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【改訂版】この先も現金主義者のままで大丈夫?その弊害7つを徹底解説

money-image_sJCBが実施した「クレジットカードに関する総合調査(2015年度)」によると、クレジットカードの保有率は84%。保有者一人あたりの平均保有枚数は3.2枚、平均携帯枚数は2.0枚と発表されています。逆に言えば、おおよそ16%(約6人に1人)の方は1枚もクレジットカードを持っていない現金主義者だということでもあります。この他に、カードを持っているけれどもほとんど使わない『隠れ現金主義』の方も少なくないことでしょう。

そんな現金主義者の方に向けて書かせていただいたこのコラム。時代環境もかなり変わったため、内容を大きく更新しました。

このコラムでは現金主義でい続けることの弊害をまとめています。もちろん、賛否両論はあると思いますが、これを読んで頂ければ現金主義のままでいることに危機感のようなものを感じてもらえるのではないかなと考えています。現金主義を否定することが目的ではなく、考える材料にしていただければうれしいと思って書いています。

そのままで本当に大丈夫なんですか?

という投げかけだと受け取ってください。かなり長くなりますが、ぜひ最後までお読みいただければと思います!

この記事の目次:

現金主義者の方が考える、現金主義の利点とは?:

まずは現金主義者の方はどう考えているのか、その立場から、現金主義でいることの利点をまとめてみました。まわりにいる人の意見や、ヤフー知恵袋教えてgooなどで調べた意見を集めてみると、現金主義だという多くの方が下記5つのどれかの理由でカードや電子マネーを使わないでいるのではないかと思われます。

その1:お金の管理がしやすい

『財布の中に2万円入っていて、銀行口座には30万円入っている。だから自分のお金は今、合計で32万円だ。』などと、お金の状態が明確にわかるのが現金主義の大きなメリット。無借金であれば基本的に銀行口座残高を見るだけで自分の資産がわかることを、現金主義の最大の利点だと考えている方は多いようです。

このバリエーションとしては、「買い物で使った分の請求があとで来ること自体が気持ち悪い」と考えている、後払いが嫌いな方もいらっしゃいました。

その2使いすぎがない

買い物かごを押している暮角べんり君現金主義を通せば持っているお金しか使うことができないから、浪費癖がある自分には最適!と考えている方も多いでようです。

また、これらの方の中には、過去にクレジットカードを利用限度額めいっぱいまで利用してしまって、ちょっとした借金地獄に陥った経験から現金主義に戻ったという、わば出戻り現金主義者も多いようです(リボ払い分割払いの恐怖を知ってるからこそ現金主義に戻ったなどと言う場合も)。

■お金の重みを大事にしている方も多いのはプラス面:
『クレジットカードで払うとお金の重みがわからないから、ついつい使いすぎてしまう』となど、現金払いをするからこそのお金の価値を重視できると考える方も少なくないようです。「財布の中から1万円を取り出して店員に渡す時には、それなりの決意が必要になる。だからこそ現金で払うことが大事なんだ」という考え方です。
確かにクレジットカード払いだとサインをするだけで簡単に高額品が購入できてしまうため、お金の重みを感じることはできません。ここは、個人的にもなるほどと思いました。
その3:盗難や悪用が怖い

クレジットカードを持つと、盗難に遭ったり悪用される可能性が高いので怖い!だからカードは持ちたくない!という、消去法で現金主義を続けている方も案外多いですね。ネット上でのカード情報漏えいが相次ぐことなども、この傾向に拍車をかけているかもしれません。

「現金主義を続けている限りは、知らない誰かに自分のお金を勝手に使われてしまうことはない」というのが、これらの方の理論だと思われます(盗まれても財布の中の現金だけで済むという発想です)。

その4:余分な手数料を取られたくない

クレジットカードを作ったり、買い物で利用すると余計な金利や手数料をとられるから嫌だ!という方も少なくありません。現金払いを続けたほうが手数料がかからないのでお得だろう…という考えですね。

その5:利用歴が悪く、カードが作れない

最後は、残念ながらクレジットカードを作ろうと思っても作れなかった方々。現在無職だからクレジットカードを作れない…という方や、過去の利用歴が悪くてどこのカード会社に申込をしても断られてしまうという方がこの5つ目にあたります。いわば、望んだわけではなく、仕方なく現金主義者のままでいるという方々です(これは、主義とは言えないかもしれませんが)。

現金主義者のままでい続けることの7つの弊害とは?:

