みなさんご存知の楽天カード。
年会費無料のクレジットカードでありながら海外旅行保険が無料サービスとして付いているのですが、このことをくわしく知っている方は意外と少ないようです。
そこで今回は楽天カードの海外旅行保険についてくわしく解説してみましょう。
仕事や旅行で「海外にたまには行くよ」という方は読んでおくと必ず役立ちますのでぜひ参考にしてください。
楽天カードの海外旅行保についての解説目次
初級編:海外旅行保険の基礎知識
そもそも海外旅行保険とはどんな保険でしょうか。
まずは海外旅行保険の基本から始めてみましょう。わかっている方はここは飛ばして先に進んでいただいてかまいません。
海外旅行時の事故やケガ・盗難被害・損害などをカバーする保険
海外旅行保険(正式には海外旅行傷害保険)とは、その名前のとおり海外旅行したときの万が一を助けてくれる保険のこと。
たとえば、縁起でもありませんが、もし旅先で事故にあって命を落としてしまった場合、飛行機が墜落して命を落としてしまった場合、重度な障害が残った場合などに保険会社が保険金を払ってくれるサービスです。
ほかにも、
- 海外で病気になって入院した場合の医療費の補償
- 高級ブランドショップで商品を壊してしまった場合の補償
- ホテルでお湯を出しっぱなしにして水漏れを起こし損害賠償請求された場合の補償
- 旅先に持ってきたブランドバッグが盗まれた場合の補償
などの損害や被害を保険でカバーしてくれます(くわしくは海外旅行保険の詳細へ)。
このように旅行中に予想されるさまざまなリスクを補償してくれるのが海外旅行保険。
日本での常識が通じず、健康保険証も使えない海外では必須の保険です。
一般の海外旅行保険への加入はネット申込みが主流
海外旅行をするのであれば海外旅行保険が必須なのはおわかりいただけたでしょう。
ところで海外旅行保険にはどのようにして加入するのでしょうか。
最近ではインターネットによる申込みがメインになっています。
海外旅行保険の加入手続はネットに慣れた方であれば3~4分、時間がかかる方でも10分程度で完了します。
海外旅行をする予定の方は加入を検討してください。
成田空港や関西国際空港には海外旅行保険の自動販売機もある
海外旅行保険の加入手続ができる自動販売機が設置されている空港もあります。
旅慣れしている方なら「ああ、あれね!」とおわかりいただけるでしょう。たとえば成田空港や関西国際空港などに設置されていますね。
海外旅行保険の掛け金は意外とかかる
一般の海外旅行保険に加入するためには、だいたいどのくらいの掛け金(保険料)が必要なのでしょうか。
もちろん保険会社や補償内容などによって変動がありますが、目安となりそうな金額を調べてみました。
補償内容を手厚くすればするほど保険料は上がっていきますので、今回は最安の例を紹介します。
海外旅行保険の保険料
渡航先 | 滞在日数 | 保険料の範囲 |
---|---|---|
韓国 | 3日間 | 870円~2,270円 |
5日間 | 1,390円~3,130円 | |
30日間 | 7,360円~22,800円 | |
アメリカ | 3日間 | 1,100円~3,410円 |
5日間 | 1,740円~4,900円 | |
30日間 | 10,070円~22,800円 | |
イタリア | 3日間 | 1,250円~3,410円 |
5日間 | 1,870円~4,900円 | |
30日間 | 9,510円~22,800円 | |
台湾 | 3日間 | 870円~3,410円 |
5日間 | 1,390円~4,900円 | |
30日間 | 7,360円~22,800円 |
短期滞在であっても結構な出費となりますね。長期になればなるほど高額になっていきます(短期留学や駐在などの場合にはちょっと痛手かもしれませんね)。
「海外旅行保険」と聞くと旅行にのみ適用される保険のような気がしますが、実際には仕事でも語学留学でも保険の対象です。「とにかく海外に行く場合の保険」と考えればOKですよ。
中級編:楽天カードの海外旅行保険を徹底解説
では楽天カードに付いている海外旅行保険はどんなものでしょうか。
ここからは楽天カードの海外旅行保険について解説していきましょう。
楽天カード付帯の海外旅行保険は最高2,000万円の補償がある
2020年現在、楽天カード付帯の海外旅行保険はこんな内容になっています。
