クレジットカードの解約に手数料はかかるのか?時になる方も要るかもしれないが、基本的には手数料がかかることはないと思って大丈夫だ。
ごく一部のクレジットカードでは、解約のために解約手数料がかかる場合があるが、あくまでも例外的なもの。また、その場合も条件つきなので、支払わないで済ませることも可能だ。安心して欲しい。
クレジットカードの解約手数料:
手数料がかかるケースはごくごく稀:
まず最初に、みなさんに安心して欲しいのは、解約時に手数料がかかるクレジットカードは、かなり稀だということだ。一般には、解約で手数料がかかることはないと思っておいて間違いない。
解約時に手数料がかかるかもしれないとなれば、おちおちクレジットカードを作れない…と思うかもしれないが、そんなことはないので大丈夫。気にせず、好きなクレジットカードを作って欲しい。
解約手数料がかかる事例:
解約時に手数料を取る試みを始めたのはJCBカード。解約手数料がかかることで有名なクレジットカードに「JCB CARD EXTAGE」がある。JCBのサイトには、「初回のカード更新(入会から5年後)までに退会された場合、カード発行手数料として2,000円/枚(税別)を請求します。」と書かれている。
趣旨としては、5年以内に解約するという短期保有の場合には、カード発行手数料をもらいますよ…ということのようだ。確かに金額も、ちょうどカードの発行経費という感じの設定になっている。ただし、5年以上保有してカードが更新されてからであれば、解約してもお金はかからないということになる。
長く保有して欲しいという目的?
少し余談になるかもしれないが、JCB CARD EXTAGEは29歳以下限定の若者用クレジットカード。30歳になったら一般カードに切り替えて末長い利用者になってほしいということで、サービスを充実させて年会費無料で発行している。先行投資の意味で、ポイントなどもかなり優遇されたカードになっている。その代わりという訳ではないが、長期的に保有して使ってもらいたいという意味で、契約時の手数料を設定しているのではないだろうか?
解約手数料を取る流れは限定的?
ただし、このJCB CARD EXTAGEはかなり例外的なケース。他には解約手数料が掛かるケースはほとんどみられないし、まして、国際ブランドロゴの入った一般的なクレジットカードで、「解約を申し出たら法外な手数料をを請求された」といったような詐欺的ケースはまずありえないので、そこは安心して欲しい。
クレジットカード会社大手であるJCBカードが、一部カードで解約手数料を取りはじめた当時には、多くのクレジットカード会社がこれに追随するのでは?という見方もされていたが、2016年現在、この流れには歯止めがかかっている様子だ。ほとんどのクレジットカード会社では、引き続き解約手数料など発生しない状況だし、急に規約を変更して解約手数料が掛かるようになる…などということは考えにくいので、心配せずにクレジットカードを作ってみて欲しい。
解約手数料を払いたくないのであれば…:
また、当たり前だが、クレジットカードの解約手数料がかかるのは、クレジットカードを解約した場合のみ。たとえ解約手数料がかかるクレジットカードであったとしても、引き続き使い続ける限りは1円もかかることはない。
本当に使いたいクレジットカードをじっくり探して、自分にあったカードを作るようにしよう。長く、しっかりと使えるクレジットカードを選ぶようにすれば、そもそも解約手数料など気にする必要もないはずだ。