ポイント1JCBゴールド法人カードの特徴

JCBは一般向けのカード以外に法人向けのカードも発行しており、その中でも中小企業・個人事業主向けに発行されているのがJCBゴールド法人カードだ。
法人カードと名がついているとおり、中小企業の経営者や個人事業主であれば申込むことができる。
一般法人カードも存在するが、よりランクが高く付帯保険やサービス、ビジネスでのサポートを受けたい場合におすすめできるのがJCBゴールド法人カードだ。
JCBのオリジナルシリーズということもあり、そのサービス内容は豊富で企業の経営者としてもぜひとも持っておきたい一枚になっている。
この記事を参考にして、申込みを検討してもらいたい。
それでは、JCBゴールド法人カードについて詳しく紹介していこう。
ポイント2JCBゴールド法人カードの利点
MyJCB外部接続サービスと会計ソフトで、業務効率化ができる

個人事業主であれば経理をすべて自分で行っている人も多いだろうが、JCBゴールド法人カードならMyJCB外部接続サービスを利用することで会計ソフトをつかった業務の効率化をはかれる。
MyJCB外部接続サービスとは利用者の一部情報を連携先の法人と接続するサービスで、弥生株式会社とfreee株式会社、りそなグループなどと連携することができる。
そのため、これまで手動で弥生会計やクラウド会計ソフトfreeeなどを使い経理を行っていたものが、MyJCB外部接続サービスと連携させることで効率化をさせることができるのだ。
実際に経理を行ってみると、手間がかかることがわかり、意外にも負担となることが多いのだがJCBゴールド法人カードならこれらの負担をかなり解消することができるだろう。
JCBゴールドグルメ優待サービス
JCBゴールドグルメ優待サービスは、全国の対象店舗でJCBゴールドでの支払いをすると割引が受けられるサービスだ。
対象となる店舗は全国の都道府県にあるため、地方でも問題なく利用することができ、ビジネスでの会食での食事でも役に立つだろう。
経費や出張費の支払いでポイントを貯めることができる

JCBゴールド法人カードの利点と言えばやはり、事務用品やガソリン高速料金代、通信費や光熱費と言った事業で必要となる経費の支払いでも、JCBのOki Dokiポイントに還元できることだろう。
Oki Dokiポイントは1,000円(税込)で1ポイント貯まるため、毎月の経費で10万円支払っている場合には、毎月Oki Dokiポイントを100ポイント貯めることができる。
ちなみにOki Dokiポイントは様々な商品に交換をすることができ、代表的であるJCBギフトカードへの交換であれば、1,050ポイントで5,000円分に交換することができるのだ。
ぜひとも経費や出張費など事業で必要となるものはJCBゴールド法人カードで支払い、有効的にポイントを貯めて活用していこう。
ポイントが貯まりやすく優待店が設定されている

もう一つJCBゴールド法人カードでOki Dokiポイントを貯める際の利点としては、ポイント優待店であればお得にポイントを貯めることができる点だ。
加盟店としては、Amazon・セブン-イレブン・出光昭和シェル・スターバックス・モスフードサービス・ニッポンレンタカー・洋服の青山・U-NEXTなど様々な種類の加盟店がある。
例えば、Amazonでの買い物であればポイントが3倍、スターバックスであればスターバックス カードへのオンライン入金にJCBゴールド法人カードを使えばポイント10倍など他の店舗でも通常2倍のポイントアップでお得に利用できる加盟店が多いのだ。
そのため良く使うサービスがあれば、あらかじめポイント優待店・条件などを確認をしておきJCBゴールド法人カードで支払える場合は優先して利用をしていくと良いだろう。
海外でのカード利用ならポイントが2倍になる

JCBゴールド法人カードにはWEB明細「MyJチェック」を利用することができ、登録をすればいつでもWEBから利用状況を確認することができる。
そしてなによりもMyJチェックを利用することで、JCB海外加盟店でJCBゴールド法人カードを利用すると自動的にポイントが2倍となるのだ。
そのため海外出張などに出かけた際には有効的に活用をしていくことで、一段とポイントを貯めやすくなるだろう。
1年間の合計利用金額でポイントアップを狙える

JCBには利用するだけでお得になる「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」サービスがある。
スターメンバーズは高いランクから、ロイヤルαPLUS、スターαPLUS、スターβPLUS、スターePLUSとなっている。
こちらのスターメンバーズは、年間でJCBカードを一定金額以上利用した人にのみ提供されるメンバーシップサービス。Oki Dokiポイントのボーナスアップとキャンペーンチャンスアップの特典がある。
ボーナスアップではJCBゴールド法人カードの場合だと、30万円以上の利用でOkiDokiポイントの獲得が10%UP、100万円以上で50%UP、300万円以上で60%UPとなる。
キャンペーンチャンスアップでは、JCBが指定するキャンペーンの抽選口数をアップすることができる。
スターメンバーズのメンバーランクによって口数アップ倍率が上昇する仕組みとなっているため、JCBゴールド法人カードを使えば使うほどお得になるということだ。
JCB法人カードゴールドで複数枚のETCスルーカードN(ETC専用ICカード)が申込める

