365日、毎日利用するという方も多いセブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニエンスストア。このコンビニにおけるクレジットカード利用について徹底的にまとめてみたい。
これを読んで頂ければ現在、現金払いでコンビニを利用しているという方は青ざめてしまうこと間違いなし!コンビニでクレジットカードを利用することがいかにお得なのか、この機会に確認してみてほしい。
コンビニにおけるクレジットカード利用のメリットまとめ:
家計の節約という観点だけでなく、支払いのスムーズさという面でもカード払いには魅力があることがおわかりいただけることだろう。
年間利用額で考えるとどんでもない節約に:
「コンビニでは、100円程度のジュースや雑誌しか購入しないから、クレジットカードで支払ってもそんなにお得じゃないよ!」という人は多いと思う。でも、それを1日単位ではなく1ヶ月、1年といった単位で考えてみると、どうだろうか?
実はものすごい金額になっていることが多い。だいたいどのくらいの金額をコンビニで利用しているのか、わかりやすく表にまとめてみよう(1年を52週間で計算。自分のコンビニ利用回数と1回あたりのだいたいの利用額で、年間どのくらいの費用を利用しているのかを確認してみて欲しい。
コンビニ利用金額シミュレーション:
1回あたり平均 | 週の利用回数 | 年間利用 | 3年間 | 5年間 |
---|---|---|---|---|
100円 | 1回 | 5200円 | 1万5600円 | 2万6000円 |
3回 | 1万5600円 | 4万6800円 | 7万8000円 | |
5回 | 2万6000円 | 7万8000円 | 13万円 | |
300円 | 1回 | 1万5600円 | 4万6800円 | 7万8000円 |
3回 | 4万6800円 | 14万400円 | 23万4000円 | |
5回 | 7万8000円 | 23万4000円 | 39万円 | |
500円 | 1回 | 2万6000円 | 7万8000円 | 13万円 |
3回 | 7万8000円 | 23万4000円 | 39万円 | |
5回 | 13万円 | 39万円 | 65万円 | |
1000円 | 1回 | 5万2000円 | 15万6000円 | 26万円 |
3回 | 15万6000円 | 46万8000円 | 78万円 | |
5回 | 26万円 | 78万円 | 130万円 |
例えば昼食にコンビニ弁当や雑誌、おやつなどを購入する一般的な社会人の方の場合、1回あたり500円程度の出費をすることは多いはず。これを週5回繰り返すと年間で13万円の利用、5年間で考えると65万円もコンビニを利用していることとなる。
クレジットカード払いで買い物をするとポイントが付く:
5年間で65万円も支払っていても、現金払いしてのでは恩恵は0円。当たり前だが、現金払いにはポイントなどつかないため、65万円はどこまでいっても65万円のままである。
ところが、コンビニでの買い物をすべてクレジットカード払いにすれば、利用金額に応じてポイントが貯まる。このケースの場合には65万円の利用金額に対してポイントが貯まるため、ポイントが貯まりやすいクレジットカード(還元率1.5%で想定)を利用した場合には、約1万円分のポイントが貰えることになる。何もしなくても、これがもらえるわけなので、家計の節約を考える上で無視できないのではないだろうか。
現金払いとクレジットカード払いの比較:
利用金額 | 支払い方法 | 貯まるポイント |
---|---|---|
65万円 | 現金払い | 0円 (ポイント無し) |
ポイントが貯まりやすい クレジットカードで支払い |
約1万円分 (家計の節約になる) |
さらに、最近ではコンビニで、雑誌やコスメの他、野菜などの生鮮食品まで売っているので、これらもコンビニで購入することが多いという方の場合、もっと大きなポイント獲得のチャンスになる。ヘビーユーザーの方なら、年間で1万円近くも節約できた!などという場合もあるだろう。
大手コンビニであれば問題なく、どのクレジットカードでも利用できる:
コンビニでのクレジットカード払いは、いまや普通のこと。100円でも気にせず、どんどん利用しよう。
いまやクレジットカードが使えない、などというコンビニはほとんど存在しない。念のため、大手コンビニエンスストアにおける2016年5月現在の情報をまとめてみた。大手であればどこでも、ほとんどのブランドのクレジットカード払いを受け付けてくれることがわかるだろう。
主なコンビニでのクレジットカード利用:
コンビニ名 | 可否 | 解説 |
---|---|---|
セブンイレブン | ◎ | VISAカード、マスターカード、JCBカード、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなど、大手クレジットカード会社発行のカードであればほぼすべて利用可能。 |
