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クレジットカード海外旅行保険の概要とその活用法を徹底解説

記事更新日:2016年8月3日

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海外旅行保険の特徴と活用法

 

クレジットカードに付いてくる保険で、最も代表的なもののひとつが、この海外旅行傷害保険。その名の通り、海外旅行で起こるかもしれない様々なリスクに備える傷害保険のことだ。

 

今回は、この海外旅行傷害保険について、一体どのような保険なのか?といった初歩的な内容から活用方法まで、詳しく解説していこうと思う。海外旅行や海外出張では、この保険のあるなしで安心が変わって来ることもあるので、内容をしっかりと理解して、賢く活用してほしい。

 

なお、海外旅行傷害保険は一般には海外旅行保険と呼ばれることが多いので、なじみやすい言葉として、以下では海外旅行保険という表現を使うことにしたい。

 

このページの目次:

クレジットカードの海外旅行保険についてのまとめ:

海外旅行保険とは?:

海外旅行保険とはどんな保険?

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは、その名の通り、海外の旅行先での思いがけない事故などのトラブルやケガによる損害を補償してくれるという保険。補償内容などの細部はクレジットカードによって異なるが、一般的な補償メニューには以下のようなものがある。

 

参考:海外旅行保険の補償例:
 補償項目  補償内容
傷害死亡・後遺障害 ケガが原因で死亡、または後遺障害が残った場合に保険金が支払われる。
疾病治療費用 旅行先で病気になった場合、病院でかかった治療費が補償される。
※外国では日本の健康保険は使えないことはもちろん、医療費や入院費が日本と比べて桁違いに高額なので重要性が高い
傷害治療費用 旅行中にケガをした場合、その治療費が補償される。
救援者費用 旅行中にケガや病気で入院した場合、日本の家族などが現地に向かう交通費や滞在費が補償される。
賠償責任 旅行中に誤って人にケガを負わせたり、物を傷つけるなどの損害を与えた場合、保険金が支払われる。
携行品損害 携行品が盗難に遭ったり、破損などの損害を受けたりした場合に損害額が補償される。

 

補償内容は、クレジットカードによって異なる:

マタドールになった暮角べんり君クレジットカード付帯の海外旅行保険なんて、どれも同でしょ?そう思っている人が意外と多いようだが、それは間違い。実際には、クレジットカードによって付帯保険の補償内容や補償金額はかなり異なる。

 

上の表の項目で言えば、「傷害死亡・後遺障害」「治療費用(疾病・傷害)」「賠償責任」はほとんどのクレジットカードに付帯しているが、「携行品損害」と「救援者費用」はついていないクレジットカードもある。また逆に、極めて稀ではあるが、一部のゴールドカードやプラチナカードなどには、上の表にはない「航空機寄託手荷物遅延費用」や「航空機遅延費用」など、クレジットカード付帯保険としては貴重な補償が付いている場合がある。

 

一般的には、年会費が高くなるにつれてより充実した保険がついてくることが多い。海外旅行に頻繁に行くという方は、年会費がそれなりにかかったとしてもゴールドカード以上のクレジットカードを持つメリットは大きいし、海外に行く可能性は低いという方は、高い年会費を払ってまで海外旅行保険を付ける必要はない。そのあたりは臨機応変に対応して欲しいと思う。

 

クレジットカードのランクと海外旅行保険の付帯:
クレジットカードのランク 補償レベル 概要&備考
年会費無料カード ☓~△ 年会費無料クレジットカードでは海外旅行傷害保険自体がついていないものが多い。年会費無料で保険が付く場合はむしろラッキーと思った方が良いだろう(年会費無料で海外旅行傷害保険がついているクレジットカードはこちらを参照)。
年会費がかかる一般カード 海外旅行傷害保険がついていないクレジットカードも存在するが、概ね、補償額1000~2000万円程度の保険が付いている。
ゴールドカード ○~◎ 多くのゴールドカードには充分なほどの海外旅行傷害保険がついている。しかしカードによってその保障内容は大きく異なるため、海外旅行傷害保険のためにゴールドカードを作っておきたいという方は、保険の中身をよく比較して申し込んで欲しい。
プラチナカード以上 これ一枚で十分なほどの海外旅行傷害保険が付いている。中には、「航空機寄託手荷物遅延費用」や「航空機遅延費用」などの貴重な補償が付いている場合もあり。ただし、新しく出来たようなプラチナカードでは、保険内容に少し手抜きがある場合もあるため、加入前に補償内容を確認しておこう。

