海外でクレジットカードを使う場合にはどうすれば良いか?実はそれは非常に簡単。日本と同じようにクレジットカードを出すだけで利用できる。
しかも英語の出来ない日本人にとって非常に都合が良いことに、海外では支払い方法を聞かれることは無い。というのも、海外ではクレジットカードによって一括払い専用だったり、分割払い専用だったりするためで、わざわざレジで店員が聞く必要性がないのだ(最初から支払方法が固定されているため)。
一括払いは英語でなんていうんだろう・・・とか、分割にしたいけどどうやったらいいのか・・・なんて悩みもこれで解消するはず。クレジットカードを店員にみせて、ニコッと笑顔で合図すれば、それで話が通るのだ(笑)。
尚、日本で発行したクレジットカードを海外で利用する場合、大抵一括払い専用かリボ払い専用に設定されている(入会時に大抵設定される)。下手をすると高い金利の取られるリボ払いで固定されている場合もあるので、海外旅行をする際には事前にカード会社に連絡をし、どちらの支払方法になっているか確認しておいた方が良いだろう。必要であれば1括払いに変更しておくこと。
クレジットカードのサインの仕方:
海外でのクレジットカードの使い方ももちろん簡単。カードを出せば日本と同様に店員が端末にカードを通してレシートを出してくるので、そこにサインをするだけ。時々レシートではなく、液晶画面に向けてサインさせられる場合もあるが、客側でやらなくちゃいけないことはサインだけなのでどんな時でもサインの準備をしておけば良いだろう。
スーパーマーケットやホームセンターなどでは、店員ではなく客側自身でカードを機械に通さなくてはいけない場所もあるが、わからない顔をしていると店員が面倒くさそうにではあるが丁寧に対応してくれるので安心して欲しい。
日本語サインではなく英語のサインを求められたら?
外国でクレジットカードを利用しようとしたら、日本語のサインではなく英語でのサインを求められることが稀にある。
正式にはクレジットカード裏面にある署名欄に書いてあるサインが日本語であるならば、日本語サインだけでクレジットカードを利用することが出来る。しかしそんな事実を一生懸命に英語で伝えるのは至難の業なので、そういった風に要求された場合には日本語サインと英語サインを併記して書くようにしておけば無難だろう。
また、日本語サインの場合でも、パスポートに記載された日本語サインを書けと言われる場合がある(私も経験有り)。この場合にもクレジットカード裏面にあるサインとパスポートのサインを併記させれば問題ないと思われる。
日本に限らず海外にもまだまだクレジットカードの正式な使い方を知らない店員は多いため、サインについては臨機応変に対応してほしい。
為替レートは使用時のレートを適用:
クレジットカードを海外で使うときに、どうやって現地通貨を日本円に変えるのだろうか?と思われる方もいるかもしれない。実はクレジットカード使用時の為替レートを元にアメリカならドルに、中国なら元に・・・と、自動的に交換してくれるのだ。そのため、どうしてもクレジットカードが使えないような場合のために少額の現金を持っていく必要性はあるが、わざわざ海外旅行に行く際に大金を両替して持っていく必要性もクレジットカードさえ持っていればないのだ。
また気になる換金手数料も非常に安く設定されているため、クレジットカードの場合は良心的である。