JALやANAの1マイルあたりの価値はいくらなのか?

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1マイルの価値は何円分なのかを徹底調査!

 

「マイルを貯めたらお得!」とか「マイルを貯めると航空チケットが無料でもらえる」など、マイルに関する関心は2019年現在でも高い。しかし、実際マイルを貯めることは本当にお得なのかどうか多くの方は深く考えたこともなく、周りに流されるがままにマイルを貯めているのが実情ではないだろうか?

 

そこで今回はJAL(日本航空)やANA(全日空)が発行しているマイルについて、1マイルあたりの価値をさまざまな角度から徹底調査(2019年7月現在)してみよう。

 

ほかのポイントプログラムやクーポンに交換した場合だけでなく、国内線あるいは国際線の航空券に交換した場合など、いろいろな条件で1マイルの価値を計算した。マイルを貯めている方はぜひ参考にしてほしい。

 

1マイルの価値を計算する条件

マイルをほかのポイントプログラムやクーポンに交換した場合の価値

プレゼンをする暮角べんり君(当クレジットカードサイトのキャラクター)まずは、マイルをその他の商品やポイントプログラムに交換する場合にはどのくらいの価値があるのかをまとめてみよう。航空券は海外、沖縄便、福岡便など路線によって値段が異なるため、交換に必要なマイル数が同じでも1マイルあたりの価値が異なる。

 

マイルを電子マネーに交換する場合

JALマイルやANAマイルを電子マネーに交換する場合の価値をみてみよう。下記の表が1マイルあたりの価値となる。

 

マイル名 交換できる電子マネー 交換効率
JALマイル
(日本航空)
WAON 1マイル→1~1.25WAON
Suica 1マイル→1Suica
dポイント 1マイル→1dポイント
ビックポイント 1マイル→1ビックポイント
小田急ポイント 1マイル→1小田急ポイント
ANAマイル
(全日空)
楽天Edy 1マイル→1楽天Edy
楽天ポイント 1マイル→1楽天ポイント
ヤマダポイント 1マイル→1ヤマダポイント
Tポイント 1マイル→1Tポイント
Suica 1マイル→1Suica

ざっくりと説明すると、JALマイルもANAマイルも1マイルあたりの価値は、およそ1円分。JALマイルをWAONにポイント交換する場合のみ、1マイルあたり約1.2円となる。

 

JALマイルもANAマイルも、ほかのポイントプログラムへの交換で1マイルあたり1円の価値を確保できる。このため、1マイルの価値は少なくとも1円以上あるといえるだろう。

 

 

マイルをクーポン券と交換する場合

次にマイルを各種クーポン券と交換する場合の1マイルあたりの価値を表にしてみた。航空券や関連パッケージツアーの購入にマイルを使う方であれば、下記表程度の価値は確保できる。

 

マイル名 交換できるクーポン 交換効率
JALマイル
(日本航空)
JAL利用クーポン 10,000マイル→
1万2,000円分クーポン
ANAマイル
(全日空)
ANAご利用券(クーポン) 10,000マイル→
1万円分クーポン
ANA SKYコイン
(旧eクーポン)
10,000マイル→
1万2,000~1万3,000円分クーポン
ANAショッピングポイント 1マイル→1円分ポイント

 

1マイルあたりの価値
  • JALマイル=1.2円
  • ANAマイル=1.2~1.3円

 

JALマイルの交換レートは1マイルあたり1.2円、ANAマイルは若干上がって1マイルあたり1.2~1.3円。

 

基本的な話だが、マイルを貯めている理由が飛行機にタダで乗りたい、旅行に行きたいなどであれば、1マイルあたり1.2円以上の価値を確保できる。

 

マイルを旅行や飛行機での移動に使うなら

1マイルあたりの価値は最低でも1.2円

国内線の特典航空券に交換した場合の1マイルの価値

では、マイルの醍醐味ともいえる国内線の特典航空券にマイルを交換した場合の価値を算出してみよう(2019年7月6日の航空チケット価格より算出)。

 