 

ただし、年会費無料カードでも意外と充実した海外旅行保険が付いていることもあるので、見落とせない。まずは、自分が持っているクレジットカードの海外旅行保険はどうなっているのか、公式サイト等で一度チェックしてみて欲しい。手持ちのクレジットカードだけでは補償が足りないと思う時も、まずは年会費無料クレジットカードを追加して補うことを考えてみてはどうだろうか?

 

年会費無料で海外旅行保険が付帯するクレジットカード一覧!

 

 

名前は海外旅行傷害保険だが、出張や留学もOK:

「海外旅行傷害保険っていうくらいだから、海外旅行の時にしか適用されないのでは?」と考える人もいるかもしれないが、実際には海外旅行でも海外出張でも、はたまた海外への短期留学でも補償される。

 

ただし、補償期間は出国から90日までと設定されていることが多いため、それ以上長く海外に滞在する場合には、クレジットカード付帯の海外旅行保険では足りなくなってしまうので注意。とはいえ、ビザの関係上、長期留学か海外赴任以外を除けば、90日以上も海外にいることはほとんどあり得ないと思うので、それほど心配することもないだろう。

海外旅行傷害保険で重視したい補償:

死亡補償よりも治療費補償に注目:

ポンチョスタイルの暮角べんり君クレジットカード付帯の海外旅行保険で重視して欲しいのは、死亡補償よりも治療費の補償。クレジットカード付帯保険の死亡(後遺障害)補償には、疾病による死亡や後遺障害の補償は付いておらず、事故などによるケガを原因とする場合のみ。その確率は極めて低いと言えるのではないだろうか。

 

それに比べれば、海外でケガをしたり病気になる確率は、かなり高い。そして、海外での医療費は日本人が思っているよりもとんでもなく高額。例えば急性腹膜炎(盲腸)の手術でどのくらいの費用がかかるかを見てみよう。2008年の情報ということでやや古いのだが傾向は分かると思うので、AIU保険会社のウェブサイトから抜粋してみた。

 

盲腸の手術にかかる費用:
地域・大陸 都市名(国名) 必要な費用 入院日数
北米 サンフランシスコ(アメリカ) 2,500,000円 入院2泊3日
ニューヨーク(アメリカ) 2,160,000円 入院2泊3日
バンクーバー(カナダ) 1,500,000円 入院2泊3日
ヨーロッパ ジュネーブ(スイス) 2,970,000円 入院3泊4日
ロンドン(イギリス) 1,512,000円 入院2泊3日
パリ(フランス) 1,134,000円 入院2泊3日
ローマ(イタリア) 1,100,000円 入院2泊3日
マドリード(スペイン) 972,000円 入院3泊4日
アジア 香港(中国) 900,000円 入院2泊3日
上海(中国) 680,000円 入院2泊3日
ソウル(韓国) 630,000円 入院2泊3日
バンコク(タイ) 400,000円 入院2泊3日
北京(中国) 200,000円 入院2泊3日
オセアニア シドニー(オーストラリア) 864,000円 入院2泊3日
クライストチャーチ(ニュージーランド) 864,000円 入院2泊3日
ハワイ ホノルル(アメリカ) 1,950,000円 入院2泊3日

 

国内なら、健康保険の3割負担を使うと、手術代・入院費など全てを含めて8~10万円程度ですむ場合が大半。海外、特にアメリカやヨーロッパの医療費がいかに高いかに驚くのではないだろうか?

