特約店・加盟店で、ポイントがどんどん貯まる! dカードはドコモユーザー以外にもオススメの1枚
ポイント1dカードの特徴
ドコモユーザーでなくても入会OK! 年会費無料のクレジットカード

dカードは、スマートフォンなど携帯電話でおなじみのNTTドコモがサービスを提供しているクレジットカードだ。
実はdカードは、ドコモユーザーでなくても入会が可能。しかし、dカードにはドコモユーザーを優遇する機能がたくさんついている。ドコモユーザーの人へ強くオススメしたいカードだ。
dカードは従来は年会費がかかっていたが、2019年9月16日より無料になった。とても入会しやすくなったと言える。
ちなみに、dカードの上位版としてdカード GOLDがあり、こちらは年会費が10,000円(税抜)となっている。dカードとdカード GOLDを比較すると、ポイントの貯まりやすさや付帯保険に関してはdカード GOLDの方が充実している。
しかし、年会費が無料にも関わらず、非常に優れたクレジットカードとしてdカードは人気だ。また、ドコモのスマートフォンを契約していると購入後の保障が受けられるため、ドコモユーザーには特にお得だと言える。
このページでは、年会費無料のdカードについて解説していこう。
電子マネー「iD」が利用できる

dカードには電子マネー「iD」の機能が備わっている。店頭での支払いの際に店員さんに「iDで」と伝えて、専用の決済端末にdカードをタッチして支払いが可能。つまりサインレス決済でスマートに会計ができる。
Androidのおサイフケータイや、iPhoneのApple Pay対応機種であれば、わざわざお財布の中からdカードを取り出さなくても、スマホをかざすだけで支払いができる。dカードアプリをダウンロードして初期設定を行えば、すぐにiDがスマホで利用できる。
iDで利用した金額はdカードの利用分と合わせて後日、請求される。iDには他にも前払い式のプリペイド型、即時引落しのデビット型があるが、それらはdカードのiDでは利用できない。あくまでもdカードのiDは後払い式の「ポストペイ型」となるからだ。
もしプリペイド型やデビット型でiDを利用したい場合、それぞれに対応したカードを作る必要がある。くわしくは下記の記事でチェックしてほしい。
dポイントカードとして利用できる
dカードは、dポイントが貯まるdポイントカードとしての機能も利用できる。貯め方は2つ。
1つ目は、街のお店などで買い物をするときの支払いにクレジットカードとしてのdカードを使うことで貯める方法。
2つ目は、dポイント加盟店でお買い物時にポイントカードとしてのdカードを提示してポイントを貯める方法だ。
ポイントについては後ほど詳しく解説する。
ポイント2dカードの利点
dカード決済で1%ポイント還元!