JALマイルの場合、航路や割引サービス(「特便割引」など)によってマイル数が異なるANAマイルの場合は航路や割引サービス以外にも閑散期や予約時期などによってマイル数が異なる。そのため、複雑な表になっているが、わかりやすく1マイルあたりの価値をはじき出してみたのでぜひ参考にしてほしい。

 

価格の検索条件
  • 2019年7月6日の価格
  • その日の最安価格の便を選択(早朝便や深夜便を含む)
  • マイル数割引は考慮しない。正規に必要なマイル数で算出
  • 空席の有無は考慮していない
  • ANAは適用期間のもっとも長いレギュラーシーズンで必要マイル数を算出

 

長距離人気路線の場合

多くの方が特典航空券に交換するといわれる人気の羽田空港~那覇空港の航路を調査した。

 

羽田空港~那覇空港往復 JALマイルの場合(2019年7月6日)
購入条件 往復価格 必要マイル数 1マイル価値
特便割引 3万6,160円 15,000マイル 2.41円
往復割引 4万3,610円 15,000マイル 2.90円
通常価格 4万8,510円 15,000マイル 3.23円

※JALカード保有者は必要枚数が1,000マイル減り、14,000マイルで交換可能。ほかにもディスカウントマイル系のキャンペーンが行われる場合あり(この場合には必要マイル数が2,000マイル程度減る)

 

羽田空港~那覇空港往復 ANAマイルの場合(2019年7月6日)
購入条件 販売価格 必要マイル数 1マイル価値
フレックス 4万5,810円 18,000マイル 2.54円
バリュー 3万6,610円 18,000マイル 2.03円

※ANAマイルを特典航空券に交換する場合には、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンで必要なマイル数が異なる。2019年7月6日はレギュラーシーズンのため、必要枚数は18,000マイル。

 

長距離マイナー路線の場合

同様に長距離でも、新千歳空港から福岡空港など、マイナーな路線における1マイルあたりの価値も算出してみた。

 

新千歳空港~福岡空港往復 JALマイルの場合(2019年7月6日)
購入条件 往復価格 必要マイル数 1マイル価値
特便割引 2万8,470円 15,000マイル 1.89円
往復割引 5万4,570円 15,000マイル 3.63円
通常価格 6万70円 15,000マイル 4.00円

 

新千歳空港~福岡空港往復 ANAマイルの場合(2019年7月6日)
購入条件 販売価格 必要マイル数 1マイル価値
フレックス 5万7,270円 18,000マイル 3.18円
バリュー 3万1,970円 18,000マイル 1.77円

 

総じてマイナー路線のほうが割安感あり

指を突き上げている暮角べんり君(当クレジットカードサイトのイメージキャラクター)羽田空港~那覇空港の往復便、新千歳空港~福岡空港の往復便を比較すると、長距離を飛ぶ飛行機という点は同じでも、メジャーな路線よりもマイナー路線のほうが1マイルあたりの価値が若干高めになる傾向が見て取れる。

 

地方に住んでいる方や年に数回地方の実家に帰省するような、マイナー空港をよく利用する方のほうが、都心に住んでいる方よりもマイルを貯める価値はどうやら高そうな感じである。

 

 

近距離便の1マイルあたりの価値は?

「長距離便の1マイルあたりの価値はわかったけど、短距離便はどれぐらいなの?」という方のために、今度は羽田空港と伊丹空港間の近距離便における1マイルあたりの価値を算出してみた。

 

特にビジネスマンの方であればこの路線の利用頻度は高いはずなので、ぜひチェックしてほしい。

 

羽田空港~伊丹空港往復 JALマイル(2019年7月6日)
購入条件 往復価格 必要マイル数 1マイル価値
特便割引 1万1,150円 12,000マイル 0.92円
往復割引 2万4,550円 12,000マイル 2.04円
通常価格 2万8,150円 12,000マイル 2.34円

 

羽田空港~伊丹空港往復 ANAマイル(2019年7月6日)
購入条件 販売価格 必要マイル数 1マイル価値
フレックス 2万5,750円 12,000マイル 2.14円
バリュー 1万1,150円 12,000マイル 0.92円

 

国内線に交換すると1マイルは約1円

直前にチケット取得すれば1円以上の価値!