 

高い医療費を負担してくれる海外旅行保険の治療費保障あ:

緊急入院などということになれば少なくとも数十万円、高い場合には数百万円以上の医療費が必要になる可能性があるのが海外の実情。また、入院が不要な場合でも、ケガや急病などの緊急対応を数時間してもらうだけで20万円近くの医療費を請求されるなどということもあると聞く。救急車も有料だ。日本の医療費の感覚で海外にいくと、とんでもない目に遭ってしまうことだろう。

 

■参考:海外で私が急病になった話:
私の過去の経験談だが、アメリカのロサンゼルスで体調を崩し、急遽、病院にかからなければならなくなってしまったことがある。3時間ほどの処置をしてもらったのだが、特に特別な薬を処方されたわけでも、点滴や注射をしてもらったわけではないのだけれども、その請求額はなんと18万円!お金に余裕があるという方であれば問題ない金額かもしれないが、わずか3時間でこの金額が請求されるのが海外医療なので、『自分は大丈夫!』と思わずに万が一に備えておいて欲しいと思う(この時も、クレジットカードの海外旅行傷害保険を使ったおかげで負担額が0円になった)。
治療費補償は複数のクレジットカードの合算もOK:

治療費補償は複数のクレジットカードの補償の合算も可能。それによって補償額を手厚くすることが可能だ!また、一旦自分でお金を払うことなく、保険会社から直接支払ってもらえる医療費キャッシュレスサービスという、うれしいサービスもある。そのあたりについては、別のページで詳しく説明しているので、ぜひぜひ参考にして欲しい。

 

■参考::医療費補償についての詳しい情報
治療費補償とは?から、治療費補償の賢い活用方法や医療費キャッシュレスサービスの活用の仕方まで。治療費補償について徹底的にまとめています。
海外旅行に必須!クレジットカード付帯海外旅行傷害保険の治療費補償とは?

海外旅行保険の自動付帯と条件付帯:

自動付帯と条件付帯の違い:

女教師になった須田さいこちゃん(べんり君彼女)クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険には、付帯の仕方として、大きく分けて自動付帯と条件付帯の2種類が存在する。

 

自動付帯とは?

自動付帯はその名前の通り、自動的に付帯される海外旅行傷害保険のこと。つまりクレジットカードさえ持っていれば自動的に保険適応となるため、何の手続きもいらないし、保険を有効にするための特別な条件もない。万が一、保険にお世話になりたい時は、カード会社に連絡してその旨を伝えるだけで大丈夫だ。

 

利用付帯とは?

利用付帯の場合には、海外旅行や海外出張にいく際の旅行費用(例えば飛行機チケット代やツアー代など)を、そのクレジットカードで支払っていることが保険適応の条件となる。他にも、海外旅行前にカード会社に連絡をしなければ保険が適応とならないという面倒なクレジットカードも存在する。お手持ちのクレジットカードの海外旅行傷害保険が条件付帯の場合には、旅行前に適用条件をきちんと確認しておいたほうが安心だ。

 

「自動付帯+利用付帯」というケースも:

年会費無料クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合は利用付帯が一般的だが、ゴールドカード以上ならほぼ自動付帯となっており、持っているだけで保険適応されると思っておいて間違いないだろう。プラチナカードなどのランクの高いカードの中には、自動付帯の補償に加えて、利用付帯でさらに手厚い補償を追加できるしくみになっているものもある。

 

クレジットカードのランクと保険付帯条件:
クレジットカードの種類 付帯条件 備考
年会費無料カード  条件付帯が多数 自付帯するクレジットカードは非常に少ない。お探しの場合にはこちらを参照。
年会費がかかる一般的カード 自動付帯が多数 年会費が発生する一般カードの場合には、自動付帯となっていることが多い。
ゴールドカード ほぼすべて自動付帯 よほどの事がない限りは自動付帯となっている。クレジットカードの中にはカードで旅行代金を支払うと、更に条件の良い保険が適応(利用付帯)されるものもある。
プラチナカード  ほぼすべて自動付帯 ゴールドカード同様、よほどのことがない限りは自動付帯となっている。旅行代金の支払いを行うことで更に条件が良い付帯保険にすることができるカードもある。

 

■参考:自動付帯と利用付帯のより詳しい説明を知りたいなら
自動付帯と利用付帯の違いだけでなく、それぞれの注意点や裏技なども詳しく説明している。海外旅行に行く予定のある方は必見!
クレジットカードの国内・海外旅行傷害保険、利用付帯と自動付帯の違い

 

海外旅行中に何かトラブルが起きた時には、日本語で相談できるとホッとできるもの。多くのクレジットカードが海外サポートデスクを用意しているので、出発前に電話番号を確認しておくのをお忘れなく!保険適用についてもしっかりりとアドバイスしてくれるはずだ。

 

 

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