自営業者や農業従事者、フリーターの方などが加入している国民年金保険。この国民年金保険料の支払いについても、今やクレジットカードを使って行うことが出来るため、この記事ではその情報をまとめてみたいと思う。
国民年金保険料は3つの支払い方法から選べる:
クレジットカードを使った国民年金保険料の支払いはお金の余裕さにあわせて3種類から選ぶことが出来る。
- 毎月払い(1ヶ月ごとに支払う)
- 6ヶ月前納
- 1年前納
ちょっとまとめて前納するのは辛いなという場合には毎月払いで問題なし。これでももちろん、年金支払金額に応じてクレジットカードポイントが貯まるため、銀行口座引き落としよりはお得だと言えるだろう。
支払い方法 | お得さ |
---|---|
銀行口座引き落とし | 国民年金保険料を支払っても、1円分もポイントが付かない |
クレジットカード払い | 年金保険料の金額支払いに応じて、クレジットカードポイントが貯まる |
6ヶ月前納や1年前納には割引があり:
クレジットカードを使った前納には多少の割引があるのも魅力。6ヶ月前納や1年前納をすることで、国民年金保険料を割引してもらうことが出来るので、お金に余裕があるという方は率先して支払ってしまうと良いだろう。毎月の引き落としや支払い漏れなどを防ぐことも出来る。
但し、自分の分だけでなく家族の分まで国民年金保険料を支払っていると、思わぬ大金を前納しなくてはいけなくなるので、そのあたりには注意してほしい。1年前納であれば数十万単位でお金が飛んで行くことになるだろう。
クレジットカード払いにするための方法:
国民年金保険料をクレジットカード払いにする方法としては主に2つ。
- 直接、最寄りの年金事務所に行く
- 国民年金機構のサイトで申込書をダウンロードして郵送する
なかなか昼間の時間帯に年金事務所に行くことが出来ないという場合には、申込書をダウンロードして郵送で対応してみてほしい。私も実際に郵送対応したが、思ったよりも簡単にクレジットカード払いに切り替えることが出来たのでお薦めである。
利用できるクレジットカードは?
最後に国民年金保険料の支払いに使えるクレジットカードは?というと、基本的に日本で発行されているほとんどのクレジットカードが利用できると思って間違いない。VISAカード、MasterCard、JCBカード、ダイナースクラブカードなどによる支払いに対応している状況である(残念ながらアメリカン・エキスプレス・カードは記載がなかったので、使えない可能性アリ)。
ちなみに私が持っているのはライフカードだとか、楽天カードだとかいう疑問を持たれる方もいるが、こういったクレジットカードにも表面にVISAやMasterCardのマークが必ずあるはずである(稀にないものもある)。そのマークが前述の、VISA、MasterCard、JCBなどのどれかであれば、そのクレジットカードが年金支払いに使える証拠なので安心してほしい。詳しくはクレジットカードの基礎知識も併せて学んでみて欲しい(基礎知識はこちら)。