楽天カードの補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任(免責なし) | 最高2,000万円 |
携行品損害(免責金額3,000円) | 最高20万 |
救援者費用 | 最高200万円 |
「救援者費用」とは、遭難者の捜索費用・日本への飛行機での医療搬送費用・海外で入院したときに日本から家族を呼ぶ費用などをカバーしてくれる保険です。
年会費無料で作れるクレジットカードとして、楽天カードにはこれだけ手厚い海外旅行保険が付いているのはうれしい限りですね。
万が一海外で事故にあって亡くなってしまった場合、遺族に最高2,000万円の保険金が補償されます。家族のいる方であればなおさらありがたいことでしょう。
上記の楽天カードには以下の楽天カードのシリーズが含まれます。
- 楽天カード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カードPINKカード
- 楽天カードアカデミー
- 楽天ゴールドカード
- 楽天銀行カード
- アルペングループ楽天カード
楽天プレミアムカードカードなら補償内容もアップ
参考までに事実上のゴールドカードである楽天プレミアムカードの海外旅行保険は補償内容が下記のように増額されます。
楽天プレミアムカードの補償内容 | 保険金額(楽天カードとの金額差) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円(+3,000万円) |
傷害治療費用 | 最高300万円(+100万円) |
疾病治療費用 | 最高300万円(+100万円) |
賠償責任(免責なし) | 最高3,000万円(+1,000万円) |
携行品損害(免責金額3,000円) | 最高50万(+30万円) |
救援者費用 | 最高200万円(0円) |
年会費は11,000円(税込)ですがそのぶん補償内容も手厚くなっていますね。費用はかかりますが海外旅行保険を重視するなら楽天プレミアムカードもオススメです。
楽天カードの海外旅行保険は旅行費用をカードで支払うと適用される「利用付帯」
海外旅行保険はただ楽天カードを持っているだけでは適用されません。
楽天カードの海外旅行保険は楽天カードで旅行費用を支払った場合のみ適用されます。
こうしたタイプの保険を「利用付帯」と呼びます。カードを利用することによって付く保険という意味ですね。
利用付帯が適用されるには下記の条件のどちらか1つを満たす必要性があります。
1.公共交通乗用具の費用を楽天カードで支払った場合
「公共交通乗用具」とはおおまかにいえば公共交通機関のことです。
楽天カードの公式サイト上には以下のように表記されています。
公共交通乗用具とは航空法、鉄道事業法、道路運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運用される航空機、電車、船舶、バス、タクシーなどを言います(当該旅行のために乗用するものに限ります)。
海外旅行のために利用する飛行機・電車・船・バス・タクシーなどの交通機関の運賃を楽天カードで支払うと自動的に旅行保険に無料で加入した状態になるのです。
代金を支払うだけで保険料はかからず手続きも必要ありません。これは簡単ですね。
2.募集型企画旅行の費用を楽天カードで支払った場合
「募集型企画旅行」とはいわゆるパッケージツアーのことです。
こちらも楽天カードの公式サイトを見ると以下のように書かれています。
旅行会社が旅行者の募集のために予め、旅行の目的地及び日程、旅行者が提供を受けることが出来る運送又は宿泊のサービス内容並びに旅行者が旅行会社に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行を言います。
つまり、HISやJTB、JALパック、近畿ツーリストといった旅行会社が提供しているツアーのことで、これらの費用を楽天カードで支払えば自動的に旅行保険の加入手続が完了した状態となります。
これらの費用を楽天カードで支払うだけで自動で加入になる
「これだけでいいの?」と思うかもしれませんが、これだけでいいのです。
前述の2つのうち、どちらか1つでも条件を満たせば自動的に楽天カードの海外旅行保険に加入した状態になります。
加入申込も手続きも一切不要です。楽天カードの海外旅行保険に無料で加入したい方は忘れずに実行してください。