dカードはクレジットカードであるが、優れたポイントカードとしての面があることをぜひ知っていただきたい。
dカードの優れている点のひとつが、ポイント還元率だ。
ショッピングの際にdカードで決済すると、1%のポイントが貯まる。つまり100円で1ポイントが貯まる計算だ。
クレジットカード払いでも、iDを使った電子マネー払いでもどちらもポイント進呈の対象だ。iDはスマホ決済の場合でも同じくポイントが貯まるようになっている。
しかし、ポイント進呈対象外の支払いが一部存在している。モバイルSuicaやモバイルPASMOチャージ、楽天Edyチャージ、WAONチャージといった電子マネーのチャージは対象外となっているので注意だ。
特約店・加盟店でさらにポイントが貯まる
通常のカード決済とは別に、特約店・加盟店での利用で、さらにポイントが貯まる。もらえるポイント数や条件についてはそれぞれ異なるので、公式サイトでチェックしてほしい。
dカード特約店でポイントが貯まる
通常のカード利用100円で1ポイントに加えて、さらにポイントが貯まるdカード特約店がある。
dカード特約店は、JAL、JTBなどの旅行会社をはじめ、マツモトキヨシ、洋服の青山、紀伊國屋書店などさまざまなお店でお得に買い物ができる。
どれくらいポイントアップとなるのか、例をいくつか挙げてみよう。
dカード特約店のポイントアップ率 | |
---|---|
店名 | プラスされるポイント |
ENEOS | +200円で1ポイント |
高島屋 | +200円で1ポイント |
伊勢丹 | +200円で1ポイント |
マツモトキヨシ | +100円で2ポイント |
メルカリ | +200円で1~3ポイント ※dカードのクレジットカード決済/Apple Payのアプリ内決済は200円で3ポイント。 dカードのクレジットカード払いを設定したd払い決済は200円で1ポイント |
紀伊國屋書店 | +100円で1ポイント |
スターバックスカード | +100円で3ポイント |
ビックエコー | +100円で2ポイント |
JAL | +100円で1ポイント |
JTB | +100円で2ポイント |
洋服の青山 | +100円で1ポイント |
これを見ると、普段マツモトキヨシで日用品などを買う人や、スタバでお茶することが多い人は効率よくポイントを貯められると言えるだろう。
1ヶ月でどれくらい貯まるのか、例に挙げて計算してみよう。
- 休日にドライブ。ENEOSでガソリンを入れてお会計が5,000円(50ポイント+25ポイント)
- マツモトキヨシでシャンプーや洗剤など日用品を3,000円購入(30ポイント+60ポイント)
- 紀伊國屋で本を2冊、3,000円購入(30ポイント+30ポイント)
- 誕生日の同僚にスターバックスカード1,000円分をプレゼント(10ポイント+30ポイント)
- ストレス発散にビックエコーでヒトカラ2,000円(20ポイント+40ポイント)
これで通常ポイントが140ポイント、dカード特約店のポイントが185ポイントで、合計325ポイントがもらえる計算だ。
また、dカード特約店でお買い物をして貯まるポイント数は、dカードとdカード GOLDでは差がない。どちらのカードを利用してもポイントの貯まり方は同じということになる。
dポイント加盟店でもポイントが貯まる
dポイント加盟店は、買い物時にdカードを提示すると、dカード利用の1%に加えて、加盟店ごとのポイントが貯まる。
dポイント加盟店は、コンビニやファミレス、ファストフード店、大衆居酒屋、日用品店やインターネットサービスなど様々だ。
こちらも、どのお店が何ポイント貯まるのか一部ピックアップしてみた。
dポイント加盟店のポイントアップ率 | |
---|---|
店名 | プラスされるポイント |
マツモトキヨシ | 100円(税抜)で1ポイント |
ローソン | 200円(税抜)で1ポイント |
マクドナルド | 100円(税込)で1ポイント |
ファミリーマート | 200円(税込)で1ポイント |
高島屋 | 100円(税抜)で1ポイント |
かっぱ寿司 | 100円(税込)で1ポイント |
すき家 | 200円(税込)で1ポイント |
ミスタードーナツ | 100円(税込)で1ポイント |
店舗によって、税抜か税込か表記が微妙に違うので注意しよう。さらにくわしい情報は、以下の公式サイトをチェックしてみてほしい。
ドコモ契約者は利用額1,000円ごとに10ポイント