家計を気にする暮角べんり君以上、ここまでは現金主義者の方の気持ちになって、その方々が考える現金主義のメリットをまとめてみました。確かに、なるほどと思えるところもありますし、現金主義の利点が全くないのかといえばそうではありません。現金主義には現金主義の良いところがあるのも事実だと思います。

しかし、それでも思いきってここで断言してしまうと、現金主義者がメリットだと思い込んでいるもののほとんどが、クレジットカードに対する誤解に基づくものです。クレジットカードの仕組みをきとんと理解しようとせず、本当はメリットでもなんでもないものを勝手にメリットと思い込んでいるだけに過ぎないケースがあまりにも多いと感じます。

そこで、ここからはそのあたりの説明も交えつつ、この記事の本題である、現金主義者のままでいることの弊害をまとめてみました。これらをじっくりと読んで、現金払いでいることのもったいなさを感じていただければうれしく思います。

現金主義者でいることの弊害リスト

 

弊害その1:単純に損をしている

現金主義者を続けることの最大の弊害とも言えるのは、やはり単純に現金払いは損をするからということ。なぜなら例えば同じ1万円の買い物をする場合でも、現金払いとクレジットカード払いでは以下のような大きな違いが発生するためです。

利用する度にポイントが貯まる

現金払いと異なり、クレジットカード払いの場合にはスーパーマーケットでもコンビニでもカフェでも、レストランでも本屋でも、とにかく日常のどこでも、支払いにカードを利用するだけでポイントが貯まります。これ以上説明の間でもなく、現金払いよりもポイントが貯まる分だけ確実にお得だと言えます。

ポイントが貯まるといってもたかが知れてる?

『貯まるっていっても数百円程度。そんなポイントなんていらいないよ!』という方もいらっしゃいますよね。確かにポイントを一生懸命貯めても年間数千円程度にしかならなかったという経験があるという方も多いと思います。

しかしそれは単純にお得ではないクレジットカードを使っていたから。ポイントが貯まりやすいクレジットカードを利用すれば、それだけで大きな節約につなげることが出来ます。簡単に表にしてみますね。仮にポイント還元率1%のクレジットカードで計算してみます。

還元率1%のクレジットカードVS現金 ポイント比較
支払い比較 年間支払い額 貯められるポイント
現金払い 100万円 0円。現金払いではポイントは貰えません。
300万円
500万円
1000万円
クレジットカード払い 100万円 約1万円分
300万円 約3万円分
500万円 約5万円分
1000万円 約10万円分

もちろん、もっとポイントが貯まりやすいクレジットカードもありますが、ここでは、誰でも申し込めば手にできる中で、比較的お得な還元率として1%のカードで試算してみました(ポイントが貯まりやすいカードはこちらで紹介しています)。

期間を長くして考えると損失がもっと見えてくる:

これを1年単位ではなく、3年、5年、10年で考えてみると、クレジットカードを利用することでどれだけのポイントが得られるのかがわかるかと思います。

長期でのポイント比較:
年間利用額 年数 貯められるポイント
100万円 3年間 約3万円分
5年間 約5万円分
10年間 約10万円分
300万円 3年間 約9万円分
5年間 約15万円分
10年間 約30万円分
500万円 3年間 約15万円分
5年間 約25万円分
10年間 約50万円分
1000万円 3年間 約30万円分
5年間 約500万円分
10年間 約100万円分

 仮に一般的な核家族の支出である年間300万円という金額を、そのままクレジットカードで支払うことができていたとするなら10年間で30万円の節約になります。もし、還元率1.5%のクレジットカードなら45万円、2%なら60万円です。言い換えれば、あなたがもし現金主義者で過去10年間、現金払いのみでやってきていたとすると、それだけで大きな損をしていることになります。

もちろん、まだクレジットカードで支払えないケースもゼロではありませんので、すべての支出をカード払いですることは不可能かもしれません。それでもその金額に近い分を損しているはず。そう考えると、現金主義を通すことがいかに勿体無いことかがおわかりいただけるのではないでしょうか。

■お金持ちは意外とポイントに敏感!?
お金に余裕がある方が、「ポイントで貯まる金額なんてたかが知れているだろう」と現金主義者になるケースも見受けられます。しかし、高額品の買い物を頻繁に行うお金持ちの方なら、貯まるポイントも膨大。本当は、お金持ちこそ、クレジットカード利用でお得になる金額も大きいのですね。 それに、本当のお金持ちは、意外とポイントに敏感だという話も聞きます。小さなお得さも見逃さないことが、お金持ちへの一歩とも言えるのかもしれませんよ。

