アドオン金利とは以前良く使われていた金利表示方法で、貸付金額(借りた金額)に期間と利率をかけて計算した利息の総額と、元本の合計額を分割回数で割って1回あたりの返済額を求める方式のこと。英語表記ではAdd-on。
現在ではアドオン金利の表示は消費者に誤解をあたえてしまうため1972年に禁止されているが、アドオン金利の一種であるアドオン率などは未だに使われているところでは使われているため、キャッシングやローンを組む際などには実質金利なのかアドオン金利なのかはきちんと確認したほうが良いだろう。
アドオン金利が禁止されている理由:
アドオン金利が禁止されている一番の理由は、実質金利に比べて低い金利を表示することが可能な場合が多いためである。
実際には40%以上もの金利手数料がかかる場合でも、アドオン金利で表示してしまえば20%近くの数字に調整することも可能。金利が安いと思って借りたら実際にはとんでもなく高かった・・・なんてことにならないよう、現在では禁止されているのだ。