クレジットカード発行に手数料はかかるの?と、疑問に感じる人もいるかもしれない。電子マネーの場合は、カードの発行手数料として300円程度かかる場合が多いが、クレジットカードの場合はどうなっているのだろうか。
今回は、クレジットカードを入手する際に、この発行手数料がかかるケースはどのくらいあり、そしてその金額はいくらくらいなのかをまとめてみよう。
クレジットカードの発行手数料についてのまとめ:
クレジットカードでは、発行手数料がかかるケースは稀:
クレジットカードを申し込むと、変な代行手数料を取られるんじゃないかと思われている方も多いかもしれないが、まずは安心してほしい。
クレジットカード発行の際に手数料を取られるケースというのは、ほとんどない。人気の年会費無料カード楽天カードやライフカードも、ガソリンスタンドでお得な出光まいどプラスも、銀行系の三井住友カードだって、発行手数料は0円だ(年会費がかかるものは別途、年会費が必要)。
基本的には、一般のクレジットカードに申し込んで、発行手数料がかかることはなく、手数料がかかるかどうかをいちいち確認する必要性もない…、と思っておいて大丈夫だ。当サイトのカード詳細ページには、発行手数料の項目も記載しているので、気になる方はそこを確認してみてほしい。
もし、発行手数料が取られるとしたらどのくらい?
では、仮に発行手数料が取られる特殊なクレジットカードがあったとしたら、どのくらいの金額が必要なのだろうか?その金額は、カードの実費程度のことが多いはず。電子マネーカードや会員カードなどの例から推測すると、だいたい数百円、高くても1000円程度の費用負担と考えておけば問題ないはずだ。
それに、クレジットカード申込の際に発行費用負担が嫌だというのであれば、そのクレジットカードを作らなければいいし、その金額を払う価値があると思うのなら作れば良い…ただそれだけのことである。
子カードの発行費用は、かかる場合があり:
クレジットカード本体の申込で発行手数料がかかるケースは稀でも、ETCカードや家族カード、電子マネーカードといった子カードの発行で発行手数料が取られるケースは稀にある。
クレジットカードの子カードの発行手数料:
子カードの種類 | 発行手数料 | 解説 |
---|---|---|
家族カード | ごく稀に必要 | 発行手数料が取られることは稀だが、年会費が別途かかる場合は多い。 |
ETCカード | 稀に必要 | 稀に発行手数料が取られるクレジットカードも多い。年会費が別途かかる場合も多くなっているので注意。 |
電子マネーカード | かかる場合あり | 電子マネー内蔵のクレジットカードであれば発行手数料は取られないが、別カードとして発行を希望する場合には300~500円程度の発行費用が必要になることがある。 |
特に電子マネーに関しては、普通に発行した場合でも数百円程度の発行手数料を徴収される場合が多いので、電子マネーカード発行を希望する前には、クレジットカードの公式サイトで、発行無料かどうかを確認してみてほしい。
ただし、ほとんどの電子マネーがスマホアプリを提供しており、これなら無料でダウンロードできる場合がほとんど。こちらも、ぜひ活用してほしい。
再発行手数料は、自己負担が必要な場合も…:
利用期限が近付くとクレジットカードは更新されるが、新しい更新カードも無料で送られてくる。また、磁気不良などの場合も、クレジットカード会社の連絡すれば無料で再発行してもらえるはずだ。
しかし、自分の落ち度でクレジットカードを紛失してしまった場合や盗まれてしまった場合、破損して使えなくなってしまった場合などで、クレジットカードを再発行しなければならなくなったケースでは、発行手数料を取られることがある。
明らかに自己責任となるこのようなケースでは、発行手数料がかかるのは仕方ないものと思って負担しよう。最近は、ICカードになっていることもあり、カードの発行には意外とたくさんの経費が掛かっているのだ。
もちろん、クレジットカードを無くしたり、壊したりしなければ払う必要の無いお金。余分なお金を払わないためにも、クレジットカードの保管管理は慎重に行うようにしよう!