし自動付帯ではなく利用付帯(楽天ゴールドカードで決済すると付帯する)になるので注意してほしい。
空港ラウンジは年間2回まで無料で利用できるが、ラウンジ利用を目的としている方にとっては2回は正直物足りないところだろう。そういう方はプライオリティパスが無料で作れる上位版の楽天プレミアムカードをおすすめする。
楽天市場でよく買い物をする人、普段の買い物でもクレジット決済が多い方は、楽天ゴールドカードを利用することで、通常の楽天カードを利用するよりもポイントをお得にGETすることができる。年会費もバツグンに安いので、手軽にゴールドカードを持ちたい方にとっては、楽天ゴールドカード以外の選択肢はないといってもいいだろう。ぜひ楽天ゴールドカードへの入会をおすすめする。
公式サイトをチェックネットからすぐに申込可能