楽天カードの海外旅行保険の適用期間は最長3ヶ月
「ではどのくらいの期間までカバーしてくれるの?」と鋭い方なら疑問を持たれたことでしょう。
初級編で紹介したように、海外旅行保険は期間が長くなればなるほど高額になる保険です。
いくら無料で海外旅行保険に加入できるといっても、数日とか1週間程度の適用期間では保険の意味が薄れてしまいますよね。
楽天カードは最長3ヶ月海外旅行保険料が無料
楽天カードの海外旅行保険補償期間は最長で3ヶ月(90日間)まで適用されます。中国でもイタリアでもアメリカへの渡航でも、すべて出国から3ヶ月間は海外旅行保険に無料で加入できるのです。
一般の海外旅行保険と楽天カードの海外旅行保険を比較してみましょう。
渡航先 | 滞在日数 | 一般的な保険料(参考例) | 楽天カードの保険料 |
---|---|---|---|
韓国 | 3日間 | 870円~1,540円 | 0円(無料) |
30日間 | 7,360円~18,870円 | 0円(無料) | |
90日間 | 43,090円~55,860円 | 0円(無料) | |
アメリカ | 3日間 | 1,110円~1,640円 | 0円(無料) |
30日間 | 10,070円~22,970円 | 0円(無料) | |
90日間 | 43,090円~154,670円 | 0円(無料) | |
イタリア | 3日間 | 1,250円~1,640円 | 0円(無料) |
30日間 | 9,510円~22,970円 | 0円(無料) | |
90日間 | 43,090円~154,670円 | 0円(無料) | |
台湾 | 3日間 | 870円~1,540円 | 0円(無料) |
30日間 | 7,360円~18,870円 | 0円(無料) | |
90日間 | 43,090円~55,860円 | 0円(無料) |
長期で海外滞在を考えているビジネスマンの方も、学生ビザが必要ない期間(たとえば90日未満など)まで目一杯に語学留学しようと考えている大学生の方も、3ヶ月の補償期間があれば充分ですよね。
もちろん上記の表のように、3日間でも3ヶ月間でも海外滞在中にかかる保険料は0円(無料)です。
年会費無料のクレジットカードでこれはすごいことといえるでしょう。
楽天カードの海外旅行保険の落とし穴
いいことづくめのように思える楽天カードの海外旅行保険。
とはいえ、いくつか落とし穴もあります。
疾病による死亡では保険金が出ない
楽天カードの海外旅行保険は、事故や事件などによる死亡では最高2,000万円までの保険金が補償されます。
しかし残念ながら、疾病による死亡……つまり海外旅行中に病気で死亡した場合には保険金は1円も補償がありません(病院にかかったり、入院した場合の医療補償はあります)。
持病のある方などにとっては楽天カードの海外旅行保険だけでは不十分な場合もあるため注意してください。
必要に応じてほかの旅行保険が付いた年会費無料クレジットカードを作るか、もしくは出発空港などでトラベル保険加入の手続きをして、補償金額の足りない分は補ってください。
クレジットカード付帯の海外旅行保険はどれも同じような制限がありますので、死亡補償に関しては、別に生命保険に加入するなどご自身でカバーするようにしましょう。
加入している生命保険が海外での疾病死亡にも適用されるかは確認しておいてください。
傷害治療費用や疾病治療費用は不十分な場合も
海外での医療費は私たち日本人が想像しているよりも途方もなく高いです。
たとえば出張中に盲腸になり現地で手術をしただけで300~600万円もの費用がかかってしまうなんてこともありえます。
つまり楽天カードに付いている海外旅行保険の最高200万円という補償金額だけでは足りない場合があるのです。
可能性を言ってしまえばキリがないのでどこまでの補償を求めるかはご自身の判断におまかせします。持病のある方はなんらかの上乗せの保険加入を考えておいたほうがいいかもしれません。
これについては、後で海外旅行保険をさらに手厚くする方法として紹介しますね。
帰国してもリセットされない補償がある
さきほど保険の最長適用期間は3ケ月と書きました。一度帰国すれば加入できる回数に制限もありません。
しかし楽天カードには帰国してもリセットされない補償があるので注意が必要です。
・携行品損害:20万円 (会員期間通算)
・救援者費用:200万円(会員期間通算)
