無事にクレジットカードの審査を通過すれば、あとは届くのを待つばかり。しかし、自宅に郵送されてきたカードを受け取り損ねてしまった場合には、どのようにしたら良いのだろうか?今回はその対処法をまとめてみよう。
クレジットカードを受け取り損ねてしまった場合の対処法まとめ:
クレジットカードは本人確認ができる方法で送られてきて、ポストには入れてくれない。そのため、不在時には受け取ることができない。帰宅が毎日深夜になってしまった、運悪く海外出張と重なってしまったなど、様々な理由で『クレジットカードを受け取ろうと思っていたのに受け取れないことはあると思う。しかし、心配しなくても大丈夫。受け取り損ねてしまったという方は、以下の方法で対処しよう。
まだ日数が浅いなら、郵便局や配送業者が保管してくれている:
説明するまでもないかとは思うが、留守の場合は、不在配達の案内がポストに入っているはず。保管期間や連絡先が書かれているので、受け取れる日時を指定して再配送してもらえば問題ないだろう。ここは、宅配便などと同じだ。
カード発行会社が利用する配送業者はバラバラ:
ちなみに、クレジットカードを届けてくれる業者はクレジットカード発行会社ごとに異なる。郵便局を利用する発行会社もあれば、佐川急便などの宅配会社を利用するところもあるが、いずれの場合も本人に直接手渡すかたちで配送される。
返送されてしまったらカード会社に連絡を:
どうしても再配達してもらうことができなかったり、不在配達票に気づいた時には既に保管期間が過ぎていたという場合、あなたのクレジットカードは差出人に返送されることになる。差出人とは、もちろんクレジットカード発行会社のことだ。保管期間は、以下が目安になる。
各事業者の最大保管期間:
事業者 | 保管期間 |
---|---|
郵便局 | 最大10日 |
佐川急便 | 最大14日 |
保管期間が過ぎてしまった場合には、直接、カード会社に連絡をしてみたほうが良いだろう。
連絡をすれば再配送してくれる:
一度くらい受け取れなかったからと言って、すぐにクレジットカードが取り消されてしまうことはない。クレジットカード会社に連絡をすれば、問題なく再配送してくれるのでご安心して欲しい。慌てず電話をして、受け取れなかったことを伝えて再配達をお願いしよう。場合によっては、自動的に再配達の手配をしてくれているかもしれない。
クレジットカーヂ会社としても、せっかく発行したクレジットカードをあなたに受け取って貰いたい気持ちがある。そのため、カードが返送された場合には、先方から電話連絡してくれる場合もある。ただし、このあたりの対応はクレジットカード会社によってまちまちなので、自分から積極的に連絡するようにしよう。
1ヶ月以上など、長期放置してしまったら:
再送してもらったクレジットカードも受け取れなかった。長期の不在などで、1ヶ月以上も受取りを放置してしまった。そんな場合は、どうなるだろうか?
このような場合も、各社に電話連絡をして確認するしかない。クレジットカード会社によっても対応は異なると思うが、早いところでは1ヶ月程度で連絡が付かなければ、廃棄してしまう可能性もある。早めに連絡してみよう。
運よく廃棄されていなかった場合には、再配送してもらうこともできるはずなので、受取りが出来なかった理由を伝えてお詫びした上で再配手続きを依頼してみよう。
前もって連絡しておけば好印象:
長期出張などで長く不在にする場合などは、前もってクレジットカードに連絡しておけば安心だ。例えば、海外に行く場合は帰国後に配送してもらうようにするなど、段取りしてもらえることもあるかもしれない。少なくとも、受け取れないまま状況が分からないよりも印象はいいはず。クレジットカードの審査に通ったら、カードが送られてくることはわかっているはずなので、受け取れない可能性がある時には自分から連絡するようにしよう。