カード保有者だけの特典が受けられない

更にクレジットカード保有には、現金払いでは受けられない様々な割引優待が受けられこともあります。

代表的なのがデパートなどの割引。カード保有者は10%引きが受けられるパルコカードや20日30日は5%オフのイオンカードなどが有名ですね。 また、楽天市場では、楽天カード保有者だけのポイントアップキャンペーンなどもよく行われています。これらも現金払いでは受けられない特典なので、クレジットカード保有者がいかに優遇されているかがわかります。利用しないなんて、はっきり言って損しています。

現金払いを続けること自体が実は損。

知らず知らずに大きな損をしているかも…!

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弊害その2:盗まれた時には、実は現金の方が危ない

警察官になった暮角べんり君次に行きます!現金主義者でいることの弊害その2としては、現金は盗まれた時に全額、損をする可能性が高いということ。

まぁ、考えてもみてください。たとえば誰かが10万円の現金とクレジットカードが入った財布を拾ったとした場合、現金とクレジットカード、どちらに手を付けると思いますか?答えはやはり現金ですよね。一般的には、足が付きやすいクレジットカードを犯罪に利用するには、かなりの勇気がいるでしょう。

財布を落としてしまった場合の犯罪確率:
財布の中身 危険度 解説
現金 高い 現金には所有者の名前が書かれていないため、簡単に盗まれてしまう。また盗まれた後に犯人探しをしようにも難しい。
クレジットカード 低い クレジットカードを悪用しようと思える勇気のある方は稀。よほど無知な方かプロでなければ、クレジットカードを使って買い物をしようとはしない(日時と場所が記録されるため、足がつきやすい)。

クレジットカードは、利用するとその日時と場所が記録されてしまい、しかも暗証番号やサインなどの認証が求められるために悪用しにくい作りになっています。

反面、現金の場合には簡単に盗まれてしまうため、財布の中に大金をいれがちな現金主義者の方はそれだけで財布紛失時の損害を大きくしてしまっていると言えます。カード利用をメインにすれば。現金はそれほど多持ち歩く必要がなくなり、結果的にリスク管理につながります。

悪意のある人に盗まれた場合でも大丈夫:

一般の方に財布を拾われた方はそうかもしれないけど、犯罪のプロに財布を盗まれてしまった場合にはクレジットカードのほうが怖いんじゃないかと思いますよね。

しかし安心してください。クレジットカードには必ず盗難保険と呼ばれる保険がついているので、財布を落としてしまったり、盗まれてしまった時に不正に使われた損害をカバーしてくれます(所定の手続きを踏んだ場合。詳しくは付帯保険カテゴリを参照)。

例えばクレジットカードを盗まれて20万円使われてしまったとしても問題ありません。では300万円使われてしまったとしたら?もちろん問題ありません。盗難保険には補償の上限金額が設定されていないので、たとえクレジットカードを盗まれて1億円が悪用されてしまったとしてもあなたが負担すべき金額は0円で済みます。 

盗難時の比較 あなたの被害額  解説
現金50万円を盗まれた 最悪50万円まるごと 犯人が捕まったとしてもお金が戻ってくる可能性は低い。 
クレジットカードを盗まれて
50万円使われた
0円 所定の手続きさえ踏めば、盗難保険が被害をカバーしてくれる。 

このように比較してみると、どうでしょうか?銀行ATMなどからお金を下ろしたばかりのところをスリに狙われたら…。現金が戻ってくる可能性はかなり低いのではないでしょうか? 

盗難保険付きのクレジットカード一覧

海外では現金は危険。実は日本でも同じこと:

自由の女神を背景に記念撮影する暮角べんり君現金主義者の方が一番困るのが海外旅行時。詳しく話すと長くなってしまうので省きますが、海外では大金を持ち歩くと犯罪に巻き込まれる可能性が日本よりも高いので、クレジットカードを利用するほうが安全と言われています(地球の歩き方などでも推奨)。

海外に行く時には、この話を理解する方は多いと思います。その際、『日本と違って海外は物騒だから』というのではなく、『多額の現金を持ち歩くのは危険、クレジットカードを持ち歩いたほうが安全』ということの意味をしっかりと理解できれば、いかにクレジットカード払いが現金払いよりも安全かがわかってもらえるのではないかと思います。日本は安全な国なのでそれほど強調されませんが、日本国内でもその基本は同じなんです。