複数の車両を使っている経営者であれば、高速道路利用時の料金を1つにまとめたいと考えるだろう。
そこでJCBゴールド法人カードなら、1枚ではなく複数枚のETCスルーカードNを申込むことができる。
ETCスルーカードNはETCでのみ使えるICチップ搭載カードで、複数枚発行してもらうことで車両ごとにカードを使え、高速道路利用時の経費を1つにまとめて清算することができる。
そのため事業で車を使う必要があるのであれば、ぜひとも車両台分は申込んでおきたいカードだ。
ポイント3JCBゴールド法人カードの注意点
年会費がかかる
JCBゴールド法人カードは、年会費が必要となる。
オンライン入会時のみ初年度の年会費は無料となるが、それ以降は毎年11,000円(税込)の年会費が必要だ。
もちろん自分一人が使っている場合は11,000円の年会費で済むが、追加カードがある場合には1枚につき3,300円(税込)の年会費が必要となる(1枚目の年会費が無料であれば、追加カードも年会費が無料となる)。
そのためJCBゴールド法人カードには維持費が掛かることを覚えておいてもらいたいが、11,000円の年会費を支払ったとしても、JCBゴールド法人カードに付帯をしてくる保険やサービスの事を考えれば妥当な金額ではあるだろう。
申込み対象は法人または個人事業主のみ

人によってはJCBゴールド法人カードのサービスに魅力を感じる場合もあるかもしれない。
しかし、JCBゴールド法人カードには申込みの時点で対象が、18歳以上の法人または個人事業主に限られている。
そのため個人でのJCBゴールド法人カードに申し込みはできないので注意が必要だ。
ただ、サラリーマンなどで副業をしており個人事業主として届け出をだしていたり、副業の事業を法人化している場合は別だが、基本的に事業主以外は申込めない点は覚えておいてもらいたい。
ポイント4JCBゴールド法人カードのその他情報
ゴルフエントリーサービス

JCBゴールド法人カードでは、ゴルフエントリーサービスを使うことができる。
ゴルフエントリーサービスは全国約1,200ヵ所のゴルフ場のプレー予約を電話で行うことができるサービスだ。
経営者ともなれば、お得意先との接待や経営者中までのゴルフを行う事は普通にあるだろう。そんな時にゴルフエントリーサービスを利用すれば法人デスクに電話を掛けるだけで希望のゴルフ場を手配してもらうことができる。
ゴルフ好きな経営者や接待が多い方は、ぜひとも活用してもらいたいサービスだ。
空港ラウンジサービス

JCBゴールド法人カードでは空港ラウンジサービスが利用できる。
空港ラウンジサービスとは、各空港に設置されているビジネスラウンジを無料で利用できるサービスだ。
対応している空港は国内の空港と、ダニエル・K・イノウエ国際空港のハワイラウンジで利用することができ、出張や出発前の時間を利用して仕事をする際には最適空間で仕事をすることができる。
利用方法としてはJCBゴールド法人カードと当時の搭乗券もしくは航空券をラウンジの入り口で提示をすることで利用できる。
同伴者もラウンジを利用することができるが、空港ラウンジサービスを受けられるカードを持っていない場合には同伴者料金が必要となるので注意をしてもらいたい。
カード自動付帯保険
クレジットカードには自動付帯保険と呼ばれるカードを持っているだけで付帯される保険がある。
JCBゴールド法人カードにも自動付帯保険があり一般法人カードよりもその内容は手厚くなっているのだ。
特にショッピングガード保険(国内・海外)は年間限度額500万円、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行傷害保険は最高5,000万円となっている。
一般法人カードにもショッピングカード保険や旅行傷害保険が付帯しているが、国内・海外旅行傷害保険共に最高3,000万円、ショッピングガード保険は最高100万円となっている。
もちろん国内・海外航空機遅延保険はJCBゴールド法人カードの方にしか付帯していないため、よく飛行機を使う経営者にとっては持っておいて損はないだろう。
さらにプラチナ・コンシェルジュデスクなど最上級の法人サポートを受けたい場合は、JCBプラチナ法人カード を検討してほしい。
貯まったOki Dokiポイントの使い方

経費を効率よくOki Dokiポイントで貯めることができるJCBゴールド法人カードだが、貯まったポイントには様々な使い道がある。
家電やグルメ、美容機器やサービスなど様々な商品やコースと交換がMyJCBからできる。
他にもnanacoカードやスターバックス カードなどOki Dokiポイントを商品券に交換することもできる。
そのため多数ある魅力的な商品から、必要なものを見つけ出し、交換することができるのだ(貯めたポイントを何に交換するか迷ったら、クレジットカードポイントは何と交換するのが一番効率がいいのか?で確認してほしい)。
ポイント5JCBゴールド法人カードのまとめ

以上がJCBゴールド法人カードの紹介となる。
中小企業や個人事業主向けのクレジットカードとなるJCBゴールド法人カードだが、その内容はぜひとも経営者には持っておきたい一枚となっている。
特にMyJCB外部接続サービスによる会計ソフトとの連携は事業効率化をはかることができるため、それだけでもこのカードを持つ価値はあるだろう。
さらに空港ラウンジサービスやゴルフエントリーサービス、JCBゴールドグルメ優待サービスは一般法人カードには付帯していないサービスでもあり、経営者としてはぜひとも活用してもらいたいものばかりとなっている。
そして何よりも、経費で効率よくOki Dokiポイントを貯めることができ、付帯保険についても豊富な内容となっているためムダがない法人カードであることは確かだ。
そのため事業の経費をこのカードにまとめるだけで経営者にとってはかなりのメリットを受けられるため、ぜひ入会をおすすめしたいカードだ。
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