ホームバンキング: 自宅に居ながら銀行サービスを行えるシステムのこと。
銀行のコンピュータと家庭の端末を、通信回線で結ぶことで、自宅に居ながら銀行サービスを行えるシステムです。コンピューター通信技術の発達や、1982年に実施された通信回線の自由化により、公衆回線と特定回線の接続が原則自由になったことを受け実施が可能になりました。
ホームバンキングのサービス内容
具体的にホームバンキングのサービスの例として、預金残高振込み・入金等の口座情報の照会や通知・振込み等の即時の資金移動が挙げられます。また、市況情報、実勢レート等の、金融情報の提供、投資相談なども行われています。
これらは基本的に電話回線を利用したサービスであり、インターネットを利用した「インターネットバンキング」とは厳密には異なります。
インターネットバンキングの登場
その後、インターネット回線が一般に普及すると、ホームバンキングもインターネット回線を利用したサービスに切り替えられていきました。ホームバンキング特別してインターネットバンキング、携帯電話端末を利用するものはモバイルバンキングと呼ばれています。
一般家庭にインターネット通信回線が普及したことで銀行側も、コスト削減が可能なことから導入に積極的で、都市銀行・地方銀行のみならず、一部の信託銀行でもサービスを開始しています。
インターネットバンキングは、通常のWebブラウザを使うものと、専用のソフトウェアを使うものの2種類に分類できます。