現金は盗まれたら戻ってこない可能性大。

クレジットカードは盗まれても使われにくい。
また、保険の補償も受けられる

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弊害その3:ネット通販や各種サービス利用で不便

現金主義者のままでいることの弊害その3としては、クレジットカードを利用しないとネット利用がここまで拡がった今、かなり不便だということです。

例えば、ネット通販。過去に楽天市場アマゾンなどで買い物をしたことがあるという方であればお分かり頂けるかと思いますが、銀行振込で支払いをしなくてはいけないのは面倒…。代引き対応してくれる場合でも、別途315円などの代引き手数料を取られてしまうことがほとんどです。

ネット通販における支払い方法別問題点:
支払い方法 問題点
銀行振込 店舗側の確認に時間がかかる。土日や年末年始だとスムーズな入金が出来ない。振込手数料もかかる。
代金引換払い 代引き手数料が別途とられるケースが多い(宅配ボックスにも入れて貰えない)。
コンビニ後払い コンビニなどにわざわざ行く手間が必要。またコンビニ払い手数料をとられる場合もある。
クレジットカード払い 瞬間的に支払いが完了するため、変更&キャンセル処理などが面倒なケースも。

『クレジットカード払いなんてしなくても、代引きで問題がない!』と思われるかもしれませんが、代引きが可能なショップを探すために時間がかかる場合も多いはず。最安値で購入可能な店舗が見つかったけど、代引きに対応していない…なんて残念なケースもあることを考えると、代引きもクレジットカード払いも、どちらも使えるような状態にしておくことがベストですよね。

カード払いのみしか受け付けない店舗も増加中:

最近ではクレジットカード払いのみでしか買い物ができないネット通販モールも登場(BASEなど)。店舗を運営する側としてもクレジットカード払いは管理が楽なため、今後もこの流れは拡大していくことでしょう。

万が一商品が届かない場合にも泣き寝入り:

銀行振込などで先に代金を支払ってしまうと、最悪の場合、商品が届かない時に泣き寝入りするしかないケースもあります。大きな通販モールであったとしても、そこに出店している店舗はいろいろなため、そういった可能性が0であるとは言い切れません。

反面、クレジットカード払いはご存知のように請求があとでやってくる後払い形式。そのため、万が一商品が届かないような場合には、クレジットカード会社に連絡をして相談したり、場合によっては請求を止めてもらうことも出来ます(泣き寝入りせずに済む)。

方法別支払いタイミング:
支払い方法 代金の支払いはいつ?
銀行振込 先払い
代引き 商品到着時に支払い
クレジットカード払い 原則、後払い
(一部予約注文などでは先に払うことも) 

こういった面でのリスクヘッジのためにも、ネット通販ではクレジットカード払いに優位性があると言えますね。

■もちろん、ポイント面でもカード払いはお得:
楽天市場における楽天カードヤフーショッピングにおけるヤフーカードなどは、それぞれの通販モール利用時にお得なクレジットカード。現金払いや代引きでは得られない追加ポイントが得られることが多いためよく利用する方には必須であると言えます。特に楽天市場ではこれでもかっ!というほど販促強化に取り組んでおり、大胆なポイント優遇をつけていることで有名です。
また、これらに限らず、各クレジットカード会社が運営するポイントアップモールを経由して通販サイトで買い物をすると、直接各通販サイトに接続して買い物するよりもポイントがアップします!

ネット通販の他にも、プロバイダーの契約やアプリの購入などネット支払いは増える一方。また、各自治体でも、ふるさと納税や自動車税、固定資産税等の支払いにネット経由のクレジットカード払いを取り入れているところはどんどん増えてきています。今後、この動きはさらに加速するはず。クレジットカードがなかったら不便…そんなシーンは益々増えてくると思います。

ネット時代の今、通販以外でも

クレジットカードは必須アイテムに。

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弊害その4:時間のロスが大きい

スケートをする暮角べんり君現金主義でいつづけることの弊害その4は、支払いにかかる手間や時間。現金払いを利用していると特に遅さなんて感じたことはないかもしれませんが、現金主義者の方がコンビニやスーパー等でクレジットカードや電子マネーで支払いをすると、そのあまりの速さに感動すること間違いなしでしょう。

財布の中を覗きこんで小銭を探し、お札を数えて支払いをしたり、お釣りを受け取って財布にしまったり、というような手間が一切不要で、カードを店員さんに渡すだけで支払いが完了します。

支払いにかかる時間が短い:

更に、常に暗証番号やサイン不要で利用できる電子マネー払いは特にスピーディな支払い方法。特に毎日のように利用するセブンイレブンローソンなどの大手コンビニでは、現金払いから電子マネー払いに切り替えるだけで貴重な時間の節約に繋げられます。現金主義者が財布を出している間に、支払いが終わってしまいます!