dカードは発行会社がNTTドコモのため、ドコモのケータイやドコモ光の契約であれば、利用料金1,000円(税抜)ごとに10ポイント貯まる。
対象となるのは以下だ。
- 基本使用料
- 通話・通信料
- 付加機能使用料(留守番電話サービス、転送電話サービスなど)
- ユニバーサルサービス料
各種割引サービス適用後の料金が、ポイント進呈の対象となる。残念ながら、スマートフォン本体の購入代金は対象外となるので、注意しよう。スマートフォン本体の料金を除いたポイント対象分を毎月5,000円払っているとすると、dポイントが毎月50ポイント貯まる。年間で600ポイント貯まり、さらに2回線、3回線と契約している方はざっくり2倍、3倍とポイントが貯まる。家族でドコモのケータイを利用しているのであれば、dポイントを効率よく貯められるのがおわかりいただけるだろう。
貯まったポイントの使い道
貯まったポイントの使い道はいろいろあるが、主に以下だ。
- dポイント加盟店での買い物
- 他社ポイントへの交換
- ドコモのケータイ料金への充当
- iDキャッシュバック(ドコモ回線の契約者のみ)
- App Store&iTunesでのお支払い
- Google Playギフトコード
- d払い
dポイント加盟店で利用する
先程ご紹介したdポイント加盟店ではマクドナルドやローソン、高島屋といったお店でお買い物時にdポイントを利用して支払うことができる。
レジでのお会計時に「〇〇円分のポイントを使ってください」と店員さんに声をかければ利用することができる。全額使うこともできるし、一部のポイントを使うこともできる。例えばお会計が1,320円だった場合、「320円分のポイントを使ってください」と言えばOKだ。
最近ではコンビニ内にセルフレジが置いてある店舗も増えてきている。セルフレジでは、支払い時に自分でポイント利用を洗濯して決済することができる。
他社ポイントへ交換する
貯まったdポイントは、他社のポイントへと交換することができる。2020年11月現在、交換先は以下の6カ所となっている。
交換先 | 1ポイントあたりの交換ポイント数 |
---|---|
エクセルシオールカフェ | 3,000ポイント→3,000円分 |
韓国(L.POINT) | 1ポイント→10L.POINT |
スターバックスカード | 3,000ポイント→3,000円分 |
台湾(HAPPY GO) | 1ポイント→1HAPPY GOポイント |
ドトールコーヒーショップ | 3,000ポイント→3,000円分 |
日本航空 | 5,000ポイント→2,500マイル |
dポイントの他にユーザーの多いポイントだと、楽天カードの楽天ポイントが挙げられる。その楽天ポイントと比べると、dポイントは交換先が非常に少ない。さらにカフェでは3,000ポイントからの交換となるため、他社ポイントに交換するよりも、dポイント加盟店で利用するほうが使いやすいと言える。
ドコモユーザーであれば、次の使い道をおすすめする。
ドコモユーザーならではの使い道
ドコモのケータイやスマートフォンを契約している場合、利用料金の支払いに使うことも可能だ。
さらに、ドコモ契約者はiDキャッシュバックが利用できる。1ポイントあたり1円で、最低100ポイントから交換が可能。期間・用途限定のdポイントも交換ができるため、使い勝手が非常に良い。ただし、交換後の有効期限は6ヶ月となっているので、そこだけ注意してほしい。
それ以外にも、ドコモのキャリア決済であるd払いや、iPhoneやAndroidのアプリ課金に利用できる。アプリの購入時はもちろん、アプリ内課金にも使えるので便利だ。
ドコモユーザーなら機種代金の補償がついてくる
dカードにはドコモユーザーにとってうれしい特典がある。それがスマホやケータイの本体を補償してくれる「dカードケータイ補償」だ。
dカードを所持している本会員、家族カードを所持している家族会員が、購入から1年以内に紛失・水漏れ・全損で修理不能となった場合、新端末の購入金額もしくは頭金および事務手数料のうち、最大10,000円が補償される。補償は購入から1年以内の端末が対象だ。
dカードだけでも嬉しい補償だが、上位版のdカード GOLDにすれば購入から3年以内が補償の対象、さらに補償金額は最大100,000円となっている。ドコモユーザーであればこの補償があることはぜひ覚えておこう。万が一の時に役に立つ。
ポイント3dカードの注意点
海外・国内の旅行傷害保険は付帯しない

dカード利用で注意すべき点は、旅行傷害保険が付帯していないことだろう(旅行傷害保険についてよく知らない方はこちらの記事をチェックしてほしい)。
dカードはケータイ補償、お買い物あんしん保険、カードの紛失・盗難の補償が付帯している一方、国内外の旅行傷害保険が付帯しておらず、万が一国内や海外で事故・盗難にあった場合に補償が受けられない。
特に海外でケガなどして現地で治療を受けた場合、数百万円の治療費を全額自己負担しなければならない。
旅行傷害保険を重視する方はdカードGOLDがオススメ