この2つの補償の限度額については会員期間通算となり、帰国してもリセットされないので要注意です。
たとえば、携行したカメラが壊れて10万円の補償を受け取った場合、それ以降の旅行では残りの10万円しか携行品損害を補償してもらえません。
上級編:楽天カードの海外旅行傷害保険が適用されるテクニック
ここからはさらに楽天カードの海外旅行保険を効率よく適用させるテクニックや、効率よく海外旅行保険を使う裏技を紹介しましょう。
これを読んでいただければ海外旅行保険を完全無料で使いこなせるようになりますよ。
旅行代金がクレジットカード払いできない場合は交通費支払いだけでもOK
無料とはいえ、海外旅行保険に加入するために飛行機代やパッケージツアーの支払いを楽天カードでする……のは簡単なようで実はなかなかハードルが高い場合があるんですよね。
たとえばマイルを貯めて交換した航空チケットを使う場合は、飛行機代をカード払いにできません。
あるいは格安航空券や格安パッケージツアーではそもそもクレジットカード払いができないケースもあります。記念日のお祝いでツアーのチケットをプレゼントされたことがある方もいるかもしれません。
これでは「保険を適用させたいのにどうしよう」と対応に困ってしまうでしょう。
公共交通乗用具の費用は一部の電車代やタクシー代のカード払いがオススメ
しかしそんな心配は無用です。
公共交通乗用具の費用を楽天カードで支払った場合の項目で紹介したとおり、飛行機代やパッケージツアー料金だけでなく、電車代やタクシー代の支払いでも楽天カードの海外旅行保険を適用させることができますよね。
ポイントはあくまで「出国するまでに使った公共交通乗用具を楽天カードで支払う」ことなのです。
念のためどこまでが適用OKなのかを楽天カードの電話サポートに質問して回答を表にまとめてみました。
■海外旅行保険が適用される楽天カードの利用法
条件 | 適用の可否 | 解説 |
---|---|---|
空港までタクシーで移動した運賃を楽天カードで支払う | ◯ | 出国前までの公共交通乗用具利用にあたるため適用される |
空港までの電車の切符を楽天カードで購入する | ◯ | 出国前までの公共交通乗用具利用にあたるため適用される |
空港までのリムジンバスの代金を楽天カードで支払う | ◯ | 出国前までの公共交通乗用具利用にあたるため適用される |
成田空港などの国際空港までの国内便代金を楽天カードで支払う | ◯ | 出国前までの公共交通乗用具利用にあたるため適用される |
このあたりまでは楽天カード海外旅行保険の適用事項を読んでいただければわかるものですよね。
ただこの場合でも問題なのは、空港までの電車の切符(たとえば京急や東京モノレール)やリムジンバスの代金はクレジットカード払いできないケースが多いこと(リムジンバスはインターネット予約でならクレジットカード決済ができるようになりました)。
「せっかく楽天カードの海外旅行保険を適用させたいと思っても不可能じゃないか!」と思われてもしかたありません。
タクシーで自宅から空港まで行けるくらいお金持ちなら、そもそも海外旅行保険をなんとか無料にしようなんて思わないでしょうしね。
途中区間のみ楽天カードで支払いするのでもOK
そんな問題を吹き飛ばすべくさらに少し踏み込んだ質問も電話サポートセンターにしてみました。
聞いてみたかったのは「空港までの途中区間のみ楽天カードで支払いするのでもOKなのか?」という点です。
■海外旅行保険が適用される交通機関の利用法
条件 | 適用の可否 | 解説 |
---|---|---|
空港に向かうため自宅の最寄り駅までタクシーで移動して料金を楽天カードで支払う | ◯ | 出国するために空港に向かう途中に利用した公共交通乗用具の利用も適用可能 |
羽田空港に向かうため品川までのJR切符を楽天カードで購入して品川からは京急をPASMOで利用 | ◯ | 出国するために空港に向かう途中に利用した公共交通乗用具の利用も適用可能 |
新宿までの高速バス運賃を楽天カードで支払い新宿からはSuicaで成田空港まで移動 | ◯ | 出国するために空港に向かう途中に利用した公共交通乗用具の利用も適用可能 |
最寄りの地方空港までのJR切符代を楽天カードで支払い地方空港から羽田空港に移動。その後電車で成田空港へ移動 | ◯ | 出国するために空港に向かう途中に利用した公共交通乗用具の利用も適用可能。 |