朝の時間帯はその数十秒が大事なので、現金主義者である時点でそれだけ損をしているのです。Suicaなどの交通系電子マネーや、楽天Edy,WAON、nanacoなどの前払い電子マネー、QUICPayやiDなどの後払い電子マネー、いずれか2枚程度持っていれば、いまや使えない場所はないと言っても過言ではありません。

また、コンビニではクレジットカードでも、支払いはサインレスで行えるので、電子マネーとほぼ同じようにスピーディに決済できます。クレジットカードと紐づけて後払い式の電子マネーをつくっておけば、支払いも一括管理できるので完璧です!

■コンビニ店員も実はクレジットカードを使ってほしい:
コンビニでクレジットカードを使うなんて…と思われるかもしれませんが、実はコンビニ側もクレジットカード利用は大歓迎なんです。支払いが速く混雑時のレジ行列を短くする効果もあるため、コンビニは積極的に電子マネー払いやクレジットカード払いを導入しているのです。その他、釣り銭の間違いなども発生せず、売上管理がしやすい上、レジ内のお金を増やさずに済むために防犯効果もあったり…と、経営上もいいことづくめなので歓迎されているのです!

振込確認をしてからではないと使えないサービスもある:

現金主義者が損をしているのは支払いにかかる時間だけではありません。銀行振込などでかかる時間のロスも、充分な損失であると言えます。

例えばネット通販の支払いを銀行振込で行った場合。クレジットカード払いであれば瞬時に確認してもらうことができますが、銀行振込の場合には土日や祝祭日などの影響でなかなか店舗側に確認してもらえないケースもありますよね。

確認が出来ない=商品の発送をしてもらえない…ということでもあるので、その分だけ待ち時間が長くなります。

現金主義の場合にはサービス利用開始が遅れる場合も:

ネット通販だけでなく、各種サービス料金の支払いも同じです。

ヤフープレミアム会員やインターネットサービスプロバイダー代、自動車保険などなど、クレジットカード払いであれば瞬時に支払い完了となるところが、銀行振込や口座振替依頼書による登録にするとそれだけ時間がかかることに。クレジットカード払いであれば支払い完了したその瞬間からサービスを利用することが出来るにもかかわらず…です。

サービス内容 支払い方法 利用開始は?
有料ブログサービス 現金払い 入金確認後でなければ利用できない
カード払い 申込完了後すぐに有料機能を利用できる
iTunesなどで曲購入 現金払い iTunesカードを購入するなど手間が必要
カード払い 欲しい曲をすぐに購入可能
車両保険 現金払い 入金確認後でなければ保険加入できない
カード払い 申込完了後、その日から保険加入できる
インターネット
プロバイダ
現金払い 入金確認後でなければ利用開始不可
カード払い 申込完了後にネット接続が可能
ウィルス対策ソフトなどの
ダウンロード販売
現金払い 入金確認後でなければダウンロード不可
カード払い 申込完了後、すぐにダウンロード出来る

このように残念ながら、現金主義でいるだけで、様々なケースでタイムラグが発生してしまうことに。1つ1つは大したことがないかもしれませんが、年単位で考えるとかなりの時間を浪費しているはずです。

クレジットカード払いなら、

利用したいネットサービスをすぐに使える

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弊害その5:振込手数料やATM手数料が高い

パソコン作業をする暮角べんり君現金主義者でいることの弊害その5は、現金払いには意外と手数料がかかっているということです。

例えば銀行振込にかかる振込手数料や代金引換払いの手数料はバカに出来ません。振込手数料無料のネットバンキングを利用している…という賢い方もいるかもしれませんが、そうではない場合、月間で500円~1000円程度、年間で1万円程度の費用を払っている方も少なくないと思います。

ATM利用手数料も忘れてはいけない:

また普段から現金払いをしているということは、言い換えればいつも現金を銀行口座から引き出す必要性があるということ。銀行ATMを利用する手数料についても結構な金額がかかっていると思います。『ちょっと手元の現金が足りなくて、夜間や祝日にATMを利用してしまった』『急いでいたので、提携外のコンビニATMを利用した』など、割り増し費用がかかるケースもありますよね。

こちらも月間にして200円~600円程度、年間にして5000円前後の手数料を、銀行に払っているはずです。

クレジットカード払いにすれば手数料はかからない:

このように、現金主義を続けているからこそかかっている費用はかなりあります。

一方、普段からクレジットカード払いを利用している場合、利用代金は後日まとめてあなたの銀行口座より引き落としされるため、かかる手数料は0円。言い換えれば、現金主義者は、払わなくても良い手数料をわざわざ払っている状態だとも言えるのです。

クレジットカード払いと手数料の誤解

ちなみに現金主義者の方の中には、「クレジットカード利用には手数料がかかる」と思っている方がいるようですが、これは完全な間違い。クレジットカードの手数料は加盟店が払うことになっており、利用者の負担はありません。分割払いなどを利用した場合には手数料がかかりますが、年会費無料のクレジットカードを利用し、支払いを一括払いで利用すれば手数料は一切かかりません(詳しくはクレジットカード利用でかかる手数料まとめを参照)。

支払い方法 手数料の解説
現金払い 銀行振込手数料、ATM利用手数料、代引き手数料などが必要
クレジットカード払い 年会費無料カードを利用し、一括払いで買い物をしている限り手数料は原則不要

むしろ弊害その1で解説させていただいたように、利用金額に応じてポイントが貯まる分だけ、クレジットカード払いはお得なのですね。

実は現金払いにも手数料はかかる

クレジットカード払いなら無料にすることも。

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弊害その6:クレジットヒストリーの構築ができない

パワーポイントを使って説明をする暮角べんり君(当サイトのイメージキャラ)現金主義者のままでいる弊害その6として、クレジットヒストリーが構築できないというものもあります。

それって何?聞いたこともないんだけど…という方のために簡単に説明をすると、クレジットヒストリーとはあなたが過去に利用したクレジットカードやローンなどの支払い履歴のこと。あなたが過去にどのような金融商品を利用し、しっかり返済していたかどうかがわかる履歴データ…といったところです(クレジットヒストリーの詳細はこちら)。

このクレジットヒストリーでどんな感じのことがわかるのか、ごくざっくりとまとめてみます(実際にはもっと詳しくまとめられています)。

対象者 利用商品 履歴
Aさん
(良好) 
車のローン すでに完済。支払い遅れなし。
クレジットカード 利用中。支払い遅れなし
Bさん
(悪い) 
消費者金融 50万円借入中。支払い遅れがち。
クレジットカードA 利用中。支払いが遅れぎみ。
クレジットカードB 利用限度額めいっぱいまで利用中。
Cさん
(良好) 
住宅ローン 返済中。支払い遅れなし。
クレジットカードA 利用中。支払い遅れなし。
クレジットカードB 解約済み。支払い遅れなし。
Dさん
(履歴無し) 
なにも無し 利用した履歴無し。

過去にクレジットカードを使ったことがない方には存在しない:

このクレジットヒストリー、当たり前の話ではありますが、過去にローンもクレジットカードなどを使ったことがないという方には存在しません。上記で言うDさんの場合です。なにしろ、利用したことがないわけですから、履歴もへったくれもない状態なわけですが、実はこれ、結構困ったことになるケースがあります。

クレジットヒストリーは金融機関が確認するためにある:

そもそもクレジットヒストリーがなぜ作られるのかというと、それは金融機関が『お金に関してあなたという人間が信用できるかどうか』を確認するため。過去にクレジットカードを利用したり、車のローンを組んだりしていればその返済履歴を見て、この人にだったら安心してお金を貸せそうだな…などと判断をするのです。

上記表のAさんからDさんについて、銀行やクレジットカード会社は次のように判断するでしょう。

クレヒスの状態 金融機関が考えること
過去の利用歴が良い人
(AさんとCさん) 
この人にだったら安心してお金を貸しても大丈夫!
過去の利用歴が悪い人
(Bさん) 
お金を貸しても返してくれなそう。貸さないようにしよう。
過去の利用歴がない人
(Dさん) 
よくわからない。貸して良いのか悪いのか…。

この場合、DさんはBさんよりマシでしょ?と思うかもしれませんが、リスクをさける金融機関にとっては、わからないものは避ける傾向があるので、それほど変わらないとも言えるのです。

車のローン、住宅ローンが組みにくい:

ワイン片手にくつろいでいる暮角べんり君クレジットヒストリーがないと何が困るのかというと、それは住宅ローンなどの高額ローンを組む場合。結婚してさぁ新居を建てるぞ!という時に、現金主義者の方はローン審査で苦労してしまうのです。住宅ローンが組めないケースはもちろんのこと、たとえローンを組めたとしても高い金利ではないと契約が出来ない…なんていう散々なことになることすらあります。