ローソン | ◎ | VISAカード、マスターカード、JCBカード、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなど、大手クレジットカード会社発行のカードであればほぼすべて利用可能。 |
ファミリーマート | ◎ | VISAカード、マスターカード、JCBカード、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなど、大手クレジットカード会社発行のカードであればほぼすべて利用可能。 |
ミニストップ | ◎ | VISAカード、マスターカード、JCBカード、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなどなど、大手クレジットカード会社発行のカードであればほぼすべて利用可能 |
セイコーマート | ◯ | VISAカード、マスターカード、JCBカードが利用可能。 一部店舗では銀聯カードの利用もできる |
ポプラ・生活彩家 | ◎ | VISAカード、マスターカード、JCBカード、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなど、大手クレジットカード会社発行のカードであればほぼすべて利用可能 |
この他、中堅以下のコンビニでも、決済方法はどんどん多様化している。今後、クレジットカードや電子マネーでの支払いができない店舗は、さらに少なくなっていくだろう。
コンビニとの提携クレジットカードにも注目!:
大手コンビニエンスストアでは、クレジットカード会社と提携して自らクレジットカードを発行している場合も多い。こういったカードは当然ながら、そのコンビニで利用すると、かなりお得なクレジットカードに仕上がっているため、「特定コンビニの利用多い」という方は狙ってみるのも一手だろう。
コンビニ提携のクレジットカード:
コンビニ名 | 提携クレジットカード名 |
---|---|
セブンイレブン | セブンカード |
ファミリーマート | ファミマTカード |
ローソン | ローソンポンタカード |
ミニストップ | イオンカード |
興味がある方は、ぜひそれぞれのリンク先をチェックしてみてほしい。
コンビニでのカード払いは基本サインレス:
コンビニでクレジットカードを使うなんて、サインとか暗証番号入力が面倒臭そう…。確かに、そクレジットカード払いにはそういう面倒臭さがあるのも事実。しかし心配無用。ほとんどのコンビニにおいては、基本的にはサインレスでクレジットカード利用が出できるようになっている。
コンビニでのカード払いは本当にスムーズ:
コンビニでのクレジットカード利用方法は単純そのもの。店員さんに『クレジットカード払いで』と伝えた上で、カードを手渡すだけ。店員さんが、ポスレジにクレジットカードを読み取らせば支払いが完了してしまう。サインレス決済なため、サインも暗証番号の入力も不要…なのである。
例外として5000円や1万円といった高額決済をする場合には、クレジットカードのサインが必要になる場合もあるが、日々のコンビニ利用ではそのようなケースに遭遇することは稀だと思う。気にせずどんどんクレジットカードを利用しよう。
コンビニでのカード利用は嫌われない!:
「クレジットカードは高額支払いのためのもの」は、過去の話:
「コンビニでクレジットカードを使うのはお得なのはわかったけれども、100円や200円という金額でカードを出すと店員に嫌がれるのではないだろうか?」と気にする人は多いかもしれない。
日本ではクレジットカードは高額決済専用という感覚が強く、少額決済で使うというケースは少なかったのも事実。そのため、コンビニでクレジットカードを出すなんて…と、抵抗感を覚える方も多いだろう。しかし、それはもはや過去の話だ!
コンビニでのクレジットカードは、むしろ喜ばれる!
いまや、コンビニだけでなく、カフェや売店などでの少額のクレジットカード利用は当たり前。何より安心してほしいのは、コンビニで働いている店員さんにとって、クレジットカードは大歓迎なのだ!なにしろ、レジにクレジットカードを通すだけで支払いが自動的に完了するので楽。現金のやりとりによる手間もかからず、おつりのミスもない。
また、コンビニの経営面でも下記のような利点もある。
- 釣り銭を多く用意しておく必要性がなくなる。
- 現金のやり取りが減れば、釣り銭間違えの可能性も低くなる。
- 窃盗などが入った場合でも被害が小さい。
- 会計がスムーズになることでレジ待ちの列が短くなる。
このように、クレジットカード払いが増えればお店側にも充分なメリットがある。「少額決済で数ポイント貰うためにクレジットカードを使うなんて恥ずかしい」などと思わずに、店員さんやお店のためにもぜひ、どんどんクレジットカードを活用して欲しい!