まとめると、重要なのはとにかく出国するまでに利用した公共交通乗用具の利用のどれか1つでも楽天カードで支払いしていれば適用になります。
JRの150円区間だろうとタクシー初乗り運賃410円だろうと、楽天カードで支払うことが大事なのですね(JR普通切符をクレジットカード払いで購入する方法も参照)。
これだけで楽天カードの海外旅行保険が適用になるのです。
飛行機代やパッケージツアー代を楽天カードで支払わなくても済むので、無料の海外旅行保険を手に入れるためぜひ試してみてください。
面倒な質問に答えてくださった楽天カードの方ありがとうございました。
いったん帰国すれば海外旅行保険の適用期間は延長できる
年に何度も海外に移動をする方の場合、気になるのはその都度、海外旅行保険は適用になるのかどうかではないでしょうか。
この点についても楽天カードに質問してみました。
海外旅行保険は何度でも適用OK
結論からいうと、海外旅行保険は出国の度に最大3ヶ月適用される保険なので回数に制限はありません。
極端な例でいえば、3ヶ月海外に滞在し1日だけ帰国して、翌日にまた海外に出発して3ヶ月滞在する場合でも、すべての行程で海外旅行保険が適用されます。
年間最大3ヶ月までではなく、出発日から最大3ヶ月なので、365日中360日海外旅行保険を適用させることも可能です。
楽天カードだけでは心細い海外旅行保険の補償を増やす方法
楽天カードの海外旅行保険は持病がある方にはやや不足気味な補償内容です。
万が一の時のことを考えると少々不安に感じる方もいるのではないでしょうか?
複数枚のクレジットカードを持って組み合わせる
そこでオススメしたいのは海外旅行保険が付いた年会費無料のクレジットカードをもう1枚持つこと。これにより補償内容を増やすことが可能です。
複数のクレジットカードの海外旅行保険を適用する場合、補償内容が合算されたりされなかったりすることがあります。以下の表にまとめたのでご覧ください。
■海外旅行保険の補償の合算について
補償内容 | 合算 | 複数枚カードの保険の合算 |
---|---|---|
死亡後遺障害 | × | 複数枚カードを持っていても一番高い補償金額が適用される (例:死亡後遺障害2,000万円のクレジットカードと3,000万円のクレジットカードを持っている場合、3,000万円になる) |
傷害治療費用 | ◯ | 持っているクレジットカードの枚数分、補償金額が増える (例:200万円と300万円の傷害治療費用が付帯されている場合には合計500万円まで補償される) |
疾病治療費用 | ◯ | 持っているクレジットカードの枚数分、補償金額が増える (例:200万円と300万円の傷害治療費用が付帯されている場合には合計500万円まで補償される) |
賠償責任 | ◯ | 持っているクレジットカードの枚数分、補償金額が増える (例:2,000万円と3,000万円の傷害治療費用が付帯されている場合には合計5,000万円まで補償される) |
携行品損害 | ◯ | 持っているクレジットカードの枚数分、補償金額が増える (例:20万円と30万円の傷害治療費用が付帯されている場合には合計50万円まで補償される) |
救援者費用 | ◯ | 持っているクレジットカードの枚数分、補償金額が増える (例:200万円と300万円の傷害治療費用が付帯されている場合には合計500万円まで補償される) |
年会費無料で海外旅行保険が付帯しているクレジットカードはかなり少数です。
海外旅行保険が付帯していても楽天カードのように出国までの公共交通乗用具の利用が必要になるクレジットカードも多いため、完全に年会費無料のクレジットカードで海外旅行保険を手厚くすることには限界があるのも事実ですね。
そんななかでおすすめなのは、自動付帯(カードを持っているだけで保険が有効になる)のクレジットカードです。
三井住友カード(初年度年会費無料)、エポスカード、JCB CARD Wなどがあります。
年齢が高かったり持病があるなどで医療補償を充実させておきたい方は、年会費を少し払ってでも、海外旅行保険が手厚くついているゴールドカードを持つ方法もおすすめです。
楽天カードは年会費無料で入会できるクレジットカードなので、まだ持っていない方はぜひこの機会に申込を検討してみてはいかがでしょうか。専業主婦の方や学生の方も申込可能ですよ。
ちなみに、この機会にクレジットカードの海外旅行保険について徹底的に理解したい方には以下の記事もオススメです。