その点、普段からクレジットカードを健全に利用できているという方の場合には、それだけで信頼できる履歴が確立。金融機関としても安心してお金を貸せるというわけなのですね。

■自己破産者との区別もつかない!?:
実は困ったことに、過去に自己破産をしたという方の場合もクレジットヒストリーが存在しません(一定期間が経過して悪いクレジットヒストリーが消えた状態)。そのため、お金を貸す側からすると、クレジットヒストリーがない人は、単に現金主義で過去に利用歴がない人なのか過去に自己破産した人なのかの区別が難しく、住宅ローンなどの大金を貸すケースではなかなか融資を決断できない場合があるのです。ただ現金主義者だっただけなのに自己破産者と同じ扱いをされる可能性があるというのも、現金主義の大きな弊害ですね。

就職にも不利になることもある?

また、非公式ながらは就職にも影響することがあるとも言われています。

クレジットヒストリー(個人信用情報)は本人申請をすれば取り寄せ可能な情報のため、外資系企業などでは雇用時に提出を求めてくるケースもあるとか、国内企業でも金融系企業は実はクレジットヒストリーを確認しているなどと言われることがあるようです。その際、過去の利用歴が一切ない方の場合には、住宅ローンの貸付時同様、企業側があなたという人間を判断できないために、採用を見送ることがありえるかもしれません。

もちろん、その真偽のほどはわかりませんし、クレジットヒストリーはあくまでも金融系企業が審査のために使うもので、企業が採用のために使うことは違反です。ただし、現実問題として、クレジットヒストリーが一種の人物信用判断の材料にもなりうるということは知っておいて欲しいと思います。

万が一の時のためにも良好なクレジットヒストリーを:

今は、私はお金を借りる機会などない!と思われる方も、病気や怪我で働けなくなることもあるかもしれません。将来のために、クレジットヒストリーは構築しておくに限ります。クレジットカードをつくって、電気代やガス代といった公共料金の支払いをするだけでも、クレジットヒストリーは築けます。これなら無駄遣いの心配もありませんよね?

クレジットヒストリーがないというだけで、

住宅ローンなどが組みにくいことがある。

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弊害その7:時代から取り残されるかもしれない

弁護士風の暮角べんり君2(当クレジットカードサイトのキャラクター)現金主義者でいることの弊害その7は、もうズバリ、「これからどうするんですか?」という話です。

例えば交通系電子マネーであるSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)。今では誰もが当たり前のように使っています。

コンビニでの電子マネー払いも同様です。コンビニにいると驚くほど電子マネーの決済音が聞こえてきますよね。楽天Edyのシャリーンという音や、WAONのワオーン、nanacoのピヨピヨなどといった音はすでに聞き慣れてしまったという方も多いと思います。このようなコンビニにおける電子マネー決済の歴史も、決して古いものではありません。もちろん、コンビニ以外でも同じですが、まさに急速に普及したと言えます。

現金の利用は減少傾向。マイナーな支払い手段になるかも…:

それらの普及を裏付けるデータもあります。消費税が8%になった時にも、1円硬貨の利用は増えなかったという話など、 もはや現金の使用量自体が、減少傾向にあることは各種データからも明らかになっています。

クレジットカード利用額も拡大中:

一方、クレジットカード利用額については、リーマン・ショックの影響で一時、落ち込みを見せた時期もありますが、それ以外は堅調に増加傾向。今後もネットショッピングの増加やカードが利用できる場所が増えていくことで、利用額は拡大していくことでしょう(クレジットカード動態調査による)。

また最近では、クレジットカード以外にも電子マネー、プリペイドカード、デビットカードなど、キャッシュレス支払いの選択肢が増えています。お店の支払いで、現金払いをする人は少数派…そんな時代もそこまできているかもしれません。

そんな時代にクレジットカード一枚持たないままで行くのか?

そんな時代を見据えても、あなたはクレジットカードを一枚も持たないでやっていきますか?。

弊害その3その4でも解説しましたが、今やクレジットカードがないと利用できないサービスも増加中。『クレジットカードが怖い!現金払いが安全だ!』という考えのままでは、使いたいサービスが使えない、現金で払うために大きな負担を負わなくてはいけないなど、いつか大きな壁にぶつかってしまうかもしれません。

クレジットカードをよく理解しないまま否定をせずに、まずはそのしくみを知るところから始めてみませんか(基礎知識集はこちら)。

電子マネーやカードは急速に普及中!