旅行保険がついていないと不安だ、という方は、旅行傷害保険が充実したカードを持つのがおすすめだ。
dカードには上位版のdカード GOLDがあり、こちらは国内・海外旅行の補償が充実。海外旅行では最大1億円の補償が会員本人と家族カード会員、さらに家族カードを所持していないdカード会員の家族にまでカバーされる。国内旅行であれば、最大5,000万円がdカード GOLD会員本人と家族カード会員に補償される。
dカード GOLDの年会費は10,000円(税別)だが、上記で説明したドコモ端末の補償がdカードよりも手厚くなっているので、ドコモユーザーかつ国内外の旅行保険も重視される方はdカード GOLDを検討してみてもいいだろう。
ドコモケータイの利用や毎日の生活でdポイントがザクザク貯まる! 年会費以上のメリットがあるdカード GOLD
ポイント4dカード その他情報
「こえたらリボ」「あとからリボ」などさまざまな支払方法を用意

クレジットカードで買い物をする際は基本的に金利が発生しない一括払いが一般的だ。仮に大きな買い物をしたときには3回、6回、12回、24回などの分割払いやボーナス払いで支払いの負担を減らすこともあるだろう。
dカードはいろいろな支払い方法を用意している。
急な出費が続くなどで返済が厳しい時は、毎月の支払い額を決められる「こえたらリボ」、買い物後にリボ払いに変更できる「あとからリボ」が利用できる。
当サイトBENRISTAとしては、リボ払いを使わないことをオススメする。リボ払いは返済が長引くことが多く、金利手数料も発生するからだ。リボ払いには15.0%もの高額な手数料がかかってしまう。リボ払いは、極力、回避すべき支払い方法だ。
海外キャッシングサービスにも対応
dカードは海外のキャッシングサービスに対応している。
現地の一部ATMで現地通貨を現金で借り入れすることができるため、海外滞在中に公共交通機関の利用、屋台や現地のファストフードを利用するなどの際に現金が必要になった時でもdカードがあれば困らない。
年会費無料のクレジットカードではキャッシングサービスが利用できないことが多いなかで、dカードはいざという時に頼りになるクレジットカードに間違いない。
ポインコをあしらったカードデザインも選べる

dカード GOLD同様に、dカードは通常のカードデザインのほか、ドコモのTVCMでもおなじみのインコのキャラクター「ポインコ」があしらわれたデザインを選ぶこともできる。
ひと味ちがうクレジットカードを持ちたい方や、カードにかわいさを求める方なら、こちらを選んでみるのもよいのではないだろうか。
ポイント5dカード まとめ

あなたの生活を便利にお得に変えてくれるクレジットカード、それがdカードだ。
ドコモユーザーは、ケータイやスマートフォン本体の補償が受けられたり、貯まったdポイントを利用料金の充当やアプリ課金、キャリア決済に使うことができるため、とても使い勝手が良い。ドコモを使っている人であれば絶対持っておきたい1枚である。
ドコモユーザーでなくても、dポイントが活用できる生活圏内で普段過ごしているのであれば持っていて損はなく、効率よくdポイントを貯めれらる。とくに、dカード特約店をよく利用する人は要チェックだ。
注意点として旅行の傷害保険が付帯していないので、頻繁に海外旅行や海外出張などで渡航の機会が多い人は、ワンランク上のdカード GOLDをおすすめする。年会費は10,000円(税抜)だが、国内・海外いずれも保険が付帯しており、空港ラウンジが無料で使える特典もついてくる。
dポイントが利用できる場所でのお買い物が多い人、既存のドコモユーザーにはマストな1枚だ。現在dカードは、カードお申し込み完了から最短5分で入会審査完了のお手続きや、最大6,000ポイント進呈のキャンペーンも行われている。
一方で、dポイント加盟店を利用することが少ない人はポイントを貯めにくい。
同じ年会費無料のクレジットカードであれば、例えば楽天ユーザーであれば楽天カードは楽天ポイントを貯めやすいおトクなカードと言える。
また、JCB CARD Wもオススメだ。JCB CARD Wは39歳以下の人しか申し込むことができないが、Amazonやスターバックスのポイント還元率が高い。海外旅行傷害保険も付帯しているため、海外旅行や出張が多い人にはおすすめできるカードだ。
dカードを作ろうかどうか迷っているときは、dポイント、ドコモケータイ補償、国内外の旅行傷害保険が付帯していない点、これら3つを自分の生活スタイルに照らし合わせてみて、dカードを作るかどうか考えてみよう。
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