入会審査:クレジットカードの入会申込時に、カード会社が実施する審査のこと。
入会審査はクレジットカード会社においては「与信審査」とも呼ばれます。「与信」とはその字の通り、信用を供与すること。つまり「この申込者を信用してもいいかどうかの審査」ということになります。
クレジットカード会社は入会者の支払いを一時的に肩代わりするわけですから、信用できるかどうかの審査が必要になります。入会審査をパスすることではじめて、カードを持つことができるのですね。
入会審査でチェックされるポイント:
入会審査においてクレジットカード会社がチェックするのは「安定した収入があるかどうか」「返済能力はあるか」「居住場所は定まっているか」の三つであると言われています。
カード会社によっては入会したあとも定期的に審査をしています。主に支払いに滞りはないかをチェックしており、これは途中の審査のため「途上与信」と呼ばれます。途上与信の結果が良くないと、利用限度額の減額や利用停止になってしまうことがあります。
入会審査では、ここが見られている:
クレジットカード会社にとってもっとも重要なのは、入会希望者に支払い能力があるかどうか。そのため現在の収入や職業、勤続年数、家族構成などがチェックされます。これらを点数化し、合計点で与信の結果を判定することをスコアリングと言います(規定の点数以上ならカード発行、それ未満なら審査落ちとなります)。
またカード会社は個人信用情報センターに照会をし、過去の支払い履歴などもチェックします。過去に他のカード会社で延滞履歴があったり、消費者金融からの借り入れがあったりすると、この時点で審査に通らなくなってしまいますのでご注意ください。