無事にクレジットカードの審査を通過すればあとは届くのを待つばかり。しかし自宅に郵送されてきたカードを受け取り損ねてしまった場合には、どのようにしたらよいのだろうか? 今回はその対処法をまとめてみよう。
クレジットカードを受け取り損ねてしまった場合の対処法まとめ
クレジットカードは本人確認ができる方法で送られてくるので郵便受けには投函してもらえない。そのため不在時には受け取ることは不可能だ。「帰宅が連日深夜になってしまった」「運悪く海外出張と重なった」などさまざまな理由でクレジットカードを受け取ろうと思っていたのに受け取れないことはあるだろう。しかし心配しなくても大丈夫。受け取り損ねてしまった方は以下の方法で対処しよう。
まだ日数が浅いなら郵便局や配送業者が保管してくれている
説明するまでもないが、留守の場合は配送業者の不在票が郵便受けに入っているはず。保管期間や連絡先が書かれているので、受取可能な日時を指定して再配送してもらえば問題ないだろう。宅配便などと同じだ。
カード発行会社が利用する配送業者はバラバラ
ちなみにクレジットカードを届けてくれる業者はクレジットカード発行会社ごとに異なる。日本郵便をはじめ、ヤマト運輸や佐川急便などを利用するところもあるが、いずれの場合も本人に直接手渡しで配送される。
返送されてしまったらカード会社に連絡を
どうしても再配達してもらうことができなかったり、不在票に気づいたときにはすでに保管期間が過ぎていた場合、あなたのクレジットカードは差出人のクレジットカード会社に返送される。保管期間は以下が目安だ。
各事業者の最大保管期間
事業者 | 保管期間 |
---|---|
日本郵便 | 最大7日 |
ヤマト運輸 | 最大7日 |
佐川急便 | 最大7日 |
保管期間が過ぎてしまった場合にはクレジットカード会社に直接連絡をしよう。
連絡をすれば再配送してくれる
一度くらい受け取れなくてもすぐにクレジットカードが取り消されてしまうことはない。クレジットカード会社に連絡をすれば問題なく再配送してくれるので安心してほしい。あわてず電話で受け取れなかったことを伝えて再配達をお願いしよう。場合によっては自動的に再配達の手配をしてくれている可能性もある。
クレジットカード会社としても、せっかく発行したクレジットカードをあなたに受け取ってもらいたい気持ちがある。そのためカードが返送された場合にはクレジットカード会社から電話連絡してくれる場合もある。このあたりの対応はクレジットカード会社によってまちまちなので自分から積極的に連絡するようにしよう。
1ヶ月以上の長期放置をしてしまったら
再送してもらったクレジットカードも受け取れなかった、長期の不在などで1ヶ月以上も受け取りを放置してしまった……そんな場合はどうなるだろうか?
このような場合も各社に電話連絡をして確認しよう。クレジットカード会社によっても対応は異なるが、早いところでは1ヶ月程度で連絡がつかなければ廃棄してしまう可能性もある。連絡はできるだけ速いほうがいいだろう。
運よく廃棄されていなかった場合には再配送してもらうこともできるので、受け取れなかった理由を伝えてお詫びしたうえで再配手続きを依頼してみよう。
前もって連絡しておけばクレジットカード会社の印象もよい
長期出張などで長く不在にする場合などは、前もってクレジットカード会社に連絡しておけば安心だ。たとえば海外に行く予定があるなら、帰国後に配送してもらうようにするなど段取りしてもらえることもある。少なくとも受け取りがないまま状況がわからないよりもクレジットカード会社の印象もいいはずだ。クレジットカードの審査に通った時点でカードが送られてくることはわかっているはずなので、受け取れない可能性がある時には自分から連絡するようにしよう。