国際線の特典航空券に交換した場合の1マイルの価値

最後に海外に行ける特典航空券交換時の1マイルあたりの価値を算出した。

 

正直なところ海外路線のチケット代金は変動が激しく、価格があってないようなものなので、2019年7月6日料金の2つで調べてみた(格安運賃調査のため、帰国日は2019年7月9日に設定)。

 

JALとANAの路線がある韓国の仁川国際空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、そしてロンドンのロンドン・ヒースロー空港の3つの例を紹介しよう。

 

成田空港~仁川国際空港への往復(2019年7月6日)
比較項目 販売価格 必要マイル数 1マイル価値
JAL最安値 5万2,500円 15,000マイル 3.5円
ANA最安値 139600円 15000マイル 3.71円

 

成田空港~ダニエル・K・イノウエ国際空港への往復(2019年7月6日)
比較項目 販売価格 必要マイル数 1マイル価値
JAL最安値 9万5,000円 40,000マイル 2.37円
ANA最安値 10万6,040円 40,000マイル 2.65円

 

成田空港~ロンドン・ヒースロー空港への往復(2019年7月6日)
比較項目 販売価格 必要マイル数 1マイル価値
JAL最安値 22万2,000円 55,000マイル 4.03円
ANA最安値 9万5,030円 55,000マイル 1.72円

 

※国際線の特典航空券を取得する場合には、燃油サーチャージや空港利用税などが別途必要となる(上記表の販売価格は燃油サーチャージなどの費用をのぞいた金額)。

 

国際線でも状況によってはコスパが悪い場合も

調査日や調査方法にもよるが、国際線でも特典航空券交換は、状況によっては、コストパフォーマンスが悪い場合ももどうやらありそうだ(オンシーズンなどは別)。

 

とはいえ、それでも1マイルあたりの価値としては1.7~4円程度はあるので、国内線の近距離便に交換するよりはお得といえるだろう。

 

国際線に交換するのはコスパが悪い場合も。

直前取得は総じてかなりお得な結果に!

1マイルの価値はいくらなのか?

非常に長い記事になったので、ここまでを簡単にまとめ直してみたい。

 

JALマイル、ANAマイルそれぞれ、どのくらいの価値があるかが一目瞭然でわかっていただけることだろう。

 

マイル名 マイルを交換する先 1マイル価値
JALマイル
(日本航空)
ほかのポイントプログラムやクーポン 1円~1.2円
国内線の特典航空券 0.98円~4.0円
国際線の特典航空券 2.3円~4.0円
ANAマイル
(全日空)
ほかのポイントプログラムやクーポン 1.2~1.3円
国内線の特典航空券 0.9円~3.1円
国際線の特典航空券 1.7円~3.7円

 

自由の女神の前で記念撮影する暮角べんり君(当クレジットカードサイトのイメージキャラ)ご覧いただいたように、特典航空券(無料の飛行機チケット)にマイルを交換する場合には最低でも0.9円、急遽旅行や出張をすることが多い方の場合には1マイルあれば3円以上の価値を得ることができる。

 

結果、100円のショッピング利用で1マイルが貯まるJALカードANAカードがいかにお得かということがお分かりいただけるのではないだろうか?(100円=1マイルにするには別途費用は必要)

 

マイルを貯めるべきかどうかは飛行機に乗るかどうか

以上、1マイルの価値はいったいいくらなのかの調査結果をお伝えしてきた。

 

結局、ざっくりと言い切ってしまえば「飛行機で旅行がしたい」方はJALカードANAカードでマイルを貯めるべきだし、「旅行はしたいけれど飛行機は苦手」とか「節約したいけれど旅行なんて行かない」という方は、楽天カードライフカードを使ったほうがお得だ。

 

もしこれからマイルを貯めようと思うのであれば、ぜひ自分は飛行機で旅行に行きたいのかどうか?を考えたうえで、マイルを貯めてほしい。

 

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