これからの時代、現金主義のままではツラい

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考える材料に。統計データまとめ:

説明・講演する暮角べんり君最後に、支払い方法の実態に関する統計データをまとめてみます。

これらのデータを確認いただければ、いかに現金主義が今や劣勢に立たされているかがおわかりいただけるのではないでしょうか?2016年の世の中では、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス支払いがが優勢になりつつあることがわかるはずです。

 

クレジットカード発行枚数に関する統計データ:

まずはクレジットカード発行枚数に関する統計データをまとめてみました。

日本で発行されているクレジットカード枚数は約2.6億枚:

日本クレジット協会の「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」によると、
・2015年3月末現在の日本で発行されているクレジットカードの総枚数は2億5,890万枚
・人口構成比では1人当たり 2.5枚所有している
と発表されています。

現金主義者の方が保有していないことを考えると、保有者だけの平均では3~4枚程度はカードを持っていることになります。ちなみに私はカード研究のために15枚ほど保有しています(お薦めはしません)。

クレジットカード保有者への調査データ:

クレジットカードをたくさん保有している暮角べんり君次に冒頭でも紹介したクレジットカード保有者を対象にした調査データ「クレジットカードに関する総合調査(2015年度」を紹介します。

20代の保有率はやや低め。女性の方が高め:

この調査では、クレジットカードの保有率は84%。平均保有枚数は3.2枚となっています。クレジットカードの保有率は20代でやや低め。但し、30代以降になるとほとんどの方が1枚は保有しています。

また、女性の保有比率は男性と比べて高いことがわかりますね。やはりポイントを貯めるなどの行為に対して、お得さを感じる方が多いのではないかと思います(家計をあずかっているから…ということもありそうです)。

年代 男性の保有比率 女性の保有比率
20代 72.9% 74.9%
30代 79.2% 85.9%
40代 83.6% 83.0%
50代 86.7% 91.3%
60代 91.7% 89.3%
全体 84.0%

個人的には年配の方であればあるほど頑固なまでに現金主義を貫いている方が多いのでは…という印象を持っていましたが、統計データを観る限りではそんなことはないようです。 また、この調査は毎年継続して行われていて、過去との比較でみると、クレジットカードの保有率は2011年からやや減少傾向がみられます。これは、現金払いが冷えたのではなく、若い世代を中心に電子マネーやプリペードカード、キャリア支払いなどキャッシュレス支払いの選択肢が増えたことも影響しているのではないかと思われます。

電子マネー統計データなど:

電子マネーに関する統計データも少し集めてみました。日本の電子マネーで使われているFelicaの元締めでもある、フェリカネットワークスのホームページによると、2016年3月末現在の電子マネー主要6社(nanaco、Suica、WAON、楽天Edy、iD、QUICPay)の総発行数は約2.9億件、おサイフケータイ会員は約4,815万会員となっています。発行数ではクレジットカードと並ぶところまできていますね。

 

こちらの国民生活センターがまとめた資料でもキャッシュレス支払いの多様化について、わかりやすくコンパクトの書かれていますので、ぜひ、ご覧になってみてください。時代の流れもわかり、役に立ちますよ。

 

当サイト内のお役立ちリンク集:

現金主義の方に役立つであろう関連リンク集。ブックマークして活用していただければうれしいです。

クレジットカードの基礎知識を徹底的にまとめたカテゴリ。これを読んで頂ければ一般レベルよりも詳しい知識を手に入れることが出来ますよ。

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クレジットカード初心者がやってしまいがちな落とし穴8つを解説しています。あんまり時間がないのでざっくりとカードの失敗例が知りたい…などという方はこちらをどうぞ。 

この機会にクレジットカードを作ろう

最後に。クレジットカードを怖がらずに持ってみませんか?

レスキュー隊員になった暮角べんり君今後もこのクレジットカード&電子マネー拡大の流れは続いていくはず。そういった中で現金主義者でいることの弊害は、ますます大きなものになるでしょう。

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近くの現金主義者の方にもこの記事を見せてあげて下さい:

また、この記事をぜひ、お近くの現金主義者の方にも見せてあげて下さい。

クレジットカードを持っているのがバレると親に怒られる…などといった純現金主義家庭に育った方も、この記事のアドレスを親に送るくらいなら出来るはず。他人の意見なら、少しは客観的な説得力があると思います。ぜひ、活用してくださいね。

以上、かなりの長文になりましたが、読んでいただいた方、有難うございました!

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